漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第296話 『闘いの遺伝子!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
予想不可能なダイの強さに、バーンは手加減は不要と、本気で彼を抹殺するつもりです。
以前、戦い敗れた時のバーンが本気ではなかった事を知ったダイは、いくら紋章が2つになったからといって、本当に勝てるのかという不安に押し潰されそうになっています。
そして、怒涛の勢いでダイに襲い掛かるバーン。
ダイは、以前に剣を折られた経験と、先ほどの"ドルオーラ"でも無傷であったバーンに、第一撃を剣で行くか、呪文で行くかを決めきれず委縮してしまっていました。
すると、そんなダイを見たレオナが、「ぶんなぐっちゃえ!」とエールを送ります。
その言葉に吹っ切れたダイは、両拳の紋章を浮かべ、見事バーンの背後に一撃を喰らわせたのでした。
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なんと!?ダイの一撃を喰らったバーンは、地に膝をつきました
彼は膝をついたまま、驚愕の表情を浮かべています
一方のダイは、元々まともに勝てる相手ではないバーンに対して、考え過ぎては出る力もでないと気が付くのでした
全力をぶつけまくって、その中で突破口を探っていくしか方法はないのです
そして、助言をくれたレオナに礼を言うダイ
すると!?
一気に魔法力を高めたバーンが、立ち上がりました
彼は、確実にダイを斬ったはずが、捉えられていなかった事に疑問を抱いていました
それだけ、ダイの動きが予想不可能であったという事です
ダイの中で、竜の騎士が長年積み重ねてきた、"闘いの遺伝子"がついに・・・!?
バーンは、ダイの変化に違和感を感じたようです
一方のダイは、己の持つ全ての技をバーンにぶつけるつもりです!
まずは力の剣、"大地斬"で斬りかかりました!!
「図に乗るなああーっ!!」
幾千年も前から魔界の神として君臨してきたバーンからすれば、少し力に覚醒したからといって、ダイのような若輩者に宣戦布告されるなど、笑止千万です!!
バーンの凄まじい猛攻が、ダイを襲います!
しかし、なんと彼は、大魔王と対等に渡り合っているではありませんか!!
ダイは、竜闘気、パワー、スピードの全てが、紋章が一つであった時とは比べ物にならない程、上昇している事を肌で感じていました
しかし、バーンはダイが"ドルオーラ"を放った時から、この程度のパワーアップを図っている事は想定済でした
竜の騎士が竜魔人にならねば"ドルオーラ"を放てないのは、肉体が呪文の威力に耐えられないからです
その"ドルオーラ"を生身で放ったダイの強さは、少なくとも竜魔人と互角なのは明白だからです
しかし、バーンが知りたいのは、そんな表向きの強さではありません!
彼はダイの強さを見抜くために、以前彼らを全滅へと追いやったあの技を放ちました!!
以前とは違い、本気で"カラミティウォール"を放ったバーン!
そのスピードは予想以上に速く、避けるのは不可能です!!
するとダイは、"カラミティウォール"の光壁が、極めて闘気に近い衝撃エネルギーである事を瞬時に見抜きました
その後、剣を構え意識を集中します・・・
そしてなんと!?両拳の紋章の力を全開にしたダイは、そのまま"カラミティウォール"をすり抜けてしまいました!!
たとえ竜闘気で耐えたとしても、吹き上げる衝撃波の威力に大ダメージを負ってしまいます
そこでダイは、"カラミティウォール"と全く同質の竜闘気を垂直に噴出させる事によって、衝撃波の影響を受ける事なく背後にやり過ごしたのです
それは、ダイ自身やその仲間の誰にも、未だかつて全く見られなかった技術と発想によるものでした
次回に続く・・・
まとめ
バーンと対等に渡り合うダイは、既に生身の状態で竜魔人と肩を並べる程、パワーアップしていました。
2つの紋章の力がこれ程までとは、正直驚きです。
しかし、どうやらバーンには想定内だったようですね。
そして、彼の睨んだ通り、ダイは表面上の強さだけでなく、遺伝子レベルでの覚醒が始まっているみたいです。
前回はなす術もなく、全滅にまで追い込まれてしまった"カラミティウォール"を、しかも今回は本気バージョンだというのに、あっさりとすり抜けてしまいました。
まさにダイが言っていた通り、闘いの中で突破口を見つけているといった所です。
果たしてダイは、このまま優位に闘いを進める事が出来るのでしょうか!?
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