漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第285話 『勝利への誓い・・・!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
アバンの救い方を知っている様な素振りを見せるミストバーンに、ダイたちは力尽くで聞き出そうとします。
しかし、"ジャッジ"を外から妨害する事は不可能であり、ミストバーンはもし負けても、少しでもダイたちにダメージを与え、大魔王バーンが有利に戦えるように企てていると、レオナは察知しました。
しかし、アバンを見捨てられないダイがミストバーンに斬りかかると、レオナはアバンから受け継いだ羽を投げてダイを制止します。
一方、キルバーンの前になす術のないかに思われたアバンでしたが、アバンストラッシュでダメージを負わせる事に成功しました。
実はアバン、自身に矛先を向けさせるために、初めて対峙した際、本気を出さずに敢えて仮面だけを割っていたのでした。
彼は、異空間で永遠に戦い続けても、その間にダイが大魔王を倒してくれさえすれば良いと、覚悟を決めていたのです。
アバンから後継者に任命されたレオナは、「全ての戦いを勇者のためにせよ」と、声高らかに命ずるのでした。
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すべての戦いを勇者のためにせよ・・・!!
これからの戦いは全て、ダイがいかに無傷に近い状態で、大魔王の前まで辿り着けるかにかかっていると言うアバン
アバン自身を含む仲間たちは、その一点に全ての力を注がなければなりません!
想像を絶する力を持つ大魔王には、勇者の一太刀こそが対抗しうる最大の戦力なのです!!
アバンの弟子たちはみんな心優しいのですが、戦いという物は非情なものです
時として優しさだけでなく、厳しさを持って勝利のために進まなければなりません
そんな時、みんなを引っ張っていけるのは、レオナしかいない・・・
アバンが彼女を、自身の後継者に選んだ理由は、彼女の生まれ持つ器量にありました
アバンは、次にダイたちに強敵が襲い掛かった際は、ヒュンケルに続き自身が受けて立つつもりです
その後、レオナにみんなへの指示を与えて欲しいと、羽を託したのです
羽を託されたレオナは、安堵の表情を見せます
彼女はアバンが、再度ダイたちのために、生命を捨てようとしているのかと思っていたからです
二度も死ぬのはゴメンだと言うアバン
彼がレオナに託した羽は、半分でした
残りの半分は、今まで通り彼が持っています
アバンは、武器として羽をレオナに託したのではありません!
正義の使徒に征く道を示す象徴として、この羽を残してくれたのです!!
アバンは、勇者ダイの勝利のために敢えてキルバーンとの対決に臨んだのです
それはかつて、彼が勇者だった頃に仲間たちがそうしてくれたように・・・
勇者の仲間を名乗るのであれば、ポップたちも同じ様にダイのために戦わなくてはなりません
彼らは覚悟を決めました!
しかし、しびれを切らしたミストバーンの"ビュートデストリンガー"が、ダイを襲います!!
すると!?
ミストバーンは、俺が一人で食い止めると言うポップ
彼には、アバンやマトリフの真似事は無理でも、ヒュンケルのやれた事ぐらいはやっておかないと、恰好がつかない個人的事情があるのです
しかし・・・!?
"ブラックロッド"を支える、何者かの手が・・・
マァムです!
彼女はポップを小突くと、見くびらないでほしいとご立腹です
彼女はヒュンケルとの比較で、ポップを好きになったりはしないと断言します
という訳で、この場はポップとマァムが引き受けます
みんなが力を合わせて、ダイを先に行かせようとしているのです
なのに、肝心のダイがくよくよ迷っている場合ではありません!
意を決し、駆け出したダイ!
しかしながら、そのまま行かれてはマズイミストバーンは、彼を引き止めます
大切な仲間が死んでしまっても、いいのだな・・・!?
その言葉に一瞬心を動かされるダイですが、それを断ち切る様に、ポップたちが両者の間に立ちはだかりました
レオナに、ダイの道標を託したマァム
笑顔で頷くレオナは、ダイを連れてその場を後にします
次回に続く・・・
まとめ
すべての戦いを勇者のためにせよ・・・
この言葉の示す通り、恐らく大魔王バーンにはダイの攻撃以外は有効ではないのでしょう。
ゲームでも、伝説の武器を装備した勇者の攻撃が、ラスボスに有効である事が多々あります。
それを上手く表現した、ダイの大冒険屈指の名言です。
そして、ミストバーンはその事実に気付いているようですね。
少しでもダイの体力を削っておきたい彼は、このまま見逃してくれそうにはありません。
断末魔の叫びとは・・・一体!?
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