アニメ ダイの大冒険

【令和版】新アニメ ドラゴンクエスト ダイの大冒険 ・第23話『竜の騎士』の見どころ、漫画版(原作)との比較、違い

令和版 新アニメ ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第23話 『竜の騎士』の見どころや、漫画版(原作)との比較、違い、あらすじ、感想記事です。※この記事はネタバレを含んでいます

2020年10月3日(土)AM9:30~新アニメ ドラゴンクエスト-ダイの大冒険-がスタートしました。

この記事ではリメイクされた本作を、見どころや漫画版(原作)との比較を軸に、感想を述べていきたいと思います。

※第23話は、漫画版の第79話「巨大竜をたおせ!!」第80話「吠えるダイ・・・!!!」第81話「竜の騎士」のストーリーでした。

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注意!この記事はネタバレを含んでいます!

1.巨大竜をたおせ!!

鋼鉄の如き硬い皮膚を持つヒドラ。狙うなら顔面しかありません。

そこでダイは、顔面に狙いを定め"大地斬"を放ちました。

しかし!?剣の方が折れてしまいます。

刃がボロボロになっていた鋼の剣は、ついに寿命を迎えてしまったのです。

一方、逃げ出したと思われたポップには、実は作戦があったのです。

彼は、人気のない広場にドラゴンたちをおびき寄せたのでした。

そしてポップが放ったのは、"ベタン"という超重力場を作り出し、敵を押し潰す呪文です。

マトリフ直伝の大呪文だという"ベタン"は、ダイの大冒険オリジナル呪文なのです。

しかし、まだ覚えたてという事もあり、5匹中2匹が動き出してしまいました。

"ベタン"で魔法力を使い果たしてしまったポップは、茫然と立ち尽くすしかありません。

一方、武器を失ってしまったダイは、"メラ"で応戦しますがヒドラには全く効いていません。

そして遂に、捕まってしまいます。

ジワジワと締め付けられるダイ。このままでは、絞め殺されてしまいます。

そこへ、ポップが取り逃がしたドラゴン2匹が現れ、レオナに襲い掛かろうとします。

大切なレオナのピンチに、ダイの額に紋章が浮かびました。

紋章が浮かんだダイの力は凄まじく、締め付けていたヒドラを引き裂いてしまいました。

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2.吠えるダイ・・・!!!

紋章を浮かべたダイは、鬼神の如き強さでドラゴン2匹を翻弄します。

いつもより気合が入っている雰囲気の彼は、"イオラ"で追い打ちするなど反撃の隙を与えません。

そして、瓦礫を吹き飛ばしたダイは「早く逃げろ」と、いつになく荒々しい口調です。

そしてダイは、ゴッポルが落としていった"ドラゴンキラー"を手に取りました。

武器を手にしたダイは、ヒドラの身体に"ドラゴンキラー"を突き刺し、"ライデイン"で止めを刺します。

こうして、いとも簡単に"ドラゴン"と"ヒドラ"をやっつけてしまいました。

紋章が消え、普段の優しい表情に戻ったダイ。

彼は、助けた少女に声をかけますが・・・少女はダイを怖がってレオナの後ろに隠れてしまいます。

そして、その場に居合わせた人々も、ダイのあまりにも人間離れした戦いを見て、引いてしまっているようです。

ダイが困惑していると、何処からともなく語り掛ける声がします。

「キミが人間じゃないからさ・・・みんなビビっちゃったのさ・・・」

ダイは声のする壁に向かって、手にしていた"ドラゴンキラー"を投げつけます。

壁の中から現れたのは、魔王軍の死神"キルバーン"でした。ダイの投げた"ドラゴンキラー"は、確かにキルバーンに刺さったはずですが・・・どうやらノーダメージのようです。

ダイの正体を見極めるために、ドラゴンの軍団を差し向けたと言うキルバーン。

彼は、狙い通りダイの本当の姿を見る事が出来たと言います。

そして彼は、近い内に超竜軍団長がダイを地獄に誘うために会いに来る、そう言い残し再び壁の中へと消えていきました。

キルバーンが去ると、彼が触っただけなのに、"ドラゴンキラー"は灰となり、跡形も無くなってしまいます。

キルバーンの言う、ダイの正体とは・・・?

