漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第100話 『起死回生』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ラーハルトが語った、バランとソアラの過去・・・そしてダイ出生の秘密・・・
人間の自分勝手な行動の末、ソアラは命を落とし、バランは人間を憎むようになったのでした。
一部始終を聞いたヒュンケルが、「ダイのためにもバランのためにも、このまま倒れているわけにはいかない!」と立ち上がりました。
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「バランのため」という言葉に引っかかる、ラーハルト
ヒュンケルには、バランの気持ちがよくわかると言います
ヒュンケルもかつては、人間の世界に失望していました・・・
しかし彼は、仲間たちに人間の素晴らしさを気付かされたのです
今度は、自分がバランにそれを教えてあげたい!
そんなヒュンケルの言葉に、ラーハルトが激昂します!
「お前なんぞに何がわかる!?」
「お前らなどに消せるほど、バラン様の心の痛みは軽い物ではない!」
そう言ってラーハルトが、目にも止まらぬスピードで突きを繰り出します!!
ラーハルトの槍が空を切ります!
「お前の攻撃は見切った!」
ヒュンケルは今まで、バランとの戦いを考え余力を残そうとばかり考えていました
そして、必要以上に間合いをとり攻撃をかわそうとしていました
しかし、今はもうその必要はない・・・
「なめるなあー!!」
無数の突きがヒュンケルを襲います!
しかし!?ヒュンケルにはカスリもしません
剣を拾ったヒュンケルが、ラーハルトに斬りかかります!
ヒュンケルの猛攻に、ラーハルトは防戦一方です!
先ほどよりも速く、強いヒュンケル・・・
驚くラーハルトに、「これが生命をかけた時の人間の力だ!」とヒュンケルが答えます!!
このまま押し切れるか!?
ヒュンケルが力でラーハルトを圧倒します!
しかし、ラーハルトの渾身の一振りがヒュンケルの胸元を切り裂きました!!
更に、追い打ちの突きを食らってしまったヒュンケルは、致命傷を負い動くこともままなりません!
接近戦に持ち込んだヒュンケルでしたが、ひとたび距離が離れれば槍に勝つ事は出来ません
怒り心頭のラーハルトは、簡単に止めをさすつもりはなさそうです・・・
「もう一発こいつをくれてやる!」
そう言うとラーハルトは、空中高くへと飛びあがりました!!
「ハーケンディストール!」
ラーハルトの必殺技がヒュンケルを襲います!
絶体絶命のピンチかと思われた・・・
その時です!?
「かかったな!!」
ヒュンケルの声が響き渡りました!
「お前と俺の武器が描く、闘気の形をよく見ろ!!」
よく見るとラーハルトの"ハーケンディストール"と、ヒュンケルが手に持つ"鎖"は"十字"を描いています!
「十字架・・・!?」
ヒュンケルは生命エネルギーを闘気へと変え、ラーハルトにぶつけます!
ヒュンケルの切り札である、"グランドクルス"が発動しました!!
完全に無防備状態であったはずのヒュンケル・・・
彼の武器は一体・・・!?
「ど・・・どこにそんな武器を・・・!?」
地面に打ち付けられ、瀕死の状態のラーハルトが問います
ヒュンケルが取り出した武器は、"アバンのしるし"でした!!
誰にも断ち切れない、アバンの使徒の絆の証・・・
その鎖は、ヒュンケルの闘気を込めてしても切れる事はありませんでした
"グランドクルス"を放ち、体力を使い果たしたヒュンケル
以前はなった時と比べると、気絶まではしていませんが、まともに動く事が出来ません・・・
なんとか立ち上がったヒュンケル
すると!?後ろから何やら殺気めいた気配が・・・!?
次回に続く・・・
まとめ
バランが人間を憎む理由を聞いたヒュンケルは、自分がバランに人間の素晴らしさを教えてやると言います。
ヒュンケルも少し前までは、バランと同じ様に人間を憎んでいました。しかし、自分が勘違いしていた事や、ダイたちの仲間を信じ助け合う姿に心を打たれ、考え方を変えたのです。
そして立ち上がったヒュンケルは、今までより強く、そしてより速くなっていました。これが生命をかけた時の、無限大の可能性を持った人間の力です。
最後は"アバンのしるし"を用いて十字架を描き、"グランドクルス"を放ちました。
ラーハルトを撃退したヒュンケルでしたが、彼の後ろには殺気立った気配が・・・
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