漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第278話 『最後の闘志燃ゆ!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ヒムの攻撃が当たる前に、彼の胸元を貫いたヒュンケル。
それは、アバン流奥義である"無刀陣"を応用した、カウンター技によるものでした。
潔く負けを認めたヒムは、早く止めをさせと言いますが、ヒュンケルは手を差し伸べます。
勝者の権利として、敗者の"死"を奪うと言うヒュンケル。
こうして、固い握手を交わした二人の前に、突如、ヒムと同じチェスの駒が降り注いできました。
7体のヒムにそっくりな兵士や、シグマ、フェンブレン、そしてブロックと瓜二つのオリハルコン軍団に加え、それらを束ねる王、"マキシマム"が現れます。
俺を置いて逃げろと叫ぶヒムの口を塞いだヒュンケルは、一人でオリハルコン軍団を相手するつもりです。
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ヒムに仲間たちの元へと行けと言い、一人でオリハルコンの軍団と戦うつもりのヒュンケル
今まで、自身の罪を洗い流すために戦い続けてきた彼ですが、この戦いが最後だと確信します
一方のマキシマムは、"キングスキャン"によって、ヒュンケルの状態を調べました
ヒュンケルの残りHPは21です・・・
これならば、兵士がこづいただけであの世行きだと、余裕を覗かせるマキシマム
しかし、ヒュンケルの眼光は鋭さを失っていません
そこで彼は、一つ質問をしました
お前のような一介の戦士には、決して分からないと言うマキシマム
彼の辞書に"敗北"という文字はないのです!
まず、確実に弱い者から痛めつけ、数を減らしていく・・・
それが、彼の原則です
戦えば勝つ!を実践するため、あれて弱っているヒュンケルを狙いにきたのでした
どうやらマキシマムは、普段からミストバーンに"掃除屋"と呼ばれ、快く思われていないようです
そのため、敢えてミストバーンを焦らすのも一興だと、ほくそ笑みました
死にぞこないが何を言う?
そう言わんばかりに、大笑いをするマキシマム
彼の指の動き一つで、ヒュンケルの生命は消えてしまいます
そしてマキシマムは、指を鳴らし配下の駒たちを動かしました!!
一斉に襲い掛かった兵士たち!
瀕死のヒュンケルは、集中攻撃を浴びてしまいました!
これで終わりか・・・そう思われた、次の瞬間!?
ヒュンケルはヒムとの戦いで掴んだカウンターを、再度この土壇場で繰り出したのです!
そして、オリハルコンを砕いた彼は、こう呟きます
「・・・違うな・・・」
見た目は同じでも、この兵士とヒムでは全く違うと言うのです!
そして今度は、騎士が襲い掛か士ます!!
しかし・・・!?
「・・・おまえも!シグマじゃない!!」
ハドラー親衛騎団は、みんな自分の意志を持った立派な戦士でした!
ヒムもシグマも、そしてアルビナスも、主のために生命をかける忠誠心を持った、手強い相手だったのです!!
しかし、マキシマムの手下は違います
彼らは、ただの駒です
焦ったマキシマムは、再度ヒュンケルをスキャンします
彼のHPは、残り"1"・・・
カスリ傷一つで死んでしまう状態です
すると次の瞬間、マキシマムの掛け声と共に地中から僧正が出現します!
そして、不意に現れた彼の攻撃が、ヒュンケルの肩口に突き刺さってしまいました!
HP1のヒュンケルにとって、この攻撃は致命傷となるはずですが・・・!?
次々と、オリハルコン軍団を破壊するヒュンケル
彼のHPは、先ほどと同じ"1"のままです
次回に続く・・・
まとめ
マキシマムの"キングスキャン"は、相手のHPとMPを知る事が出来ると言う、いかにもドラクエらしい演出となっていました。
HP1と言えば、防御する事も許されない状況です。
しかしヒュンケルは、僧正に肩口を突き刺されたにも関わらず、HP1を維持していました。
今の彼は、もうHPなどという概念では、捉えきれないような状態なのですね。
そして、素手で次々とオリハルコンを砕いていきます。
やはり見た目は同じですが、ハドラー親衛騎団のメンバーとは全く違うようです。
強い意志を持っている者と、そうでない者では、これだけ強さに差が出るという事です。
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