漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第105話 『おれたちのダイ・・・!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
竜魔人と化したバラン。その強さは桁違いのであり、レオナたちは赤子の手をひねるかのごとくやられてしまいます。
そしてバランは、全てを消し去ると言い、竜の騎士の秘呪文である"ドルオーラ"を放ちました。
死を覚悟して目をつぶるレオナたちでしたが、何故か無傷です。
目の前にはダイの姿があり、バランはすんでの所で"ドルオーラ"を止めたのでした。
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突如として戦場に現れたダイ!
今のダイとバランを会わせてはマズイ・・・
ポップはダイに逃げるよう、必死に訴えかけます!
そうしている内に、バランが地上に降り立ちました
「おじさんなの僕を呼んだのは・・・?おじさんは誰・・・?」
なにも分からないダイが、不安そうに尋ねます
突然、父親と言われてダイは困惑します
「でも・・・おじさんは僕と違う姿をしているよ・・・」
「まるで怪物みたいだ・・・」
怪物と言われたバランは、悲し気な表情を浮かべながらうつむきます・・・
「だが・・・!!」
バランが紋章を激しく輝かせます!
するとダイの紋章も共鳴するかのように、再び輝き出しました!
紋章の共鳴によって、ダイはバランが自分の父親である事を確信したようです
「父さん・・・」
ダイは、両手を広げて待つバランの傍へ寄り添いに行きます
すると!?
倒れていたはずのポップが、ダイとバランとの間に割って入りました!!
「今更、お前のようなゴミに何ができるかっ!!」
突然邪魔に入ったポップに、バランは鬼の形相で迫ります!
しかしポップは、まともに立っていられるのは自分だけだと、その場をどくつもりはありません!
「殺すぞ!!」
バランは、ポップが攻撃すればダイ以外をズタズタにひねり殺すと言います
それがもし、針でつついたほどの攻撃でも・・・
今のバランは竜魔人でありながらも、ダイと出会い人間の心が強く表面に現れている状態です
今ダイを渡さないとどうなるか・・・バランがポップに最後通告を突きつけます
すると!?
突如、ダイがポップの腕を強く握りました
なんと、ダイは親子の再会を邪魔するポップを引き止めようと、腕を引いたのでした!
もうダイは完全にバランを父と認め、一緒に付いていくつもりです・・・
一瞬とまどうポップ!
しかし・・・やはりダイを渡すわけにはいきません!!
みんなの運命を変えてくれたダイ!
そして、俺たちの心の支えであるダイ!!
そんなダイが人間の敵になってしまうなんて・・・俺たちの前から消えてしまうなんて・・・
そんなのは死んでも我慢ならねぇ!!
その言葉を聞いたバランは、「では・・・死ぬがよかろう!」と冷酷に返しました
親子の絆の邪魔をする奴は、誰であろうと許さない!
バランからは、そんな強い意志が感じとれます
迫りくるバラン!
しかし、ポップの魔法力は底をついています・・・
強力な武器があるわけでもなく、道具もない・・・
おまけに逃げることなど100%不可能です
追い詰められたポップ!
ポップはアバンに問いかけます・・・
先生なら、こんな状況でも必ず打破できるはず・・・
・・・
・・・
・・・!?
ポップの頭の中に衝撃が走ります・・・!
たったひとつだけある・・・
しかしそれをやれば・・・!!
ポップの顔がみるみる内に青ざめていきます・・・
すると、ポップの腕になにやら振動が伝わってきました
それはダイでした・・・
緊迫した状況に怯え、ブルブルと身を震わせるダイ・・・
そんなダイを見たポップは、意を決します!!
俺が怯えた顔していてどうする・・・
ポップの表情が勇ましく変化しました!
ダイに自分のバンダナを託したポップは、丸腰でバランに襲い掛かりました!
素手で殴りかかるとは・・・周りから見れば、完全に正気を失った行動です!!
「こんな見苦しい特攻など見たくもない!」
そう言うと、バランもその拳で迎え撃ちます!
ひと思いに砕いてやろうと、バランは全力の一撃を放ちました!!
すると!?
ポップはその攻撃を待っていましたとばかりに、身をかわしました!
そして、両手の指をバランのこめかみに突き刺しました!!
これはまさか・・・!?
次回に続く・・・
まとめ
ついにダイとバランが顔を合わせてしまいました。最初はバランの怪物の様な姿に驚くダイでしたが、紋章の共鳴によって父親と認めました。
確かに二人は実の親子であり、感動の再会ではあるのですが、状況が状況であるので複雑な気分です。
人間を滅ぼすと、考え方が極端すぎるバラン。しかし、子が親の元にかえるのは当たり前の事です。
ポップは、俺たちのダイがいなくなるなら死んだ方がマシだと言います。バラン、ポップの両者ともの言い分はあるのですが、やはり記憶が戻った状態のダイの意見を一番尊重すべきですね。
そしてポップは奥の手を思いついたようです。彼の表情からは、何か狂気じみた覚悟のような物を感じます。
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