漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第318話 『勇者の下へ!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
最初から、ミストの狙いはヒュンケルでした。
彼は、自らの理想の身体とするために、幼かったヒュンケルを一から鍛え上げたのです。
ミストが闇の師を買って出たのは、そのためでした。
そして、ヒュンケルの意識の中で彼の魂を見つけたミストは、その魂を破壊して彼を完全なる傀儡にしようとします。
ところが、何故かミストが自身の身体を選ぶと直感していたヒュンケルは、己の魂に光の闘気を集中させていました。
これによってミストは、光の闘気に飲み込まれ消え去ります。
今ここに、闇の師弟関係であった二人の、長き宿命の日に終止符が打たれました。
アバンはそんなヒュンケルを、自身の誇りだと称賛します。
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マァムが目を覚ますと、そこにはアバンの姿が・・・
急に我に返った彼女は、ミストの行方を尋ねます
そして、アバンのミストはもうこの世にいないという言葉と、自身の胸の痛みから、彼女はアバンが身体から追い出してくれたのだと思い込んでいます
そこで、アバンがヒュンケルの方に目をやると・・・
どうやら彼は、先ほどの事実を黙っておくつもりのようです
ヒュンケルは、自身とミストの黒い絆をマァムに知らせずに済むなら、そのままにしておきたいと考えているのです
彼にとって、彼女の存在がどれだけ大切かが分かります
ついに、ミストという強敵を倒した彼らですが、その代償は大きすぎました
マァムが仲間たちに目をやると、薬草を食べているヒムや、防具の調整をしているラーハルトなど、みんなそれぞれです
そして、そこにはなんと!?
信じられない光景に、自分の目を疑うマァム!
目の前には、消滅したはずのポップとブロキーナの姿が・・・!?
無言のまま、ポップの傍に歩み寄るマァム・・・
「・・・ここで何してんのよ!あんた!!」
鬼気迫るマァムに対し、「何っ・・・て?見りゃあわかんだろ!回復だよ」と軽い感じで答えるポップ
どうやら、あの瞬間に居合わせたアバンが、"メドローア"から彼らを救っていたようです
気絶した二人を残して死神に化けたアバンでしたが、話の成り行き上、みんなに説明が出来なかったと言います
彼は、心配を掛けたくて掛けたのではないとポップをフォローしますが・・・マァムは全く聞いていません
そこへ、更に追い打ちをかける様に、ポップが彼女をからかうと・・・!?
マァムにまだ、悪の気が残っているのでは?と心配そうなヒム
彼はチウに貰った薬草を食べていますが、どうやら効かないみたいです
そこでヒムはチウに、回復呪文を使えないのかと尋ねます・・・
準備が整ったラーハルトは、今すぐにでもダイの元に駆け付けるつもりです!
しかし・・・マァムによってボロボロにされたポップは、当然ながらまだ出発する事が出来ません
照れ隠しにしては少々乱暴すぎなマァムですが、それだけ彼の事を心配していたのです
そんな彼女の気持ちも考えずに、平然と現れたポップもポップです
ポップの姿に呆れたラーハルトは、ポップに限らずダメージが大きい者は、この場に残るか引き返した方がいいと冷静に宣告しました
しかし、ここまで来て引き返せる訳がありません!
誰もがヒュンケルと同じ様に、この戦いの行く末を見届けたいと思っているのです!!
正直言って、恐ろしいに決まっています
手も足も出なかった相手に、更にあのバーンの魔力と頭脳が加わった敵なのですから・・・
「ならばなぜ・・・?」
ラーハルトの素朴な疑問に対し、ポップはその言葉をそっくりそのまま返します
たとえ、己が太刀打ちできなくとも、ダイ様さえ勝てればそれでいい・・・
そのための捨て石になるのが、竜騎衆の頭の役目だと言うラーハルト
彼は、ダイの弾よけにでもなればいいのです!
とにかく、少しでもダイのためになるのであれば、それだけでも助けに行く価値があります
しかし、それはポップたちも同じ事・・・
勝てると思っていなくとも、そこにダイがいる限り、みんな行くつもりです!
ここにいる全員にとって、ダイはそんな存在なのです!!
「弾よけは・・・多い方がいいぜ・・・!!」
ポップの言葉に、ラーハルトも頷きます
一方、真・大魔王バーンへと昇華したバーンでしたが・・・
微動だにせず、襲ってくる気配がありません
秒読みを開始したバーン
そして、その数が"0"になると・・・!?
次回に続く・・・
まとめ
なんと、ポップとブロキーナが生きていました。
流石に、あんなにもあっけなく死んでしまう筈はないと思いましたが、間一髪でアバンが救っていたのですね。
それにしてもポップは、人の気持ちを理解してなさすぎです。
マァムからすれば、あんなにも心配して涙したのに、軽い感じで生きていたと言われたら怒るのも無理はありません。
まあなんにせよ、これで誰一人かける事なく最終決戦へと臨めます。
ところでバーンは、10秒ほど待てと言い、その後ダイの身体が眩く光始めました。
真・大魔王へと変身した彼は、攻撃を仕掛けてくる事もなく立ち尽くしていましたが・・・バーンの狙いは一体!?
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