漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第342話 『咆哮!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
"双竜紋"を全開にしたダイ。彼の最後の手とは、竜魔人化でした。
ダイがダイでなくなってしまうなどとレオナは止めますが、みんなの明日が踏みにじられるよりはマシだと、ダイは己を犠牲にするつもりです。
おれがどんな姿になっても驚くなと言うダイに対して、最後までしっかり見届けると言うポップ。
しかしポップたちは、バーンが足元に出現しさせた穴に、吸い込まれてしまいました。
そして、ダイの怒りが頂点に達します。
彼が二つの紋章を額に移すと、その姿は竜魔人と化しました。
ダイの姿を"化物"と吐き捨てたバーンが、"カラミティエンド"で斬りかかります。
ところが、ダイは片手で軽く受け止めると、そのままバーンの角をへし折ってしまいました。
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バーンを睨み付け、咆哮を上げるダイ!
その野獣のように殺気に満ちた目は、もはやダイのものではありません!!
バランから受け継いだ紋章を最大にした事によって、ダイの中で眠っていた魔獣性さえも、バラン級へと変貌したのです!
「"力が正義"・・・!常にそう言っていたな・・・バーン!!」
凄まじい速さの踏み込みで、一気に間合いを詰めたダイ!
その余りにも速すぎる動きに、バーンは反応すら出来ません!!
ダイは連打を浴びせながら、バーンに問います
「これが正義かっ!?より強い力でぶちのめされれば、おまえは満足なのかッ!!?」
今のダイの目こそ、唯一ダイになくてバランにあった、底知れぬ殺気です!
その殺気を手にしたダイは、まさに完全無欠!!
しかし、バーンも負ける訳にはいきません!
彼は魔界を統べる神、大魔王バーンなのです!!
二人の凄まじいぶつかり合いによって、バーンパレスが崩壊し始めました
一方その頃、バーンパレスの奥底へと落とされた仲間たち
彼らは"瞳"の呪縛からは解放されたようですが・・・
マァムは壁に向かって"閃華裂光拳"を放ちますが、傷一つ付ける事が出来ません
代わってクロコダインが思い切り壁を殴りつけると、傷は付くものの一瞬で再生してしまいました
おそらく、この心臓部の壁は魔力炉と同じ材質であり、あらゆる魔力を吸い込んでしまうようです
おまけに、再生能力も異常に高いときています
"マホイミ"まで吸収してしまうとは・・・まさに、打つ手なしの状況です
「じょっ・・・冗談じゃねぇぜ・・・!ここまで来てっ!!」
"メドローア"を構えるポップ!
ポップは、自身最大の技で壁をぶち壊すつもりです!!
しかし・・・!?
光の矢は、壁の中へと吸収されてしまいました
極度の疲労からか、一瞬ポップは気を失ってしまいそうになりました
しかし、すぐに持ち直した彼は、絶対に何か手はあると諦めた訳ではなさそうです
あのダイが、全てを捨ててまで闘っているのです!
彼らは、石にかじりついてでも、脱出しなければなりません!!
次回に続く・・・
まとめ
竜魔人と化したダイは、唯一彼がバランと比べて持っていなかった、底知れぬ殺気を手に入れました。
これで、とにかく目の前の敵をぶちのめすという、いままでは無かった非情さが彼を強くしたようです。
ダイらしくないといえばそれまでですが、バーンに勝つには自分らしさを捨てるしかないのです。
しかし、バーンも当然負けられません。彼には彼で、魔界に太陽をという背負っているものがあります。
お互いに負けられない闘いは、今後どのような展開を見せるのでしょうか?
そして、"瞳"に変えられていた仲間たちは、元の姿に戻れたようです。
しかし、"閃華裂光拳"や"メドローア"をもってしても、脱出できない場所に閉じ込められています。
魔力は吸収され、物理攻撃でも直ぐに再生してしまうとなると、もう方法はなさそうですが・・・!?
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