漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第310話 『戦慄の事実・・・!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
アバンと共に魔王ハドラーと闘った過去を明かした、ブロキーナ。
彼はミストバーンが、何らかの方法で自身に"凍れる時間の秘宝"をかけて、戦闘に応用しているとにらんでいます。
そして、次なる世代を救うために本気を出したブロキーナは、攻撃をかわすだけでなく顔面に連打をぶち込んでいます。
ポップの準備が整うと、ブロキーナはミストバーンを宙に浮かせるため、"武神流土竜昇破拳"を放ちました。
しかし、フルパワー状態が1分しか持たず、不発に終わり捕らえられてしまいます。
このまま"メドローア"を放てば、間違いなくブロキーナは死んでしまいますが、彼はそのまま撃てといいました。
その言葉に、本当にそのまま"メドローア"を放ったポップ。
彼はその後すぐに、"ルーラ"を唱え光の矢を追い抜くと、ブロキーナを救い出しミストバーンの顔面を踏み台にして、飛び上がりました。
体制を崩されたミストバーンは、距離的にも"メドローア"を絶対にかわす事が出来ない状態です。
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あの体勢では、絶対によけようがない!
その時、誰もが勝ちを確信しました!!
しかし・・・!?
なんとミストバーンが襲い掛かる光に矢に手をかざすと、そのままブロキーナを抱くポップの方へと弾き返してしまいました!!
信じられない事が起きてしまいました!
まさか、"メドローア"を弾き返すなんて!
そして、宙に浮いていたポップとブロキーナは、跡形も無く消えてしまったのです!!
「・・・終わりだ・・・!」
ヒュンケルがそう呟くと同時に、マァムは膝から泣き崩れてしまいました
他の仲間たちも俯いて、下を見たままです
開き直ったヒムは、煮るなり焼くなり好きにしろと座り込んでいます
彼らの姿を見たミストバーンは、ポップがいかに大きなウエイトを占めていたのかを知りました
キルバーンが言っていた、チームのムードメーカーであり真っ先に倒すべき相手だという、言葉の意味を理解したようです
そして、彼の健闘は尊敬に値すると言うミストバーン
「この私に、フェニックスウイングまでも使わせたのだからな・・・」
あらゆる呪文を弾き返すという、禁断の技"フェニックスウイング"
こればかりは、"メドローア"でも例外ではないようです
しかし、ミストバーンが今の姿で闘う事自体が、禁断の行為だと言うミストバーン
その意味でもポップたちは、称賛に価するのです
ここでヒュンケルの中で、疑問や違和感という点と点が、線に繋がります
・・・フェニックス・・・!不死鳥・・・すなわち!!
情けをかけられるなどという侮辱を味わうぐらいなら、早く殺せと言うラーハルト
今自分が死んでも、必ずダイ様がお前を殺しに行くと捨て台詞を吐き捨てます
そんな彼に、ミストバーンは一瞬で楽にするつもりです
そして、後から来るダイをあの世で待っていろと・・・
なんと!?ヒュンケルは、大魔王バーンを殺す事が不可能であるという事を、否定せず、むしろ肯定しました
ダイにバーンを殺す事は出来ないと言うヒュンケル
なぜならそれは、本物のバーンが彼の目の前にいるからです!!
にわかに信じがたいヒュンケルの発言に、ヒムが食って掛かります!
ミストバーンとバーンが一緒にいる所は、ここにいる誰もが何度も見ているはずだと!!
ヒュンケルは、最初にミストバーンが素顔を見せた時から、その気配が誰かに似ていると感じていました
それは他でもない、大魔王バーンだったのです
その声は若々しい声であれこそ、口調は発音などはバーンと同じだと言うヒュンケル
おまけに、仕草も戦法も全てがバーンに通じる物があると言います
ミストバーンが長年無言を強いられていたのも、万に一つバーンをよく知る相手に聞かれた場合に、共通点を見抜かれる恐れがあったからではないか?
大魔王が黙れぬなら、その影が黙る以外に方法はない!
「ほぼ正解だとだけ言っておこう」
そう言うとミストバーンは、彼ら全員をあの世へ送ろうと手をかざします
すると・・・!?
ミストバーンの背後に、人影が現れます
「・・・そりゃあないよ・・・!」
その人影は、せっかくここまで言ったのであれば、最後まで言わせてあげたまえとミストバーンを説得しました
次回に続く・・・
まとめ
まさか、"メドローア"を弾き返してしまうとは・・・もはや、打つ手なしといった所です。
それもそのはず、ミストバーンの正体は大魔王バーンそのものであったのです。
いくら何でも、相手が悪すぎたのですね。
それにしてもポップとブロキーナは、本当に跡形も無く消え去ってしまったのでしょうか?
もし"メドローア"の直撃を受けてしまったのであれば、残念ながらもうこの世にはいないでしょう。
余りにもあっけない最期に、何とか生きていて欲しいと願うばかりです。
そして、ミストバーンだけでも打つ手なしの状況で、キルバーンまで登場してしまいました。
果たしてヒュンケルたちは、この絶対絶命のピンチを脱する事が出来るのでしょうか!?
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