ドラゴンクエスト ダイの大冒険の外伝的なスピンオフ作品である、 勇者アバンと獄炎の魔王の第14話 『これが魔王だ』ネタバレ、感想記事です。
今回の内容は、Vジャンプ2022年1月号でご覧になれます。
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※ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
・魔王の強さ
アバンが、キギロやガンガディアとやり合える力を付けたと知ったハドラーは、その力を"味見"すべく姿を現しました。
そして彼は、街を焼き尽くすべく地獄の炎を放ちます。
対するアバンは"ヒャダルコ"を放ち炎をかき消そうとしますが、全てを消しきる事が出来ません。
アバンとハドラーの激しい肉弾戦が繰り広げられます。
そんな中、ハドラーはイオ系の呪文を放ちますが、アバンは"海波斬"で見事に呪文を斬りました。
原作では、ハドラーの"ベギラマ"を斬っていました。
アバンは、今までの成果が正しいか確かめるために"アバンストラッシュ"を放ちます。
ところが・・・!?
なんとハドラーは、腕だけで耐えきってしまったのです。
まだ何かが足りないと、直感するアバン。
しかし、カールで放った時の威力に限りなく近かったと言うハドラーは、オレがあの時のままであれば決まっていたと、アバンの成果を認めました。
どうやらハドラーは、食べ続ける事によって魔族の骨格が金属化していくという、"魔鉱石"を手に入れたようです。
ロカに腕を切られた事を根に持っている彼は、いかなる刃でも断ち切れない身体へと進化を遂げていたのです。
レイラが駆け付け、ハドラーに攻撃しますが全く相手になりません。
そこで、アバンとレイラが同時攻撃を仕掛けようとしますが、ハドラーは"イオナズン"の構えに入りました。
爆心部から少しでも離れる事ぐらいしか方法がない中、アバンは背後にいた瓦礫に足を取られた子供を発見します。
「レイラ!こうなれば・・・!」
ハドラーから"イオナズン"が放たれ、アバンたちは大爆発に飲み込まれてしまいました・・・
・マトリフVSガンガディア
地底魔城では、ガンガディアに手柄を取られたくないキギロが、這いつくばりながら戦場に向かおうとしていました。
そんなキギロを見るに見かねたバルトスが、無理をするなと引き止めます。
この身体が早く治る方法はないものかと考えるキギロは、"キメラ"を見て何かを思い付いたようです・・・
ハドラーは、ガンガディアを連れてきていました。
彼は、トロルやギガンテスの大軍と共に、マトリフとロカの前に現れます。
ガンガディアは、アバンの退路を断つために、街の外側から破壊していく役割を担っていました。
二人は何とかトロルたちを倒し、ロカはアバンの元へ、マトリフはガンガディアの相手をします。
ガンガディアからすれば、アバンとマトリフを分断できただけで十分だそうです。
彼は、マトリフに強力な呪文を放たれぬよう、常に接近して闘うつもりです。
マトリフは"トベルーラ"を使い、ガンガディアとの距離を取ろうとします。
しかし、ガンガディアも"トベルーラ"でマトリフを追いかけます。
こうして、二人の空中戦が始まりました。
・絶対絶命!?
"イオナズン"の爆発に巻き込まれたかに思われたアバンとレイラでしたが、彼らは何とか生き残っていました。
二人は、お互いの"バギ"を重ね、"イオナズン"の威力を軽減していたのです。
ハドラーは、アバンが子供の命を守るために、防御法を選んだ事を知ります。
子供の命を"つまらん命"と吐き捨てた彼は、アバンの甘さを致命的な弱さだと指摘しました。
しかし、アバンにとって子供は、明日の世界の主役であり、つまらない物なんかではありません。
アバンはまだ伸びると認めた上で、その甘さからこの先、他愛もない闘いで命を落とすぐらいであれば、魔王と闘って死んだ方が拍が付くと、ハドラーはこの場で彼を殺す事を決めます。
そして、2発目の"イオナズン"を構えるハドラー。
流石に、2発目の極大呪文は無いと考えていたアバンたちは、なす術がありません。
しかし、ここでハドラーの腕をロカが斬りつけました!
・感想、まとめ
ハドラーが、これぞ魔王と言わんばかりの強さを見せつけました。
原作で彼が肉弾戦をも得意とするのは、今回登場した"魔鉱石"によるものなのかも知れません。
また、キギロが"キメラ"を使って、何をするつもりなのかも気になります。
絶対絶命のピンチにロカが駆け付けてくれましたが、果たして戦況を変えられるのでしょうか!?
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