令和版 新アニメ ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第21話 『マァムの決意』の見どころや、漫画版(原作)との比較、違い、あらすじ、感想記事です。※この記事はネタバレを含んでいます
2020年10月3日(土)AM9:30~新アニメ ドラゴンクエスト-ダイの大冒険-がスタートしました。
この記事ではリメイクされた本作を、見どころや漫画版(原作)との比較を軸に、感想を述べていきたいと思います。
※第21話は、漫画版の第73話「マァムの決意」、第74話「揺れる鬼岩城・・・!!」、第75話「また会う日まで」のストーリーでした。
注意!この記事はネタバレを含んでいます!
1.マァムの決意
マァムは、"パプニカの発明王"を名乗るバダックに、"魔弾銃"の修理を依頼していました。
しかし、バダックには直せそうにありません。彼は「これを作った人間は天才じゃよ」と、アバンの才能に脱帽します。
奥の部屋では、レオナがマリンの治療をしていました。
彼女が使っているのは、なんと回復系の最大呪文である"ベホマ"でした。
賢者の卵であるレオナは、三賢者ほどではないにしろ、攻撃呪文も使える魔法の万能選手です。
そんなレオナを見たマァムは、意味深な表情を浮かべ部屋を出ていきました。
マァムは、マトリフなら"魔弾銃"を直す事が出来るかもしれないと考え、彼の元を訪れます。
すると、マトリフはポップと魔法力の特訓を行っていました。
善戦するポップでしたが、まだまだマトリフには敵いません。
基礎の瞑想を命じられていたダイは、自分にも凄い呪文を教えてほしいと願い出ます。
しかしマトリフは、ダイには必要ないと言いました。
勇者には、"いかなる敵にも立ち向かっていける勇気"さえあれば、それでいい。それが、勇者の持つ"最強の武器"なのです。
魔法の力が必要であれば、ポップがいる・・・それが仲間というもの・・・
物陰からマトリフの話を聞いていたマァムは、"自分だけの武器"の重要さに気付きます。
そこへ・・・背後からマトリフが、マァムの胸を揉もうと近寄ります・・・
すると!?瞬時に肘鉄を食らわせたマァム!
打撃を喰らったマトリフが、マァムの馬鹿力だけは、親父のロカによく似ていると言いました。
・・・力・・・父さんゆずりの力か・・・!
そして彼女は、何かを決心したようです。
その晩、ダイたちは今後の作戦を話し合っていました。
武器も人数も足りなさすぎる彼らは、まずは新しい武器を探しに行く事にしました。
そこでマァムが、衝撃の告白をします・・・
なんと彼女は、しばらくパーティーから離脱すると言い出したのです。
"魔弾銃"が壊れた今、特技のないマァムは、みんなの足手まといになるのでは?と考えたのです。
その通りかも知れないとはっきり言うレオナ。険悪なムードになるかと思われましたが、マァムはレオナのそういう所が好きだと笑顔で返します。
そしてマァムは、自分だけの特技を身に付けるために、武術の修行をし"武闘家"になる決心をしたのです。
2.揺れる鬼岩城・・・!!
