ドラゴンクエスト ダイの大冒険の外伝的なスピンオフ作品である、 勇者アバンと獄炎の魔王の第2部「先生編」 50話 『世界一の武器庫』ネタバレ、感想記事です。
今回の内容は、Vジャンプ2025年6月号でご覧になれます。
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※ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。

・彼女がグノータ!?
謎の女性剣士の攻撃は、一振りで2発の斬撃を放ちました。
そのため、岩石に×の跡がついていたのです。
アバンは、彼女が持つ剣が"はやぶさの剣"である事に気付きます。
そんな名高い武器を持っていることから、彼女が"グノータ"であると直感したアバン。
しかし彼女は、あんな変態おやじと一緒にするなとご立腹です。


ディードッグ曰く、その女性はグノータの孫娘"シュプレ"のようです。
孫娘だから"はやぶさの剣"のようなレアな武器を持っていたのです。
グノータの家へと案内されたアバンでしたが、そこには感じの悪そうな老人が座っていました。彼こそがグノータです。


アバンが挨拶すると、グノータは既に彼が魔王を倒した勇者である事を知っていました。
こんなとんでもない奴を連れて上陸するとはな・・・
ディードックに睨みをきかすグノータ。
彼は怒っているのかと思われましたが・・・
急に満面の笑みに変わったグノータ。
彼は、アバンの身体に興味津々の様子です。
武器マニアだけに、魔王を倒した程の腕前の勇者に武器を握らせてみたいようです。
グノータは、年老いた自身が装備しても武器が持つ威力が出せないと、孫娘のシュプレに様々な武器や防具をを装備させ試しているようです。
中には、装備すると呪われてしまう物も・・・


・世界一の武器庫
アバンに2年でも3年でも滞在していけと、大はしゃぎのグノータ。
しかしアバンは、自分が長居すると敵がここへ来てしまうと遠慮します。
ところが、武器マニアのグノータからすれば“はぐれ武器”大歓迎だと言います。
シュプレも、グノータの相手は面倒だろうけど、ここは“世界一の武器庫”だから武器の研究にはもってこいだと、滞在を勧めます。
彼女の言う様に、ここには世界中から集められた、ありとあらゆる名武器が揃っています。
更には、戦闘の技術書や伝説の武具に関する古文書まであるようです。
グノータが指を鳴らすと、彼のコレクションである物凄い数の武器や防具が姿現しました。
これにはアバンも、好奇心を抑えられず、滞在を決意します。
それを聞いたグノータは、もう日が暮れるというのに、晩飯よりも前にアバンの実力を確認すると言い出します。


こうして、アバンたちの怪人島滞在が始まりました。
アバンは様々な武器を試し、その数なんとこの夜だけで108種類にものぼりました。
更に彼は、どんな種類の武器も使いこなし、グノータの興奮は止まる事を知りませんでした。


・敵はすぐそこに・・・
数日後、シュプレの“ルーラ”でサババへと飛んできた、ヒュンケルとディードッグ。
ヒュンケルは、彼女の華麗な着地に感動します。
サババへ来た目的は、武器を売り、そのお金で食料を調達するためでした。


朝から晩まで武器の実験台のされる事を愚痴るシュプレ。
しかし、自分がいないとグノータが孤独死してしまうと家族思いな一面も覗かせます。
一方、アバンはこれまでのまとめを既に完成させていました。
アバン流刀殺法の武器の流派分けとして、全ての武器を6つに大別したようです。


目を輝かせながら、アバンのまとめを見るグノータ。
しかし、完成したと言う事は、アバンはもうここからいなくなってしまいます。
アバンとヒュンケルの別荘までデザインしていたと言うグノータは、この数日今までの人生で過去最高レベルに楽しかったと言います。
ここまで武器について話し合える人物はいなかったのです。
何かいい手はと、あろうことかシュプレと恋仲になってはどうかとまで言い出しました。


その頃、シュプレとヒュンケルは怪人島へと戻ってきました。
「なるほどここだったか」
彼らの前に“魔鎖のタークス”が現れます。
タークスと面識がないヒュンケルですが、彼は目の前いるのが“はぐれ武器”であると直感しました。
しかし、本体である武器が見当たりません。
すると!?
隠れていた鎖が背後からシュプレを襲い、彼女の背中を突き刺さしてしまいました。



・感想、まとめ
今回でアバン流6種類の殺法が完成しました。
これが後に、ダイたちが大魔王バーンを倒すまでの過程に大きく貢献します。
そして、タークスが怪人島へと上陸してしまい、更にシュプレが襲われてしまいました。
見た感じ、不意打ちであり致命傷になってしまいそうですが・・・果たして?
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