漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第324話 『天地魔闘の死角・・・!!?』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
"瞳"に変えられず、バーンと闘う権利を得たのは、ダイ、ポップ、アバン、ヒム、ラーハルトの5人でした。
ここでポップは、"瞳"にされてしまった残り4人の事を、むしろ好都合だと言います。
それは、死にかかっている仲間の回復だけでも一手間であり、宝玉になっている方がかえって安全だからです。
その冷静な状況判断に、アバンはポップにマトリフを重ねました。
そして、バーンの"天地魔闘の構え"に対し、アバン、ヒム、ラーハルトの3人が飛び掛かります。
各々、自身の持つ必殺技を放った3人でしたが、"天地魔闘の構え"の前に一瞬で倒されてしまいました。
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"ハーケンディストール"を掌圧で弾き返し、"アバンストラッシュ"を"カイザーフェニックス"で撃墜、そして"闘気拳"を手刀で砕いたバーン!
3人がかりで襲い掛かったアバンたちでしたが、結果はバーンに傷一つ付ける事すら出来ませんでした
ポップは、その一部始終を目に焼き付けていました
3人がまだ生きている事を確認したダイは、彼らに攻撃をやめさせようとします
しかし、ポップはダイを羽交い締めにして、行かせようとはしません
諦めて命乞いでもするか?それとも再び、死の奥義の懐に飛び込んでくるか?
バーンは彼らに選択を求めますが、答えは一つしかありません!
しかし、再び立ち上がろうとしたのは、ヒムとラーハルトだけでした
致命傷を負ってしまったアバンは、バーンの光線を浴びてしまいます
「・・・あいにくと・・・切れ者なら私以上がもういる・・・」
アバンの元に駆け寄り、彼を助けなかった事を謝罪するポップ
しかし、アバンは分かっていました
ポップが、アバンのアドバイスを忠実に守り、心を鬼にしてダイを引き止めた事を・・・
"大魔王を倒せるのは、勇者の一太刀のみ"
大魔王を倒せるのが勇者だけであるように、勇者の強さを引き出す事が出来るのは、この闘いを最初からずっと共に生き抜いてきたポップだけだと言うアバン
アバンは二人に勝利を託し、"瞳"へと変化してしまいました
そしてポップは、その"瞳"を握りしめ勝利を誓います
しかし、今は余韻に浸っている場合では無い筈です
ところが、ヒムとラーハルトはバーンの次の攻撃に備えていますが、ポップは"瞳"を見つめたままボーっとしています
彼は早く構えるよう、仲間たちからせかされますが・・・
バーンの"天地魔闘の構え"を見抜いたと言う、ポップ
それは、"受け"の奥義であり、要するに"返し"の技だという事です
おそらく、バーンが真の強敵に出会った時のみに使用する技であり、相手に先手を打たせた所で、攻・防・魔の3大必殺技を叩きこみ、完膚なきまでに敵を粉砕する!
しかし、そのためには莫大なエネルギーが必要です
不動の構えは、余分なエネルギーを消費しないためでもあると、ポップは分析します
アバンが言い残した言葉が、苦し紛れの捨て台詞ではなかったようだと言うバーン
ポップのような小僧が、自身の奥義を見抜いた事に、少し驚いた様子です
しかしながら、それが分かった所で構えを崩せた訳ではありません!
確かに、バーンの言う通りです
ポップは、先ほどからダイが全く回復していない事に、気が付いていました
彼の考えでは、バーンの1回目の攻撃後から次にエネルギーが蓄積されるまでの、僅かな隙を突くしかないのですが・・・
ここにいる誰もが、そんな体力は残されていません
すると!?
突如、バーンが構えを解き、攻撃に転じます!
一同が焦る中、ポップはヒムとラーハルトに、とんでもない事を言い出します!!
次回に続く・・・
まとめ
ヒム、アバン、ラーハルトという1人でもトップレベルの強者たちが、3人束になってもバーンに傷一つ付ける事が出来ませんでした。
しかも、アバンというパーティーきっての切れ者を失ってしまいましたが、彼はポップにその役目を託していきました。
前回、ポップにマトリフを重ねたアバンは、ポップの事を自身以上の切れ者だと認めたのですね。
初めて彼が登場した頃の事を思うと、もはや別人クラスの成長です。
その証拠にポップは、一目見ただけで"天地魔闘の構え"がどういう技か、そしてその隙までも見抜いてしまいました。
しかし、せっかく隙を見つけても、それだけでは勝てません。
ダイは未だ回復しておらず、ヒムとラーハルトもバーンにはとても太刀打ち出来そうにありません。
そんな状況でポップは、彼らに生命をくれと言っていましたが・・・果たして彼は、どんな作戦を思い付いたのでしょうか!?
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