漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第283話 『アバン抹殺完了』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
探索から戻ってきたアバンは、この先にある死神が仕掛けた罠をおおかた片付けてきたと言います。
それは彼が持つ、伝説のアイテム"ミエールの眼鏡"の効果がもたらした功績ですが、その見た目は驚くほどダサいものでした。
どんな時でも、笑いを取る事を忘れないアバンを、変わった男だと称賛するミストバーン。
彼曰く、六大団長は大魔王バーンのお遊びであり、自身だけで地上殲滅は容易く実行できるようです。
そんなミストバーンに対しアバンは、なんと一人でと戦うと宣言します。
しかしミストバーンは、その申し入れを断りました。
それは彼が臆したのではなく、死神キルバーンの獲物を取らないよう配慮したためでした。
その後、アバンの背後から巨大な鎌が現れ、彼を襲います。
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死神は、狙った獲物を逃がしません
ミストバーンに後の事は任せたと、自身はアバン抹殺に専念するつもりです
ところがここで、ミストバーンはある事に気が付きます・・・
異空間へと引きずり込まれたアバンは、まるで何かを託したかのような眼差しでレオナを見つめていました
対してレオナは、覚悟を決めたのか拳を強く握りしめました
「・・・また指導者を失ったな・・・ダイ」
一度ならず、二度までも眼前で師を失う気持ちを問うミストバーン
ダイは、彼らがアバンの暗殺を示し合わせていたと、怒り心頭です
しかし、アバンは暗殺されたのではないようです
「・・・あれは・・・"決闘"だ・・・!!」
異空間に引きずり込まれた、アバン
彼が目を覚ますと、目の前には禍々しい機械人形の姿が・・・
大鎌を担ぎ、今にも襲い掛かってきそうな姿をしていますが、アバンを目で追うだけで何も行動を起こしません
先ほど彼を引きずり込んだのは、キルバーンではなく、この機械人形だったのです
そして、暗闇からキルバーンが姿を現しました
ここは、"復讐の空間"・・・
しばらく姿を現さなかった彼は、新しい仮面を選ぶのに時間がかかったと言います
怒りの仮面・・・それは、今のキルバーンの胸中を表しています
かつてアバンほど、激しく彼の自尊心を傷付け、怒りに震わした男はいなかった
強いて言うならば、弟子のポップもその一人ですが、師匠と弟子では怒りの大きさが桁違いです
怒りに燃えるキルバーンは、約束通りアバンをいたぶり殺すつもりです
一体彼は、どんな罠を用意しているというのでしょうか!?
すると!?
左手の手袋代わりに、"ジョーカー"を投げつけたキルバーン
彼は罠なしで、正々堂々アバンに決闘を申し込んだのです!
そして、ここは決闘のための空間であり、"ジャッジ"と呼ばれる機械人形が二人の闘いを見守ります
キルバーンのコレクションの一つである"ジャッジ"は、その鎌で空間を切り裂き、相手を異空間に引きずり込む力を秘めています
異空間で二人きりになった両者は、"ジャッジ"が見守る中、どちらかが力尽きるまで闘い合うのです
そして、最後に"ジャッジ"は裁きを下します
デザインが気に入って手に入れたが、まさか自分が使う事になるとは夢にも思っていなかったと言うキルバーン
彼は、アバンに挑戦を受けるかどうか尋ねます
しかし、この場に立ち入ったという事は、挑戦を拒否する権利はありません!
強制的に挑戦を受けなければならない状況こそ、キルバーンの罠なのです!!
そして、剣を抜いたアバン!
キルバーンも同じく、自身の剣を抜きました!!
アバン対キルバーンの死闘が始まりました!
キルバーンの突きが、凄まじい速さでアバンを襲います!!
一方、ミストバーンは賭けを提案していました
どちらがこの場に戻ってくるか・・・
当然ながら、彼は死神にベットします
次回に続く・・・
まとめ
アバンとキルバーンの、一対一の死闘が始まりました。
キルバーンが新しく選んだ仮面は、まさに彼の怒りを表した様な、凄みを利かせた険しい表情をしています。
そして、罠ではなく剣を使った決闘を申し込んでくるとは、よほど腕に自身があるのでしょう。
いくらアバンが剣術に長けているとはいえ、魔王軍の死神の異名を持つキルバーンに、打ち勝つ事は容易ではありません。
どの様な展開になるのか、次回以降が気になります。
それにしても、"ジャッジ"は恐ろしいロボットですよね。
見た目の禍々しさだけでなく、敗者の首をはねてしまうとは、まさに決闘用ロボットといった所です。
果たして、キルバーンが負けた際も、ちゃんと首を切ってくれるのか!?気になる所です。
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