漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第40話 『これが地底魔城だ!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
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前回のあらすじ
絶体絶命のピンチのダイを救ったのはクロコダインでした。
クロコダインは、ガルーダを呼び出しダイとポップを逃がします。
人間の素晴らしさを涙ながらに諭すクロコダインでしたが、ヒュンケルは全く聞く耳を持ちません。
ダイとの戦いの傷が癒えていないクロコダインは、ヒュンケルに圧倒されてしまいます。
一方、一命を取り留めたダイの前には、剣を構えた一人の男の姿が・・・
彼の正体はいかに?
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ヒュンケルとの戦闘中に意識を失ったマァム
体を揺さぶられ意識が戻りました
するとマァムの目に飛び込んできたのは、モンスターのドアップでした
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ビックリして暴れるマァムですが、あまり暴れると逆に危険なようです
奈落の底まで続く様な螺旋階段の行き先は、どうやら不死騎団の根城である地底魔城みたいです
ヒュンケルは、幼少期を過ごし、父親の墓でもある地底魔城を自分の根城としていたのでした
死火山の火口へと続くこの道を通ってヒュンケルの元へと運ばれるマァムでした
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地底魔城の奥深く、玉座に構えるヒュンケル
ヒュンケルの元に魔軍司令ハドラー到着が伝えられました
15年ぶりの地底魔城を懐かしむハドラー
ここはかつて、ハドラーが魔王であった頃に本拠地としていた場所でした
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ヒュンケルはハドラーを嫌味混じりに迎えました
どうやらハドラーとヒュンケルの関係はあまり良くないようです
ハドラーも少し嫌味を込めて、ダイ討伐をヒュンケルだけでは心配だったと返します
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ハドラーやフレイザードに口出しされる事がよほど鬱陶しかったのか、ヒュンケルはハッキリと物申します!!
ヒュンケルにとってハドラーは尊敬に値しない相手だと言う事がよく分かります
しかし、流石のヒュンケルも大魔王バーンの事は敬っているようです
モンスター達の誰もが恐れ、敬うバーンは一体どの様な人物なのでしょうか?
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歯向かうヒュンケルにいい気はしないハドラーですが、大魔王バーンの名前が出てはどうしようもありません
話題をクロコダインに変えます
ハドラーは、完治しないまま消えたクロコダインの行方を気にしているようです
しかし、ダイに寝返ったクロコダインをかばったのか、ヒュンケルは知らないと嘘を付きました
何故ウソをついたのかは分かりませんが、少しはクロコダインの想いが伝わったのでしょうか?・・・
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ハドラーが強ければ父親は死なずにすんだ・・・
いずれ己の非力さを思い知らせてやる・・・
ハドラーも父の死の一因であると考えているヒュンケルは、忠誠心など欠片もありません
侮辱ともいえる一言を浴びせられたハドラーは、内心穏やかではありません
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大魔王バーンは何故ヒュンケルをかっているのでしょうか?
そこには不死騎団を統率するには生命ある人間が最適であること・・・
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そして何よりも、ヒュンケルの目に惚れ込んだようです
自分以外の全てを呪い、やり場のない怒りをみなぎらせた目・・・
生みの親に捨てられ、育ての親を人間に殺され、人間に対する復讐のみが生きる糧になっているヒュンケルの目は、大魔王バーンにとって理想の戦士・・・
人間を滅ぼそうとしている大魔王バーンからすれば、当然と言えば当然だと思います
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ハドラーとしてはヒュンケルがバーンに気に入られている事は引っかかりますが、ダイを倒すという目的を達成できれば、それはそれでいいようです
しかも失敗すればヒュンケルを処罰する口実ができるため、ヒュンケルとダイが戦う事はハドラーにとって都合がいいのです
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場面は変わって、手当をされるダイ
前回の終わりに現れた謎の男は、どうやら味方だったようです
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レオナの傍には、常にパプニカ最強の賢者3人が付いているというバダック
きっと無事であると言います
レオナは、ダイが現れればパプニカは救われる!
そう言って、みんなの士気を高めていた様です
ダイ達はヒュンケルに負けたなど口が裂けても言えません・・・
するとポップがダイに、何故紋章の力を使わなかったのか?と尋ねました
ダイは、自分と同じ境遇のヒュンケルに同情したようです
自分を育ててくれたブラスじいちゃんが、同じように死んでしまったら・・・
アバンを恨まずにいられただろうか?
そう考えると、心の優しいダイはヒュンケルに怒る事ができなかったのです
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しかし、それを聞いたポップはダイに喝を入れます!
ヒュンケルを倒さなければマァムもレオナも救えない!
優しすぎるダイを奮い立たせるために、ポップはダイ現実を突きつけるのでした!!
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次回に続く・・・
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まとめ
ヒュンケルとハドラーのやり取りが印象的でした。
そもそもハドラーがアバンに勝っていれば、父親は死なずにすんだ・・・
ヒュンケルにとって父親の死に関わる者は、全て敵とみなすようです。
裏返せば、それだけ父親への愛情が大きかったという事だと思います。
やはり、その辺が人間らしいと感じます。魔物なら親への愛情はそこまで無いでしょう。
そして、そんなヒュンケルに怒り切れなかったダイは、少し優しすぎるのでしょうか?
時には非情にならなければならない、というポップの考え方の方が現実的なのでしょうか?
こればかりは、どちらが正解だとも言い切れないと思います。
また、ヒュンケルは幼少期を過ごし、父親の墓でもある地底魔城を、自分の根城としています。
不死騎団が、地底魔城のあるホルキア大陸に進行したというのも、何か因縁の様な物を感じます。
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