メルルたち曰く、ダイは彼女らの祖国の伝説に記された、"竜の騎士"に相違ないようです。

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3.竜の騎士

鬼岩城の足跡を追っていたヒュンケルは、カール王国まで来ていました。

そこでヒュンケルは、倒れている一人の戦士を発見します。

彼曰く、カール王国は魔王軍の超竜軍団に滅ぼされたようです。

カール王国と言えば、城塞王国として名をはせている国です。

そんなカールを、自分たちがフレイザードと戦っている短期間で壊滅させてしまった、竜騎将バランに恐怖するヒュンケルでした。

漫画ではこのシーン、次の『衝撃のバラン!!!』にあり、更に深掘りされていましたが、アニメではここに移動されていました。

もしかしたら、次回に深掘りシーンがあるのかも知れません。

ダイの正体の手掛かりを得るため、メルルたちと共にテラン王国を訪れたダイたち。

壮大な自然の中、人影も見当たらないこの場所は、王国というよりも村のようです。

なんでもテラン王国の国王は、いずれ必ずや人に災いをもたらすと言って、武器や道具の開発を禁止したそうです。

そのため、国民たちも他の国へ出て行ってしまい、人口も50人ほどと魔王軍にとって侵略価値のない国になったのです。

"竜の騎士"の伝説が眠ると聞き、テランまでやってきたダイ。

彼は、自分の正体が何なのか知りたくて、どうしようもない様子です。

焦るダイをなだめるポップですが、ダイは「焦っちゃ悪いのかっ!?」とポップにきつく当たってしまいます。

それほどまでにダイは、追い詰められているのです。

テランに伝わる竜の伝説によると、竜の騎士は"神の使い"であり、人かどうかも分からない存在のようです。

凄まじい力を誇り、あらゆる呪文を使いこなし、天と地と海をも味方に変え全てを滅ぼす者とされている竜の騎士・・・

竜の騎士は、救世主なのか破壊者なのか分からない謎の存在なのです。

ナバラは、湖の底に竜の神の魂が眠る神殿があると言います。

ダイが竜の騎士に関係あるのであれば、神殿に入り何か手掛かりが得られるかもしれないそうです。

ダイはベンガーナの人々から受けた、化け物を見るような視線がトラウマになっていました

もし、自分が人間では無い事が分かったら、ポップやレオナにも嫌われてしまうかもしれない・・・

だから、一人で調べに行きたい・・・

そう言い残し、ダイは湖の中へと消えていきました。

残されたポップは、悔しさと悲しさで張り裂けそうになっていました。

自分とダイの仲はそんなものだったのか?

同じ師を持ち、共に助けあい死線くぐり抜けてきた仲間ではなかったのか?

ダイが湖の中を泳いでいると、額に紋章が浮かびました。

そして、ダイの紋章と共鳴するように、暗闇の先に光が見えます。

光に向かい泳いでいくと、そこには神殿が見えてきました。

入り口は固く閉ざされていましたが、ダイが扉に触れると神殿に刻まれた竜の紋章が反応し、中に入る事が出来ました。

中には空気があり、ここが湖の底だとは思えません。

神殿内を散策していると、やがて大きな扉が現れます。そして、扉を開けると中の部屋には巨大な水晶が祭られていました。

巨大な水晶は、ダイに「何者か?」と問いかけてきました。

何者か?と尋ねられたダイは、逆に自分が竜の騎士なのかどうか問います。

この神殿には竜の騎士以外、入る事はできない・・・その答えに、自分が竜の騎士である事を確信するダイ。

今度は、竜の騎士とは何か?を問います。水晶は、竜の騎士とは三つの神が生んだ究極の生物と答えました。

人間でもなく怪物でもない、究極の生物とは・・・深まる謎にダイは動揺を隠せません。

そうこうしていると、神殿にもう一人誰かが入ってきたようです。

しかし、この神殿には竜の騎士以外に入る事は出来ないはずですが・・・

そして、扉をブチ破り入ってきたのは、超竜軍団長の竜騎将バランでした。

バランと相まみえたダイは、一目見ただけで只者ではないことを感じ取りました。

それと同時に、言葉に表せにない様な不思議な感覚を受けます。

バランとの戦いに身構えるダイ!

しかし、バランは戦いに来たのではないようです・・・

なんとバランは、ダイに自分の部下になれと言います!

そして、自分と共に人間を滅ぼすのだと言い出しました!!

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まとめ

ダイの余りにも人間離れした戦い方に、人々は怯えていました。

キルバーンの言うように、人間は自分勝手な生き物です。

助けてもらったのに、人間でないと分かると冷たい態度を取る・・・マトリフも同じように、人間の汚い部分に嫌気がさしていましたね。

このままダイが、人間不信に陥らないのか心配です。

そして、ダイが竜の騎士である事が確定しました。

そこに現れた、竜騎将バラン。彼は一体、何の目的で現れたのでしょうか!?

次回は、第24話『竜騎将バラン』です




『ダイの大冒険』最終回までに登場する、人物・魔王軍・モンスターたちに秘められた「物語」を徹底解剖! 主要キャラ20人には、今だからこそ言える三条陸先生と稲田浩司先生のコメントつき! さらに、『ダイ』の世界の歴史や呪文・技の分析、三条陸先生と芝田優作先生(『勇者アバンと獄炎の魔王』作画担当)の対談、稲田浩司先生へのインタビューなど、『ダイ』を深堀りする豪華コンテンツが盛りだくさん!

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