漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第319話 『正面激突!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
目を覚ましたマァムは、アバンが助けてくれたものだと思い込んでいます。
ヒュンケルは事実を明かさず、自身とミストの黒い絆を彼女に知らせないつもりです。
そして、マァムは自分の目を疑いました。
なんとそこには、死んだはずのポップとブロキーナの姿がありました。
実はあの時、間一髪の所でアバンが彼らを助けていたのです。
心の底から心配し涙したにも関わらず、あっさりと現れ軽い口調のポップに、マァムの怒りは頂点に達します。
準備が整ったラーハルトが号令をかけますが、マァムにボロボロにされたポップは未だ出発する事が出来ません。
ラーハルトは、ポップに限らずダメージが大きい者は、ここに残るか引き返した方がいいと忠告します。
ところが、誰一人として引き返す者などおらず、みんなダイの弾よけになってでも彼を助けにいくつもりです。
一方、真・大魔王へと昇華したバーンですが、襲ってくる気配がありません。
10秒ほど待てと言ったバーンのカウントダウンが終わると、突如ダイの身体が眩い光を放ち始めました。
ここから本文
ダイの身体が眩い光を放つと共に、彼の体力がみるみる回復し始めました!
「・・・全快したようだな」
どうやらバーンは、ダイが回復する事を予想していたようです
そしてダイは、自身に起こった現象が、レオナの"ベホマ"によるものだと気が付きます
"魔"に近い闘気で限界を超えた闘いをすると、肉体にそうした反動があらわれる時がたまにあると言うバーン
但し、弱い者はその反動だけで死んでしまうようです
彼は、ダイの瞳や肌の色で、後どれくらいで完全復活するかを推測したのでした
しかし何故、わざわざ完全復活するまで待ったりしたのか・・・?
数百年ぶりに完全体になったバーンは、不完全な状態の相手では面白味がないと、ダイの回復を待ったのです
この緊迫した状態で、まるでダイを馬鹿にするかのような余裕を見せるバーンに、レオナが食って掛かります
しかし・・・!?
脅している訳でも、余裕を見せている訳でもないと言うバーン
彼は、心底ダイとの闘いを楽しみたいと思っているのです
次の皆既日食は、数百年後・・・
それまでバーンは、今の姿でいるしかありません
つまりダイたちは、数百年分のバーンの不老の時間を奪ったという事になります
その代償は計り知れません
「・・・わかるよ・・・ちょっとだけ・・・」
対等に闘える相手がいない程強い状態で、この世にいてもつまらない
ダイは闘う事が好きなわけではありませんが、バーンの気持ちは何となく分かると言います
「愚かにも人間に心ひかれし竜の子よ!」
バーンは、そんなダイの化けの皮をはがして、地獄を味わわせるつもりです
ダイを心配そうに見つめるレオナですが、何があってもダイはダイです!
彼は、みんなのダイなのです!!
そして、両者あらためて対峙すると、ダイは雷雲を呼びました!
彼は、己の持つ最強の技で勝負に出ます!!
一見、無茶に見えるが最も理にかなった攻撃だと、ダイのとった行動を称賛するバーン
ダイがいきなり最強の技を用いるのには、ちゃんとした理由がありました
敵がどれだけの強さなのか、自身との力量差はどれくらいなのかを測るには、自分の最強の技をぶつけてみるのが一番だからです
それに、"ギガストラッシュ"は繰り出すまでに時間が掛かります
使うなら、今しかないのです!
「・・・それでは・・・こちらも、それにふさわしい技を見せなくてはな・・・!!」
このバーンの構えは一体・・・!?
次回に続く・・・
まとめ
もはやバーンは、自身が勝つ事は大前提として、どのように楽しむのかを考えています。
ですから、相手が万全の状態で闘えるようになるまで待つという、余裕にも見える行動をとるのです。
そして、数百年分の不老の時間を奪われたと代償を求めるバーンでしたが、その姿で闘わなければならないような相手が現れた事に、喜びを感じているようにも見えました。
いくら強い身体を持っていても、それを使う相手がいなければ意味がなく、楽しみもないのでしょうね。
しかし、ダイもはなから負けるつもりで、この闘いに挑むわけではありません。
まずは、己の持つ最強の技で、相手との力量差を測るつもりです。
対するバーンは、何か特殊な構えをとっているようですが・・・これは一体!?
記事一覧、サイトマップへはコチラから→