漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第233話 『ロン・ベルクの秘密』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
地中から現れたダイに続き、ポップとマァムそしてレオナが姿を現しました。
どうやらダイは、ヒュンケルの体の中で光の闘気が強くなっている事に気が付いていたようです。
また、マァムもヒュンケルを信じ、じっと耐えていたのでした。
そして、ダイたちの登場を待ちかねていた、ノヴァをはじめとした兵士たちが、一斉に攻撃を仕掛けます。
彼らが大暴れをしている中、レオナはヒュンケルに"アバンのしるし"を握り、心に想いを描くよう言いました。
すると、彼の"闘志"にしるしが呼応し光出します。
自身の面目を潰され、怒り心頭のミストバーン。バーンの命により、"闘魔滅砕陣"を放ちますが・・・!?
なんと、ロン・ベルクが現れ、暗黒闘気の糸を切り裂きました。どうやら、彼ら二人には面識があるようです・・・
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ロン・ベルクの登場に、驚きを隠せないミストバーン
どうやら彼らは、面識があるようです
そしてミストバーンは、無言のままロン・ベルクに斬りかかりました!
その攻撃を受け止めたロン・ベルクは、過去のある出来事を思い出します・・・
それは、90年前の事です
大魔王バーンの第7宮廷に招かれていたロン・ベルク
しかし、突然立ち上がった彼は、帰ると言い出しました
"光魔の杖"を気に入ったバーンは、ロン・ベルクの事を高く評価し、永久に自分の元に従えておきたいと考えています
しかし、ロン・ベルクは"光魔の杖"を最高と言われる事に、不満を抱いているようです
考え直してほしいと願い出るバーン
しかしロン・ベルクは、いかに魔界最強の実力者であるバーンの言葉といえども、自身の自由は束縛させないと言います
大魔王に対し、そんな発言をするとは・・・
普通なら有り得ない事ですが、ロン・ベルクにはそのセリフを吐く資格があると、バーンは彼の強さを認めているようです
バーンは長年の願いである、太陽を我が手にするために、一人でも強い男が欲しいのです
ロン・ベルクであれば、その最強軍団の指揮を任せてもいい・・・つまり、魔軍司令の座を与えてもいいと言います
しかし、それでもロン・ベルクは、バーンの願い出を断りその場を去っていきました
彼のこの態度に、バーンの腹心であるミストバーンは怒り心頭です
彼は、拳を握りしめ怒りを露わにしますが、当のバーンは特に気にはしていないようです
バーンは、ロン・ベルクが戦えば敵わぬ事を判った上で、牙をむいているのだと言いました
縛ってしまえば、奴は死ぬ・・・しかし、それもつまらない
バーンに止められたミストバーンでしたが、やはり彼にはロン・ベルクが許せなかったようです
そして彼は、隠しきれない程の殺気を放ち、バーンの顔に泥を塗った男を始末しに現れました
"デストリンガー"を刃にし、ロン・ベルクに襲い掛かったミストバーン!
しかし!?
なんとロン・ベルクは、その攻撃を避けようともせず、そのまま受け止めました!
彼の顔面は切り裂かれ、その傷からは鮮血が吹き出しています!!
バーンの顔に泥を塗ったロン・ベルクは、自分の落とし前として最初の攻撃だけはあえて受けたのです
そして、再び相まみえた両者
大魔王に立てついてまで、己の自由を選んだロン・ベルクが、なぜ人間どもの味方を!?
ミストバーンには、彼の行動が理解できません
一方、"ミナカトール"の事を聞いたヒュンケルは、静かに立ち上がります
ヤツを倒さなければミナカトールは使えないと、ヒュンケルが戦いに向かおうとした、その時!?
突如、彼らの前に閃光が現れ、岩壁に激突しました!
ロン・ベルクとミストバーンです!!
ダイたちは、ミストバーンと対等に渡り合うロン・ベルクの姿に驚愕します
ロン・ベルクがミストバーンの手を止めてくれている、今がチャンスです!
彼らはついに、"マナカトール"に取りかかりました!!
次回に続く・・・
まとめ
ロン・ベルクの過去が明らかになりました。
彼は、魔軍司令の座を断ってまで、自身の自由を選んだのですね。
というよりは、ハドラーとは違い権力に全く興味がなかったのだと思います。
そして、バーンの顔に泥を塗られたミストバーンが怒りに身を震わすあたり、彼のバーンに対する忠誠心の高さが垣間見えます。
そんな二人が、再び対峙する事となりました。勝負の行方が気になります。
一方、ついに"ミナカトール"に取り掛かるダイたちですが、果たしてポップは"アバンのしるし"を光らせる事が出来るのでしょうか!?
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