漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第272話 『最後の対峙』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
超魔ゾンビを切り裂いた、ロン・ベルクの"星皇十字剣"。
しかし、その凄まじい破壊力によって、彼自身の両腕も負傷してしまいました。
過去にも同じ失敗をしたと言うロンは、その威力に耐えられる剣を作るために職人の道へ入ったのでした。
魔族の再生能力を持ってしても70年はかかるという傷を負ったロンは、ダイたちの武器を作ってやれない事だけが心残りだと言います。
そこで、彼の行動に心を打たれたノブァが、弟子入りを祈願します。
その申し出を快諾したロン・ベルクとノブァの師弟関係が生まれました。
一方、魔法力を使い切り命からがら逃げだしていたザボエラ。
しかし、彼のしぶとさを熟知していたクロコダインが、行く手を遮ります。
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もう奥の手は残っていないとクロコダインに読まれていたザボエラは、素直にその事実を告白しました
そして、今までの行いから自分は殺されるしかないと、罪の意識を口にします
超魔ゾンビを破られ、改めて自分は人にすがらなければ生きていけない事を痛感したというザボエラ
そこで彼は、恥をしのんでクロコダインに頼み込みます
しかし、これはザボエラの策略でした
儀を重んじるクロコダインであれば、命乞いをする者を殺す事は出来ないと・・・
そして、ザボエラの思惑通り武器を置いたクロコダイン
彼は命乞いをするザボエラに、手を差し伸べました
ザボエラからすれば狙い通りの行動に、心を躍らせます!
所詮はウドの大木・・・いや、ワシの人生の踏み台を作るための、ただの材木だと!!
ザボエラが爪を出した、次の瞬間!?
クロコダインは、素早く手を引っ込めました!
すると、彼の左手には先ほど置いたはずの斧が・・・!?
そしてクロコダインは、その斧をザボエラの身体に落としました!!
手に闘気をためたクロコダイン!
今まで騙され続けた彼は、おかげで一つ物を知ったと言います!!
「それは・・・!」
どうやらザボエラの姿が無い事に気付き、みんなで探していたようです
バダックが話しかけると、クロコダインは神妙な面持ちでザボエラの遺体を見つめていました。
ザボエラも六大団長が揃った時には、その絶大な魔力で一目置かれた存在であったと言うクロコダイン
しかし、出世欲に目がくらみ他人ばかりを利用しているうちに、こんなダニのような奴に成り果ててしまったのです
クロコダインは、ザボエラにダイたちのように自らの力で強くなろうとする気持ちが、一片でもあればと悔いています
しかし、ザボエラとクロコダインとでは根本的に持っている心が違います
もし、クロコダインがダイたちの敵のままであったとしても、その武人としての心意気は変わっていなかったでしょう
一方、魔物の軍団と一人で戦いを続けるヒュンケル
あれだけいた魔物たちは、もう数えるほどしか残っていません
魔物たちはヒュンケルの事を、"悪魔"と例えその驚異的な強さに驚愕しています
「・・・やめとけよムダな事ぁ・・・!」
魔物たちの背後から、彼らをコケにする声が・・・
次回に続く・・・
まとめ
最後の最後まで卑怯な手で切り抜けようとしたザボエラでしたが、そこはクロコダインが一枚上手でした。
本来であれば、動けない相手に有無も言わず止めを刺す様な事はしないクロコダインですが、相手が相手です。生かしておいても更生は無いと判断したのでしょう。
彼の言う通り、絶大な魔力を持つザボエラですから、その性格がもう少し違うものであれば・・・悔やまれる所です。
そして、何とヒュンケルの前にヒムが現れました。
しかし、ヒムら親衛騎団は、ハドラーが死ねば生きている事が出来ないはずです。
頭の傷や発言から、ヒム本人に間違いなさそうですが、果たして何故!?
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