漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第345話 『この腕で勝利を』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
地上に降り立ったポップたちを、フローラたちが出迎えます。
アバンが生きていた事を知らないフローラは、彼の姿を見て気を失ってしまいました。
ポップは、また最後はダイに頼ってしまった事を悔やみますが、今は彼を信じるしかありません。
一方、浮上を続けるバーンパレスは、宇宙空間に達しようとしています。
このままの身体では勝てないと悟ったバーンが、自身の第3の眼である"鬼眼"を、自らの手でえぐりだしました。
ヴェルザー曰く、彼は"鬼眼の力"を解放したようです。
その姿はもはや原型をとどめておらず、巨大な化物といった所です。
ここから本文
"鬼眼の力"を解放したバーン
その巨大な身体から繰り出される攻撃に、ダイは手も足も出ません
バーンの正体が、こんな化物であるとは・・・
しかし、どうやらそれは、違うようです
"鬼眼王"・・・
その言葉を聞いたダイは、ある物を思い出します
それは、魔王軍が根城にしていた"鬼岩城"です
"鬼岩城"は、まさにバーンが最強となった姿をイメージして建造されたのです
魔力炉にいた"ドラムーン"のような小さなモンスターですら、ゴロアのような怪物に進化させた"鬼眼の力"
それを、自身の身体に施せばどうなるか・・・!?
結果は、こうなるという事は分かっていたと言うバーン
そして、魔力の源たる自分自身が行えば、二度とは元に戻れないであろう事も・・・
"鬼岩城"は、彼の果たせぬ夢を具現化した、巨大なる玩具のはずでした
バーンは勝利のためだけに、自ら封印していた力を使ったのです!
自分の本来の姿を捨ててまで・・・
まさに、ダイと同じ事をしたバーン!
もう後戻りが出来ない彼は、三界を支配する恐怖の魔獣となるつもりです!!
今バーンが欲するのは、ダイに勝つ事だけなのです!!
バーンの攻撃を、全身で何とか受け止めたダイ!
そして彼は、"竜闘気"を全開にして飛び上がりました!!
「ドルオーラ!!」
大爆発に飲み込まれたバーン!
一瞬の出来事に、バーンは反応出来ませんでした!!
しかし・・・!?
突如、目の前に現れたバーンに、ダイは思い切り叩きつけられてしまいました!
その後、まるでサッカーボールのように蹴り上げられると、更に何度も何度も、全身を打ち付けられてしまいます!!
せめて、剣さえあれば・・・
しかし、ダイの剣はバーンの胸元に突き刺さったままです
そして!?
力なく、地面に叩きつけられるダイ
その後かれは、ピクリとも動きません・・・
「・・・勝ったぞッ・・・!余は勝ったッ!!」
勝ちを確信したバーンは、余りの嬉しさに大笑いしています
しかし、すぐさま表情を強張らせました
「いかんいかん奇蹟は起こる・・・何度でも・・・
」
バーンは知っているのです、ダイたちが今まで何度も奇蹟を起こしてきた事を
バーンがダイを粉々に砕こうとした、その時です!?
地上から、凄まじい速さの光が飛んできました!
そして、その光は彼らの目の前に!!
そして今度は、彼らを照らす眩い光が・・・!?
太陽です!
太陽の光がダイを照らすと、彼が目を開きました・・・!!
次回に続く・・・
まとめ
"鬼岩城"とは、バーンが最強になった姿をイメージしていたのですね。
それであれば、キルバーンが"鬼岩城"をバーンのお気に入りと言っていたのも頷けます。
元には戻れないと知っていながら変身するとは、バーンも相当追い詰められていたのでしょう。
勝利のためには、手段を選んでいる場合ではなかったようです。
そして、それだけに強さも相当なもので、先ほどまで圧倒していたダイが、全く手も足も出ない状態でした。
しかし、バーンの恐れていた奇蹟が、またしても起こりそうな雰囲気です。
父の形見である"真魔剛竜剣"が現れ、更に太陽が彼を照らし始めました。
太陽と言えば、ダイ母"ソアラ"です。その太陽によって、ダイが目覚めます・・・!
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