漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第41話 『稲妻にかけろ!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
意識が戻ったマァムは魔物によって、不死騎団の根城である地底魔城へと連れられていくのでした。
そこは、かつてハドラーが魔王であった時に本拠地としていた城でした。
15年ぶりに地底魔城へと現れたハドラーを迎えるヒュンケル。
2人の仲は決して良好と言えるものではありませんでした。
一方、ダイ達の前に現れたレオナの兵士に手当をしてもらったダイ。
ヒュンケルに同情し怒り切れなかったダイに、もう一度ヒュンケルと戦うよう奮い立たせるポップでした。
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早朝ダイが目覚めると、ポップの姿が見えません・・・
すると森の奥から眩い閃光が!!
何事かと、光の方向へと急ぎます!
そこには新しい呪文の契約を済ませたポップの姿がありました
どうやらポップはヒュンケルに勝つために呪文を習得したようです
しかし、ヒュンケルには呪文が通用しないはずですが・・・
ポップが習得した呪文は、"ラナリオン"という雨雲を呼ぶ呪文だそうです
雨雲を呼んで一体何をするつもりでしょうか?
ポップはヒュンケルに勝つために、一晩中考えました
そして、確実にダメージを与える呪文を思いついたのです
その呪文は、"ライデイン"!!
敵に稲妻を落とす呪文であるライデインであれば、鎧を伝ってダメージを与えられるはずであるとポップは考えました!!
とはいえ、ライデインは勇者のみが使える呪文・・・
ポップにもダイにも扱う事は出来ません
しかし、ポップにはちゃんと考えがありました
その考えとは、ポップがラナリオンで雷雲を呼び、ダイが雷を落とすという連携技です
これならライデインを放つ事が出来るはずです
早速二人は試してみます!
ラナリオンを唱え雷雲を呼んだポップは、全身への重圧を感じます!
どうやらラナリオンは、高レベル者が扱う呪文のようです
ダイは、天を指さし一気に稲妻を落としました!!
2人の連携技で、見事ライデインを放つ事が出来ました!!
しかし、目標には惜しくも命中しませんでした・・・
命中率を上げるため、2人の特訓が始まりました!
場面は変わって、地底魔城に捕らえられたマァムの元にヒュンケルがやってきました
たとえ敵でも、女性は殺すなと父親から教わったというヒュンケル
その教えを今でも守るほどに、父親の事を尊敬しているのです
尊敬する父親を正義の名の元に殺したアバンを、ヒュンケルはやはり許す事が出来ないようです
そして、その正義さえも敵だと思っているヒュンケル
そんなヒュンケルにマァムは同情します
そして、正義を憎むのは間違っていると諭すマァム
立派な武人であったヒュンケルの父親が、そんな事を望んでいるわけがないと・・・
そんな言葉をマァムからかけられたヒュンケルは、怒りに身を任せてマァムを叩いてしまいました!
冷静なはずのヒュンケルが熱くなってしまうとは・・・
自分の根本にある復讐という物を、完全に否定されてしまったからでしょうか?
牢屋を飛び出したヒュンケルは、無抵抗な女性に手を上げてしまった事を後悔します
マァムの目を見ていると、何故だか言葉を返せなくなってしまったヒュンケル
父親が死んでから愛情を受ける事なく育ったヒュンケルには、自分の事を想い涙したマァムの目に、心に響く何かがあったのでしょうか
そんな様子を見ていた者がいます
妖魔司教のザボエラです
ザボエラの目には、ヒュンケルがマァムを女として気に入っている様にうつりました
ザボエラは、自分の魔法でマァムをヒュンケルの虜にしてやろうかと誘惑します
しかし、ヒュンケルはそんな誘いには乗りません
逆にその様な卑劣な方法を提案するザボエラに、怒りを露わにします!
そしてヒュンケルは再度、自分の信念を貫くことを誓うのでした
一方、ダイとポップはライデインを命中させるために、半日以上も特訓を続けていました
そして、特訓の成果もあり・・・
見事、ライデインが命中するようになってきた2人
次回に続く・・・
まとめ
ヒュンケルを倒すためにライデインを思いついたポップ
彼もダイ同様、戦闘のセンスに溢れています
そして、マァムに自分の根底にある考えを全否定されたヒュンケルは、反論できずにあろうことか手を出してしまいました。
父親の教えを破るほどに冷静さを失うとは、ヒュンケルの中でそれほどの葛藤が起きたのでしょうか?
だとすれば、正義の心を取り戻すチャンスはまだありそうです。
特訓の末、ライデインを命中させる事に成功したダイとポップは、果たしてヒュンケルに勝てるのでしょうか?
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