漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第284話 『正義の後継者!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
異空間に引きずり込まれたアバン。
彼はキルバーンに暗殺されたかに思われましたが、どうやら違うようです。
彼を引きずり込んだのは、キルバーンではなく"ジャッジ"という決闘用ロボットでした。
復讐に燃えるキルバーンは、この異空間でアバンと正々堂々と一対一の決闘をするつもりです。
そして"ジャッジ"は、決闘に負けた者の首を切るという、恐ろしいロボットなのでした。
決闘を拒否する権利のないアバンが剣を抜くと、なんとキルバーンも剣を抜き、二人の死闘が始まりました。
キルバーンの凄まじい速さの突きが、アバンを襲います。
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"ジャッジ"を使った決闘は、誰にも邪魔はできない・・・
そう断言する、ミストバーン
"ジャッジ"は敗者の首を切った後、自身も自爆し、勝者だけが現実の空間に戻ってくる事が出来るのです
では、一体どうすればアバンを助けられるというのでしょうか!?
それであれば話は早い!
ダイ、ポップ、マァムの3人は、ミストバーンを倒し、力尽くでアバンを救う方法を聞き出すつもりです
しかし・・・!?
冷静に状況を判断したレオナは、3人を引き止めます!
ミストバーンは、アバンを救う方法を知らない・・・
というよりも、そもそも"ジャッジ"を外の世界から妨害する事は、不可能だと気付いたのです
ミストバーンの使命は、大魔王バーンの生命を守る事です
そのためには、もし負けるような事があっても、ダイたちに少しでもダメージを負わせておきたいのです
このままでは彼の思う壺ですが、そうは言っても目の前で師匠が封じ込められているのに、何もせずこの場を去ることなど出来ません
少し躊躇したダイですが、どうせミストバーンも倒さなければならない相手だと、剣を抜き斬りかかっていきました!
そんなダイを見つめるレオナは、複雑そうな表情をしています
そして!?
ダイとミストバーンが衝突する寸前、二人の間から眩い光が発せられました!
羽を投げたのは、レオナでした!
しかし、なぜ彼女が!?
一方その頃、キルバーンの剣術の前に追い詰められたアバン
「・・・これでとどめっ!!」
膝をついてうつむくアバンの脳天を、キルバーンの剣が襲います!
すると!?
なんとアバンは、まるでカウンターで合せるように"アバンストラッシュ"を放ち、キルバーンに78のダメージを与える事に成功します!!
実はアバン、以前キルバーンと対峙した際、本気で闘っていなかったのです
深手を負わせる事も出来たが、敢えて仮面を割るだけにとどめた・・・
アバン自身も、あそこで力尽きる訳にはいかなかったという理由もありますが、キルバーンの矛先を自分に向けるためでした
それによって、ダイやポップの邪魔させないよう仕向けたのです
ですからアバンからすれば、異世界でキルバーンと戦い続ける事は、むしろ本望なのでした
世界に平和が訪れる事が究極の目的であり、ダイが大魔王バーンを倒してさえくれれば、自身はどうなっても構いません
そして、彼らを導く自身の後継者にも、すでにその意志は伝えてあるのでした
その類まれなるカリスマ性で、みんなをまとめ正義のパーティーの真のチームワークを提唱できる人物は、この世に一人しかいません!
それこそが、"レオナ"なのです!!
アバンに羽を託されたレオナは、勇者アバンの名の下に命じます
次回に続く・・・
まとめ
アバンがレオナを探索に同行させたのは、自身の後継者に任命するためだったのですね。
確かに、若くしてパプニカ王国の王女として、カリスマ的な指導者となった彼女であれば、勇者一行のリーダーとして相応しいでしょう。
そして、アバンが初めてキルバーンと対峙した時から、こうなる事を予想しており、敢えて自身に矛先が向かうよう仕向けていたとは驚きです。
やはり彼の、その頭脳と先を読む力においては、他者の追随を許さないほどずば抜けているようです。
果たしてアバンは、このまま異世界から帰ってくる事が出来ないのでしょうか!?
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