漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第259話 『復活!!!大勇者』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
炎の中に取り残されたポップは、脱出の瞬間にハドラーの身体が朽ち果てた時、彼を見殺しに出来なかったのです。
とっさに手を差し伸べてくれたポップに涙するハドラーは、魔族の身でありながら人間の神にポップを助けてくれるよう、心の底から願いました。
すると!?何処からともなく飛んできた羽根が、彼らの周りに五芒星を描き、聖なる力で炎から身を守ってくれました。
そして、目の前に現れた人物にアバンの使徒たちは、目を疑います。
その人物とは、死んだはずの彼らの師"アバン"でした。
←前回 第258話『ポップ・炎に死す・・・!!!』はコチラから
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あまりの衝撃に、誰もその場を動く事が出来ません
それはまた、目の前の男が本当にアバンなのか、その真実を確かめる勇気が誰にもわかなかったからです
ポップの元へと歩み寄ってアバンは彼の手当ての前に、宿敵であるハドラーを抱きかかえました
そして、ハドラーに礼を言うアバン
当のハドラーも、キツネにつままれた様な表情で驚愕しています
かつての宿敵に抱きかかえられたハドラー
「・・・ありがとう・・・とでも言うつもりか・・・?」
そう呟いた彼の表情が一変します!
ハドラーのヘルズクローがアバンを襲います!!
やはりハドラーには、アバンに対する恨みの念が残っていたのでしょうか!?
誰もがそう考えた、次の瞬間!?
キルバーンに、最後の力を振り絞り一太刀浴びせたハドラー
彼の身体は、見る見る朽ち果てていきます・・・
「大魔王バーンは恐ろしい男だ!情けは捨てろッ!冷徹になれッ・・・!」
アバンの力が、大魔王バーン倒すために必要不可欠だと言うハドラーは、最後の最後に彼や彼の弟子を称賛します
アバンの力でダイたちを勝利に導く事・・・
それこそが、ハドラーが望んでいる唯一の願いです
そして彼は、自分の最期に満足しているようです
人間の神様がくれた、粋な計らいに・・・
最期の瞬間、ハドラーは紛れもなくダイたちの仲間でした
それを噛みしめ、いつにない表情のポップを抱きかかえたアバンは、彼の成長を喜びました
しかし・・・!?
ポップはまだ、アバンが生きていた事を信じていない様子です
夢か幻か・・?それとも、ザボエラが化けているのか?
そう考えるのも無理はありません!しかしレオナは冷静に状況を判断しました
そこにいるのは、幽霊でも偽物でも幻でもありません!
正真正銘、彼らの師"アバン"なのです!!
改めて、感動の再会を喜ぶダイたち!
しかし、どうやら死神は、そう簡単に彼らを見逃してはくれないようです・・・
次回に続く・・・
まとめ
宿敵であるアバンとハドラーは、最後の最後で和解しました。
ハドラーにとってアバンは、彼自身だけではなく、彼の弟子までもが自身を何度も苦しめた事もあり、暗にその実力は認めていたのでしょう。
それを最期に、自分の口から本人に言う事ができ、もう何も思い残す事は無い晴れ晴れとした気持ちで旅立っていきました。
ここに長年続いた、勇者アバン対魔王ハドラーの戦いに幕がおろされたのです。
一方、ハドラーの死の張本人であるキルバーンは、どうやらまだ生きているようです。
そんな簡単に死ぬ相手ではない事は分かっていましたが・・・次は、どのような手段で襲い掛かってくるのでしょうか!?
次回 第260話『アバン復活の謎・・・!!!』につづきます。
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