漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第313話 『裁きは下った・・・!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
アバンは、手袋に魔法の砂を忍ばせ、"リリルーラ"によって現実世界に戻ってきたのでした。
"メガンテ"を食らって、なぜ無事であったのかは分からないと言う彼ですが、生き残ったからには残る生命を全てぶつけると、キルバーンに猛攻を仕掛けます。
そんなアバンに、生まれて初めて恐怖を感じたキルバーンは、己の腕を切り落とし、巨大な火球"バーニングクリメイション"と作り出しました。
迎撃することも、よける事も不可能だと見たアバンは、自身も最大の技で勝負する事を決意します。
そして、火球を放ったキルバーンでしたが、なんとアバンは炎の中を突っ切り、見事"アバンストラッシュ"を命中させました。
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何故、"バーニングクリメイション"に耐えられたのか!?
勝ちを確信していたキルバーンは、自身が斬られた事実に困惑します
すると・・・!?
アバンの身体から灰が舞い上がり、その灰はハドラーの姿を形どりました
アバンは、己の身に残っていたハドラーの灰が、"メガンテ"や"バーニングクリメイション"から身を守ってくれた事に気が付きます
ハドラーがここまでして助けてくれるとは・・・
よほどキルバーンのしてきた行いに、腹をすえかねていたようだと言うアバン
しかしキルバーンからすれば、奇跡などという訳の分からない物でやられたなど、たまったものではありません
その時です!?
なんとキルバーンの身体から、炎が上がりました!
アバンがまとっていたキルバーンの炎が、彼自身に引火したのです!!
炎は瞬く間に、キルバーンの全身を包み込みました!
彼の全身に流れるマグマの血に火が付いたのです!!
慌てふためくピロロは、"ヒャド"、"ヒャダルコ"、"ヒャダイン"と必死で火を消そうとしますが、全く消える気配がありません!
「ねえお願いだよ!力を貸して!!」
泣き叫ぶピロロを憐れんだのか、アバンは羽根を使い炎を消してあげました
ピロロが鎮火したキルバーンに駆け寄ります
礼には及ばないと言うアバン
彼はキルバーンの事を、100%信用している訳ではありません
キルバーンほど、非道で美点の見つからない敵に出会った事がないからです
「・・・ひどいな、そう言わずに受け取ってくれたまえよ・・・」
なんと!?ピロロがいれば刃を補充できると言うキルバーン!
再びアバンの周りに、目に見えない13本の刃が配置されてしまいました!!
ところが・・・!?
どうやらアバンは、こうなる事を予想していたようです
そこで、逆にキルバーンに罠を仕掛けてあると言います・・・
「笑わせるなぁあッ!!」
キルバーンがその場を動いた、次の瞬間!?
なんと!?彼の首が飛んでしまいました!!
いつの間にかキルバーンの首の位置に、"ファントムレイザー"が配置されていたのです!
しかし、一体何故こんな位置に・・・!?
実はその刃は、異空間でアバンの身体に突き刺さった1本なのでした
彼が現実世界の戻ってきた時に、一緒に戻ってきていたのです
つまり、キルバーンも知らない14本目の刃が、彼の首を切り裂いたのです!!
首が切れたキルバーンの身体に、ピロロが急いで粉をふきかけます
以前、バランに身体を切り裂かれた際には、この粉で復活を遂げましたが・・・今回ばかりは、首がちぎれてしまったため、復活する事は出来ません
「・・・ダメだ・・・もう・・・直らないっ・・・」
あのキルバーンが敗れた事に、驚愕するミストバーン
あの小さな使い魔ではどうする事も出来ないと、ピロロの生命までもを取る事はしなかったようです・・・
一方、天魔の塔の最上部で、体力を回復させていたダイたち
なにやら、上空で雲が渦巻きはじめました・・・
次回に続く・・・
まとめ
灰となったハドラーが、アバンの身を守っていてくれたとは・・・
彼が魔王であった頃からの宿敵同士である二人ですが、今となっては固い友情で結ばれているのですね。
それに引き換え、最後の最後まで卑怯な手を使うキルバーンでした。
泣き落しで生命を助けてもらった相手に、当たり前のように罠を仕掛けるとは、バーンが残酷さだけは及ばないと言っていただけの事はあります。
しかし、最期は己の刃で首を切り裂かれてしまいました。
策士策に溺れるとは、まさにこの事ですね。
流石に首がちぎれては、ピロロの謎の粉でも復活できないようです。
ミストバーンに手も足もでない状態でしたが、アバンが戻ってきてくれた事で、戦況を変えられるのでしょうか!?
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