新アニメ版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第5話 『アバンのしるし』の見どころや、漫画版(原作)との違い、変更点、感想記事です。※この記事はネタバレを含んでいます
2020年10月3日(土)AM9:30~新アニメ ドラゴンクエスト-ダイの大冒険-がスタートしました。
この記事では、見どころや漫画版(原作)との変更点を軸に、感想を述べていきたいと思います。
※第5話は、漫画版の第12話「アバンのしるし」、第13話「ダイ激怒!!!」、第14話「爆発!!最強技」、第15話「大冒険への旅立ち!!」のストーリーでした。
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注意!この記事はネタバレを含んでいます!
もくじ
1.アバンVSハドラー
①アバンがハドラーに合図
アニメでは、アバンがダイとポップに卒業のしるしを渡す前に、アバンがハドラーに向けて目で合図をし、それを受けてハドラーが頷くというシーンが追加されていました。
"弟子に最後の別れを告げさせてくれ"という合図をアバンが送り、ハドラーは皮肉を込めた笑いを浮かべながら承諾したという風に見えました。
②ハドラーの焦り具合
アニメでは漫画に比べ、アバンがメガンテを唱えると分かった時のハドラーの焦り具合が強調されていました。
「アバンお前も死ぬのだぞ!いいのかそれで!?」と叫んだり、体を大きく動かし抜け出そうとするなど、死にたくない!という感情がより伝わってくるような変更になっています。
また、アニメでは漫画よりも重厚感のある描かれ方をしているハドラーですが、鼻水は健在でした。
前回の感想で、もしかしたら鼻水は描かれないのでは?と書かせていただきましたが、良い意味で期待を裏切られました。
③メガンテの直前
アニメではアバンがメガンテを唱える瞬間、ある女性を思い浮かべるという描写が追加されていました。
ある女性とは恐らく○○-○ですが、これは物語が進めば明らかになるでしょう。
また、漫画では心の中で「ポップ・・・ダイ・・・あとはたのみますよ・・・」と呟いていましたが、アニメでは、ダイとポップに向けて叫んでいました。より彼らに思いが伝わる描写に変更されていました。
2.ダイVSハドラー
①魔法対決
ハドラーが"メラゾーマ"を唱え、ダイがそれを"ヒャダイン"でかき消すという場面は、魔法と魔法のぶつかり合いが迫力満点で描かれていました。
"ヒャダイン"はドラクエⅢ、Ⅳで登場した、"ヒャダルコ"と"マヒャド"の中間に位置づけられる魔法です。
漫画版ダイの大冒険の連載開始時点(1989年)ではドラクエⅢがリリース(1988年)されており、連載中にドラクエⅣがリリース(1990年)されました。そのため"ヒャダイン"には何の違和感もありませんでした。
しかし、ドラクエⅤ以降のナンバリングタイトルには出てこないため、最近ドラクエに触れたという人は知らない魔法だと思われます。
近年忘れ去られた魔法ですが、原作に準じて"ヒャダイン"を採用していた点が印象的でした。
②ダイの額の紋章
アニメでは、今までダイの額が光だけで竜の紋章は見えませんでした。
そして今回、竜の紋章がくっきり描かれていました。これはハドラーが紋章を見て、ダイが竜の騎士である事を知るという重要な場面に合わせた演出だと思います。
③アバンストラッシュ
漫画では、ダイのアバンストラッシュでハドラーの腕が2本ともちぎれる、という描写がありました。
腕がちぎれるというグロテスクなシーンのため、アニメでは変更されるか?と思いましたが、そのまま再現されていました。
3.戦いのあと
①アバンの墓
アニメではダイが修行で斬った岩の前に、アバンの墓が作られていました。
そして、アバンが死んでも結界は消えずに島を守ってくれているという描写が追加されていました。
②ダイの決意
アニメでは、ダイがブラスじいちゃんから「これからも島で魔法の修行を続けるか?」と聞かれますが、アバンの遺言にしたがい大魔王バーンを倒すために旅にでると決意するシーンが追加されていました。
4.鬼岩城
漫画では鬼岩城でハドラーがダイ抹殺を宣言したあとに、魔王軍の説明がありました。
アニメでは、魔王軍の説明は省略されていました。
また、鬼岩城に集まったモンスターの中に、原作連載時にはいなかったモンスターが多数見られました。
5.おまけ
おまけとしてハドラーの鼻水シーンを載せておきます。
まとめ
アバンがメガンテの直前にある女性を思い浮かべたり、お墓が追加されるなど、アバンの死に対する描写に追加がありました。
そして、今ままであえて見せなかったと思われるダイの紋章が、竜の紋章であるという事が明らかにされました。
"竜の紋章"を持つ者は"竜の騎士"であるという、ダイの強さの秘密が少しづつ明らかになっていきます。
スタートからテンポよく進み、第5話でハドラー撃退まできました。
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