漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第104話 『竜魔人目覚める!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
2発目のギガブレイクを耐えたクロコダインに、レオナが回復のために駆け寄りました。
そのレオナに"ライデイン"を放ったバラン。しかし、すんでの所でヒュンケルが槍を投げ入れ、一命を取り留めました。
ヒュンケルは必死で人間を滅ぼす事をやめるよう訴えかけますが、バランの考えは変わりません。
バランは左目の飾りを外し、天高く掲げます。すると落雷がバランを襲い、彼の身体に変化が起き始めました。
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見る見る内に姿が変わっていくバラン!
レオナたちは、目の前で起きている凄まじい現象に、恐ろしすぎてただただ見守る事しか出来ません!!
髪は逆立ち、全身は鱗で覆われて翼まで生やしたその姿は、先ほどまで人間とそう変わらない姿をしていたバランとは、まるで別人です!!
そしてその姿こそが、竜の騎士の最終最強形態であると言います!
"竜魔人"と呼ばれる姿に変身したバランは、とてつもない威圧感を放っています!!
その闘気をいち早く察知したヒュンケルは、ポップに城の中に逃げるよう伝えます!
ポップは当然拒否しますが、レオナやクロコダインの説得によって、不本意ながらも城の中へと駆け出しました
すると!?
突然、背中から撃ち抜かれたポップ!?
それはバランの攻撃でした!!
ケガ人を後ろから撃つなど、騎士道精神に溢れるバランからは考えられない行動です・・・
しかし、竜魔人と化したバランは違います!
ただ目の前の敵を全滅させるだけの、魔獣にひとしい存在になったバラン!
今の彼は、自分でもその強大な力を制御する事が出来ません!!
心の傷に触れられたバラン・・・
彼の怒りは収まりません!
そして彼は、そうさせたお前たちが悪い!自業自得だ!と言い放ち、獣のごとく襲い掛かりました!!
目にも止まらぬ速さで、あっという間にやられるヒュンケル!
クロコダインが助けに入りますが、一瞬で"真空の斧"を木端微塵に破壊されてしまいます!!
そしてクロコダインは竜闘気で体を貫かれ、あっけなくやられてしまいました!!
クロコダインを助けようとレオナが駆け寄りますが、"バギ"で簡単に吹き飛ばされてしまいました!
なんとかヒュンケルが起き上がりますが・・・!?
クロコダインの巨体を投げつけられ、再度その場に倒れこんでしまいます!
その圧倒的な強さに、ヒュンケルとクロコダインですら戦意を喪失してしまっています・・・
しかし、バランは攻撃の手を緩めるつもりはありません!
「魔力はまだこんなものじゃないぞ!!」
そう叫ぶと、バランは空中高く舞い上がりました!!
「一瞬で全員この世から消してやる・・・!!」
恐ろしい言葉を言い放ったバランは、竜の騎士の秘呪文の構えをとります!
竜魔人の形態でしか使えないという、秘呪文の名は"ドルオーラ"・・・!!
その様子を見たレオナたちは、とてつもない呪文を放ってくる事は分かっているのですが、全く動く事が出来ません!
クロコダインが、「これ以上、暴力に身をまかすのはやめろ!」と説得します!
しかし竜魔人と化したバランは、目の前にいる敵が全員死ぬまでは元の姿に戻れないと言います・・・
そしてバランは竜闘気を結集し、"ドルオーラ"を放ちました!!
・・・
・・・!?
目をつぶり、じっと祈り続けていたレオナたちでしたが・・・!?
自分たちが無傷な事に気が付きます・・・
これは一体!?
そして目を開くと、そこにはダイの姿が・・・!!
ダイの登場に、"ドルオーラ"を止めたバラン!!
次回に続く・・・
まとめ
竜魔人と化したバランの強さは、元軍団長2人を赤子の手をひねるかのように翻弄するほどです。
自分の触れられたくない過去に触れられ、正論をぶつけられ分かっているけど考えを変える事などできない・・・
追い詰められたバランは、暴走し全てを破壊するという事を選択しました。半分、自暴自棄になっている様にも見えます。
しかし、ダイの姿を見たバランは、"ドルオーラ"を止めました。竜魔人と化しても、我が子を守るという本能は失われていないようです。
次回 第105話『おれたちのダイ・・・!!!』につづきます。
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