ヒュンケルとクロコダインが裏切り、フレイザードが死んだ今、六大団長は残り3人しかいません。
これは、魔王軍の戦力が半減した事を意味します。
焦るハドラーの耳に、"死神の笛"のメロディーが聞こえてきました。
「グッドイブニーング♪鬼岩城のみなさん・・・!!」
陽気に現れたのは、魔王軍の死神と恐れられる"キルバーン"でした。
大魔王直属の殺し屋として、その意にそぐわぬ者を闇に葬るという彼が現れたという事は・・・
キルバーンのお供の"一つ目ピエロ"が、ハドラーの今までの失態ぶりを嘲笑いながら振り返ります。
寛大な大魔王バーンでも、限度があると言うキルバーン。
ハドラーは、自らの手ですぐにダイを葬ってやると息巻きますが・・・
そこに竜騎将バランが現れ、次にダイと戦うのは自分と決まっていると、鬼の形相でハドラーに詰め寄ります。
彼は、ダイが"竜の騎士"である事に感づいたようです。
ダイとバランを絶対に合わせたくないハドラーは、バランを止めるのに必死です。
お互い引かず一触即発の様相・・・そこに割って入ったのは、キルバーンでした。
彼もハドラーの企てが読めたようですが、ここに来た目的は他にあるようです。
取り急ぎ、ボクの要件を済ませたいと言うキルバーンは、"バーンの鍵"を取り出しました。
なんと!?この"バーンの鍵"を使えば、鬼岩城を移動させる事が出来るのです。
そして彼が鍵を回すと、物凄い地響きと共に鬼岩城が動き出しました。
3.また会う日まで
マァムは、ロモスの山奥に住むと言う、"武術の神様"の元を尋ねてみるようです。
そんな彼女を見送る、ダイ、レオナ、そしてポップ。
本当は寂しいのに強がりを言っているポップに、レオナは「キミがもし戦いの中で死んでしまったら、これが最後のお別れになってしまう」と脅します。
その言葉を重く受け止めたポップは、マァムの元へと駆け出していきました。
マァムに追いついたポップは、"ルーラ"で送っていってやると声をかけました。
そんな二人を見て楽しむレオナ。
ポップのためを思って言ってあげたという彼女ですが・・・半分は面白がって言ったと思われます。
ポップは、誘いに快諾したマァムの肩に手をやり"ルーラ"で飛び去っていきました。
いきなりのツーショットに、レオナも大興奮です!
その後、二人が到着したのはロモスの山奥でなく、"魔の森"でした。
しかし、何故こんな場所に・・・?
ここは二人が始めて出会った場所です。
ポップにとって、大好きなマァムとの思い出の場所は、一番印象に残っています。
"ルーラ"は、目的地のイメージ化の影響をモロに受けるため、"魔の森"が目的地になってしまったのです。
しかし、結果として二人きりになる事が出来ました。このまま、告白してしまおうと考えるポップでしたが・・・
ふとマァムは、ポップの成長を褒め始めました。そして、ポップの成長に負けたくないと思っている事も・・・
「あなたに助けられてばかりじゃ、申し訳ないものね!」
マァムの言葉からは、ポップの事はあくまでも仲間としか見ていない、という思いが感じ取れます。
恋愛感情があれば、助けてもらう事に申し訳ないなど思うはずがありません。
それを察したポップは、涙ながらに自分もマァムの事を素晴らしい仲間だと思っていると言いました。
本当は、好きだと言いたかったんでしょうね・・・
いつもの様にマァムをからかい、その場から駆け出していったポップ。
彼は、もっと強くなってやる!告白するのはそれからだ!!そう心に誓うのでした。
一方その頃、ヒュンケルとクロコダインは目の前に光景にあっけに取られていました。
なんと!?鬼岩城が消えているのです!
そして、その近くには巨大な足跡が・・・鬼岩城は移動したのです!!
その夜、世界の果てと呼ばれる"死の大地"に近い洋上で、一隻の船が沈没しました。
生き残りの船乗りたちは、恐怖におののきながら口を揃えて証言したといいます。
「海に巨大な人影が立っていた」と・・・!!
まとめ
マァムが武闘家になる決意をし、パーティーから一旦離脱しました。
そして、見送りに行ったポップでしたが、やはり告白は出来なかったようです。
また、何といっても"キルバーン"の初登場です。
今までの敵キャラにはいない、独特で掴みどころのない性格の彼ですが、今後のダイたちとの絡みが楽しみです。
個人的には、お供の"一つ目ピエロ"が可愛くて大好きです。
他にも魔王軍では、バランがダイとの戦いに名乗りを上げ、鬼岩城が移動するなど動きが活発でした。
次回以降が楽しみです。
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