漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第114話 『最後通告』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ついにバランとの死闘に決着がつきました。
"人の心"の持つ力の強さに気付かされたバラン。彼は自分の血をポップに与え、「傷が癒えた時、雌雄を決してやる」と言い残しその場を去っていきました。
すると、竜の血の力によってポップが蘇りました。ダイはバランの背中から、父親の暖かみを感じるとるのでした。
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竜騎将バランは戦線を離脱、そしてダイたち一行は全員生き残りました
悪魔の目玉から報告を受けたハドラー
彼にとって、最悪のケースになってしまいました・・・
焦るハドラーに、大魔王バーンから呼び出しがかかります
ハドラーは、今回の件はバランが勝手に起こした失態であると言わんばかりです
しかし・・・
バーンには全てお見通しでした
自分の保身のために、ハドラーがダイの秘密を明かさなかった事が原因だと言いきります!
核心をついた発言に、ハドラーは返す言葉が見当たりません
そして、もうバランが魔王軍に戻ってこない事も読んでいました
バランは、地上で唯一バーンに対抗できる力を持つ男です
説得し、味方に引き入れる事には苦労したと、バーンは少し口惜しい様子を見せました・・・
自らを寛大な男だというバーン
失敗は三度までなら許すと言いながら、3本の指を突き立てました
そして、過去のハドラーの失態を語ると共に、指を1本おりました・・・
バルジ島での失態に、また1本指が折られます・・・
更に今回のバランの件に、最後の1本が折られました・・・
その後、静寂の中で沈黙が続きます・・・
ハドラーは恐怖で震えが止まりません!!
しかしバーンは、勇者アバンを葬った功績は大きいと、指を1本突き立て直します
そして、バーンはハドラーに最後通告するのでした!!
安堵し震えが止まるハドラーでしたが、次はありません!
神妙な面持ちで、その場をあとにしたハドラー
キルバーンは、もうハドラーを殺してしまってもいいのではないか?とバーンに尋ねます
しかしハドラーは、もう少し様子を見るようです
最強の肉体を持つハドラーに足りないのは、精神的な強さ・・・
おいつめられたハドラーなら、もうひと化けするかもしれません
どちらにせよ、ハドラーにとってはこれが最後のチャンスです
ハドラーの危機迫る表情を見たザボエラは、暗黙の内に同行します
一方その頃、山小屋で戦いの傷を癒していたダイたち
厳しい戦いだったと、クロコダインが皆を労います
そんな中ヒュンケルは、今襲われたらひとたまりもないと立ち上がります。
しかし、傷がまだ癒えていないヒュンケル
まともに立っている事もままなりません
そこに現れたのは!?
ポップです!
完全復活したポップが、みんなの前に姿を現しました!!
ポップは半死人どころか、本当に死んでいた身です・・・
まだ安静にしていないといけないのでは?
誰もがそう思う所ですが、当の本人は前より調子がいいと言い張っています
その証拠に・・・!?
とてつもない集中力を見せたポップ
これにはヒュンケルも、認めざるを得ません!
現状で一番戦えるのはお前のようだと、見張りを任せます
バランの血によって、ポップの身体は以前より強靭になったようです
それを聞いたダイは、自分の血にもそんな力があるのかと期待します
しかし、人間との混血児であるダイは、人間の血の方が濃いようです
「みんなを死なせずにすむと思ったのに・・・」
自分の血に力が無い事を知ったダイが残念がります
その言葉にショックを受ける、クロコダインとヒュンケル
自分たちは、そんな簡単に死んでしまうと思われていたのか・・・
「安心しろダイ・・・俺たちはそう簡単には死なない・・・無論ポップもな・・・」
ヒュンケルがダイを安心させようと語り掛けます
外に出たポップは、よろめき倒れこみそうになってしまいます
実は彼、強がって元気に見せていただけだったのです
そこまでしてでも、みんなの役に立ちたいと言うポップ
「次ははずさねえ・・・!!」と意気込みます!
ポップがまた"メガンテ"を使うのでは!?と、それを聞いたゴメちゃんが、慌てふためいています
「俺は最後までくたばらない!あの世で約束したろ・・・?」
あの世での約束を口にするポップですが、ゴメちゃんがは何の事やらさっぱりです・・・
何かと謎の多いゴメちゃん
みんなを守ってくれる、何か凄い力を持っているのかもしれません
メルルは、木陰から一部始終を見ていました
これ以上無茶しないでほしい・・・
そう願うメルル・・・すると!?何かがこちらに向かってくる気配を感じ取りました
それと同時に、ポップも気配を感じ振り返ります・・・
気配のする方に叫ぶポップ
すると・・・!?
聞き覚えのある声がします・・・
その声の持ち主は・・・
ポップの大好きな"マァム"でした!!
次回に続く・・・
まとめ
三度目の失態を犯したハドラー。アバンを葬った功績から最後のチャンスを貰えましたが、本当に次は無さそうです。
こんな状況でも、「バランの失態は・・・」などと言い出す辺りに、器の小ささを感じてしまいます。
それに比べ、ポップは器の大きさを見せてくれました。
そんなポップの前に突然現れたマァムは、武闘家になる修行中のはずですが・・・?
次回 第115話『帰ってきたマァム・・・!!?』につづきます。
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