漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第286話 『不動!!ミストバーン』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
すべての戦いを勇者のためにせよ・・・!!
この言葉には、勇者の一太刀のみが大魔王への有効打となるため、仲間たちが全ての力を注ぎ、勇者が無傷の状態で大魔王の前まで行けるようにするという意味がありました。
かつて、アバンの仲間たちが彼にしたように、アバンもダイのために敢えてキルバーンとの対決に臨んだのです。
そして、羽を託されたレオナは、仲間たちを導くために羽を投げ入れたのでした。
自分の使命を全うしようと、ポップは一人でミストバーンを相手すると言い出しますが、そこにマァムも加わりました。
仲間たちの行動に覚悟を決めたダイは、レオナと共に先を急ぎます。
しかし、このまま行かす訳にはいかないミストバーンは、ポップたちの断末魔の叫びをダイに聞かせるつもりです。
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ポップとマァムの、まるで夫婦のように息がぴったりなやり取りを見たレオナは、この場を任せる事に安心しました
しかし、敵は並みの相手ではありません
相手は、魔王軍の最後の大幹部"ミストバーン"なのです
自分の力を信用されていないと思い、ガッカリするポップ
しかし、マァムはポップを信用していない訳ではありません
"シャハルの鏡"の件もあり、念には念を入れているのです
それよりも彼女は、"閃華裂光拳"の方が確実にダメージを与えられると睨んでいます
ポップが呪文で動きを封じ、マァムが"閃華裂光拳"を決める!
シンプルですが、これが一番効果的な攻撃です
一方のミストバーンは、ダイを追おうと思えば簡単なはず・・・
しかし、この"白い宮庭"を自身の最後の決戦に地と決めた彼は、ウロウロ動きまわるような無粋な真似はしません
舐められた二人は怒りを露わにしますが、ミストバーンからすれば彼らなど、足止めにすらならないと笑いとばされてしまいました
ロンベルク級ならまだしも、アバンやヒュンケルですらない相手など、この場を一歩も動かずに倒せると余裕を見せています
そして、必ずダイの歩みを止め、ここへ引き返させると・・・
飛び掛かる二人に、"闘魔傀儡掌"を放ったミストバーン!
その瞬間!?
なんとポップは、"ブラックロッド"を伸ばし上空へと回避しました!
そして空中から、"イオ"の連打を浴びせます!!
しかし、そんな事は百も承知のポップ!
彼はミストバーンの手を塞ぐために、わざと呪文のランクを落としていたのです!!
そして、そこにマァムが突っ込み、左拳でミストバーンの衣を裂く事に成功しました!
ここまでは、二人の狙い通りです!
最後にマァムの右拳が、ミストバーンの顔面を捉えました!!
確かに、顔面を捉えたはず!?
しかし、不敵な笑みを浮かべたミストバーンにダメージはありません!
彼は驚く二人を、あっという間に締め上げてしまいました!!
生身の生命体であるはずなのに、なぜ"閃華裂光拳"が効かないのか!?
目の前の状況が理解できない二人は、どんどん締め付けられていきます
そんな二人を、心配そうに見つめるダイ
ポップは自分たちに構わず先に行けと言いますが、ダイが彼らを見捨てる訳がありません
ダイが戻ってきた時点で、二人は殺されてしまいます
このまま彼が戻ってきても、無駄足になるだけなのです
本当に来ないでくれと叫ぶポップ!
万事休すかと思われた、次の瞬間!?
突如、ミストバーンの背後から何者かが襲い、ポップたちが解放されました!
そのシルエットには、見覚えがあります
ヒュンケルが助けに来てくれた・・・そう思った二人ですが、どうやら違うようです
次回に続く・・・
まとめ
ポップとマァムの見事な連携攻撃により、"閃華裂光拳"を顔面に叩きこむ事に成功しましたが、なぜかミストバーンは無傷でした。
確かに、衣を引き裂いた際、人型の姿をした正体が見えていたのですが・・・彼の身体は謎が多すぎます。
以前、ハドラーの黒の結晶を始動させた際も、大魔王バーンしか出来なかったはずですが、なぜかミストバーンが始動させてしまいました。
物語も終盤に近付くにつれて、この辺りの謎も明らかになっていくと思われます。
そして、絶対絶命のピンチをラーハルトが救ってくれました。
しかし、無表情でポップを睨みつけている彼は、果たして本当に助けてくれたのでしょうか!?
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