ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王

【スピンオフ】ドラゴンクエスト ダイの大冒険 外伝 勇者アバンと獄炎の魔王・第15話『希望の一撃』

ドラゴンクエスト ダイの大冒険の外伝的なスピンオフ作品である、 勇者アバンと獄炎の魔王の第15話『希望の一撃』ネタバレ、感想記事です。

←前回、第14話『これが魔王だ』はこちらから

今回の内容は、Vジャンプ2022年2月号でご覧になれます。

今回の内容は、Vジャンプ2022年2月号でご覧になれます。

最新の単行本はこちら↓

※ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。

・死闘

ハドラーはロカにぴったりマークされ、強力な呪文を放つ事が出来ません。

一方のロカも、強化されたハドラーの腕を断つ事が出来ませんが、彼の目的はハドラーを倒す事ではないのです。

ロカはあくまでも勇者の盾であり、ハドラーを斬るのは勇者であるアバンの仕事だと言います。

あくまでもハドラーを倒すのはアバンです
ロカは原作でのポップに近い役割です

とんでもない腕力を誇るハドラーは、なんとロカの剣を折ってしまいます。

剣を折られたロカですが、不器用な彼は戦士にもかかわらず、拳で殴る方が得意です。

しかし・・・

ハドラーの前では防戦一方と、格の違いを見せつけられてしまいます。

格闘術にも長けているハドラー
原作でもその強さは健在でした

一方、市街地を縫うように、超スピードで飛ぶマトリフ。

彼の後ろからは、負けず劣らぬスピードでガンガディアが追いかけてきます。

魔法力の消耗からか、マトリフのスピードが落ちてきました。

目の前は行き止まり・・・

絶体絶命のピンチかと思われましたが、これはマトリフの作戦でした。

彼が"バギ"を唱え身を翻すと、ガンガディアはそのままの勢いで壁に衝突します。

そして、壁をブチ破り、停泊中の木製の船に突っ込んでいきました。

更にマトリフは"ベギラマ"を放ち、船ごとガンガディアを火だるまにします。

彼はこの場所が廃船置き場と知っていた上で、ここまでガンガディアを誘導したのでした。

まんまとやられたガンガディアですが、マトリフの持つ、圧倒的な体格差をも覆す知力に憧れを抱きます。

自身がトロル族である事にコンプレックスがある彼は、敵味方関係なく知力のある者をリスペクトするようです。

マトリフの計略に見事にはまりました
マトリフの知力に憧れを抱きます

目次に戻る▶▶

・希望の一撃

細身にもかかわらず、ガンガディアと同等の腕力を誇るハドラー。

彼はロカの根性を認めて、拳で決めてやると息巻いています。

原作でも見た事があるシーンです
ハドラーの生まれ変わりのヒムのセリフでした

アバンの一撃に賭け、彼を援護するのはロカだけではありません。

ボロボロ状態のレイラも、最後の力を振り絞ってアバンを回復してくれています。

彼女はロカを助けて欲しいと、涙ながらにアバンに願います。

そして、ついにアバンが立ち上がりました。

レイラが気を失ってしまったため全快ではありませんが、彼女が回復してくれた一握りの体力を無駄にはしないと、"アバンストラッシュ"の構えをとります。

希望の一撃に、己の全てを賭けるアバン。

未だ完成はしていませんが、足りない何かを掴むには、これ以上の瞬間は無いと言います。

人々の平和な暮らしや、大切な友を残酷に踏みにじったハドラーに対し、アバンは今、初めて奇蹟の一撃を繰り出した時と、限りなく等しい気持ちになっているのです。

みんなアバンの一撃に賭けているのです
奇蹟の一撃を放つ事が出来るのか!?

仲間たちみんなの想いを乗せた"アバンストラッシュ"は、まさにあの奇跡の一撃と同等、あるいはそれ以上の威力でした。

凄まじい威力の一撃を受けたハドラーは、向こう岸の死の大地まで吹っ飛んでいきました。

死の大地まで吹っ飛んでいきました
まさに、完成版のアバンストラッシュです

目次に戻る▶▶

・魔界の神

マトリフがアバンたちの元に駆け付けると、火だるまになったはずのガンガディアが現れます。

しかし、マトリフたちが"ルーラ"でディードックの家へと逃げると、追いかける事なくハドラーの救援に向かいました。

一方、死の大地まで吹っ飛ばされたハドラー。

彼は防御に転じていたにも関わらず、なんと彼の両腕の骨が切断されかかっていました。

鋼鉄の硬さをほこる腕が、この通りです
ダイは完全に切断しました

何かを感じ、とっさに防御に転じたハドラーは、自身が攻撃をひるんだ事が信じられません。

そして、腕の震えが止まらないハドラーに、何者かが語り掛けます・・・

「・・・それが恐怖だハドラー・・・」

魔王が人間に恐怖するなど有り得ないと、怒りを露わにするハドラー。

姿を見せる事は出来ないという声の主は、以前からハドラーの事を気にかけて見守っていたと言います。

その声の主とは、魔界の神"バーン"です。

魔界の神といえば、あのお方です
たとえ声だけでも、ここで登場するとは驚きです

目次に戻る▶▶

・感想、まとめ

ついにアバンが、"アバンストラッシュ"を完成させました。

もっとも、"空裂斬"を習得したと名言していないため、再現する事が可能かどうかは分かりません。

但し、やはり完成版"アバンストラッシュ"の威力は、凄まじい物でした。

そして、姿こそ現していませんが、大魔王バーンが登場しました。

未だバーンと名乗った訳ではありませんが、魔界の神、そして死の大地という場所からも、バーンで確定だと思われます。

ハドラーがアバンに倒される前から、大魔王の存在を知っていたという事実が明らかになった瞬間です。

 次回 第16話「次の高みへ」はこちらから→




『ダイの大冒険』最終回までに登場する、人物・魔王軍・モンスターたちに秘められた「物語」を徹底解剖! 主要キャラ20人には、今だからこそ言える三条陸先生と稲田浩司先生のコメントつき! さらに、『ダイ』の世界の歴史や呪文・技の分析、三条陸先生と芝田優作先生(『勇者アバンと獄炎の魔王』作画担当)の対談、稲田浩司先生へのインタビューなど、『ダイ』を深堀りする豪華コンテンツが盛りだくさん!

記事一覧、サイトマップへはコチラから→

👇最新記事更新をお伝えします♪フォローお願いします!

     ブログランキング・にほんブログ村へ

👆ブログランキングに参加しています。クリックしていただけるとブログ更新の励みになります。

 

オススメ記事です

1

ドラゴンクエスト ダイの大冒険の外伝的なスピンオフ作品である、 勇者アバンと獄炎の魔王の第2部「先生編」 45話『新たなる脅威』ネタバレ、感想記事です。 休載していた『勇者アバンと煉獄の魔王』が、Vジ ...

2

アバンの使徒たちの知られざる物語(サブクエスト)を描く、ドラゴンクエスト ダイの大冒険 初の小説『それぞれの道』の感想、紹介記事です。 ※この記事はネタバレを含みます。 『それぞれの道』 「ダイの大冒 ...

3

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 幻の続編といわれた【魔界編】の徹底考察記事です。 ※2022年4月26日、加筆修正 ※2022年10月24日、加筆修正 ※2022年12月7日、加筆修正 ※本編のネタバ ...

4

漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の最終話 第348話 『さらば!!!愛する地上よ』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。 ※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。 前回のあら ...

-ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王

© 2024 ゲームアニメJサイト