漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第189話 『戦火の告白』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
見事、魔宮の門を破壊したダイとバラン。
その衝撃は、地上にいたポップたちやハドラー親衛騎団、それにバーンパレスのバーンの元にも届いていました。
そして、フェンブレンがやられた事に気付いたヒムは、仇を討とうと激昂しますが、ハドラーとの約束を思い出します。
ある日ハドラーは、大量に吐血し苦しさで見悶えていました。短期間で超魔生物と化し、身体に無理をしたつけが回ってきたのです。
自分の強さの限界を知りたいというハドラーは、アバンの使徒の力だけは上回ってから死にたいと言います。
また、自分が死ねば、禁呪法で作られた親衛騎団は生きていられない事を詫びるハドラー。
そんなハドラーに、ヒムはオリハルコンの身でありながら涙を流しました。
こうした出来事から、自分の使命は、ハドラーが心置きなくダイとバランの二人と戦えるよう、他の者に邪魔をさせない事であると心得たのでした。
一方その頃、ハドラーの元にダイとバランが辿り着きました。
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メルルは、ダイとバランがハドラーの元にたどり着いた事を察知していました
そして、何か感じ取った物があったのか、ヒュンケルも立ち上がります
死の大地へ向かうと言うヒュンケル
しかし、彼の身体は戦える様な状態ではありません
そこでレオナは、今行っても足手まといになるだけだと、ハッキリ言います
しかし、戦えないのであれば、みんなの盾になればいいと言うヒュンケル
みんなが危機に陥らんとしている今こそ、行かなければならないのです
エイミはなんと!?
鎧の魔槍を捨ててしまったのです!
どうせヒュンケルは、戦場に立つ事が出来ない身体です
そして、あんな物があるから戦いに出向いてしまう・・・
安静にしていて欲しいと言うエイミでしたが、ヒュンケルは無言で出て行ってしまいました
ヒュンケルの事を思って取ったエイミの行動でしたが、どうやら逆効果だったようです・・・
武器が無いのであれば、素手で戦えばいい
ヒュンケルは、武器が無いからといって戦いを止める訳がありません
結果的にエイミの行動は、ヒュンケルから武器を奪ってしまっただけなのです
ヒュンケルを追うエイミ
必死でヒュンケルに訴えかけます
「不死身の人間なんて、いるわけが無いわ!あなただって、普通の人間なのよっ!!」
このままヒュンケルを行かせてしまえば、彼は死んでしまいます
しかし、彼女がどれだけ訴えかけても、ヒュンケルの考えは変わりません
「だめよ・・・!!行っちゃ・・・!!」
絶望に打ちひしがれるエイミ
意を決した彼女は、ヒュンケルに駆け寄り抱きつきました!
そして、思いの丈を打ち明けます!
「・・・ずっと・・・ずっと好きだったんです・・・だから・・・これ以上もう耐えられない・・・!」
大好きなヒュンケルが傷つく事が耐えられない、エイミ
彼女の目には、彼が喜んで死にに行くように映っているのです
しかし、ヒュンケルは喜んでいるのではなく、怖いと言います
復讐の鬼となり、呪われた魔剣戦士であったヒュンケル
彼は正義の戦士となった今も、その頃の罪の意識が心の奥底から離れないのです
そんな彼は、生死をかけた戦いの中でのみ、罪悪感が埋められていくと言います
正義のための償いをしていると・・・
ふと見ると、森に隠したはずの鎧の魔槍が静かに佇んでいました
それはまるで、友が見守っているかのように・・・
始めて胸中を打ち明けたエイミ
そしてヒュンケルもまた、こんな話をしたのは始めてでした
彼は礼を言うと、俺の事はもう忘れた方がいいと言い残し、戦場へと消えていきました・・・
死の大地では、ポップたちとハドラー親衛騎団の激闘が繰り広げられていました!
そこへ・・・!?
不死身の男、ヒュンケルの登場です!
次回に続く・・・
まとめ
ヒュンケルを必死で止めるエイミでしたが、彼の思いは変わりませんでした。
好きな人が傷付く事が耐えられない!という思いから、鎧の魔槍を森に隠すなど出来る限りの事をしたエイミ。
そして、ついに愛の告白をしました。
涙ながらに訴えかけるエイミに心を打たれたのか、ヒュンケルも誰にも明かした事がない心の叫びを打ち明けました。
戦いだけでなく、こういった恋愛事情も描かれる点が、ダイの大冒険の人気の一つですよね。
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