漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第256話 『炎の中の希望!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
間一髪の所で助けに入ったポップでしたが、キルバーンは特に気にせずその場を去っていきました。
それもそのはず、ポップは持ちこたえるのがやっとであり、外からレオナが"ヒャダルコ"を浴びせてもビクともしません。
ダイが罠に掛かった時点で価値を確信したキルバーンは、死に瀕した人間の表情という最高の見世物を見物するために、大魔王の元に戻ってきたのでした。
ポップの限界が迫る中、今度はヒュンケルが"グランドクルス"を放ち炎を蹴散らそうとします。
しかし、彼の最大の技をもってしても魔界の炎を消す事は出来ません。
打つ手なしの状況に青ざめる彼らの表情は、まさにキルバーンが言う最高の表情なのでした。
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このまま放っておけば、二人とも焼け死んでしまいます
しかし、あのヒュンケルですら方法は無いとうつむいています
"グランドクルス"が弾かれたという事は、あの炎は魔法力でないと破れない特性を持っているという事です
ですが炎の外側には、そんな強力な魔法力を持った者はいません
今からバーンパレスの奥まで、キルバーンを倒しに行っても間に合う訳がありません
そこでマァムは、ある呪文を思い出します
それは大破邪呪文"ミナカトール"です!
しかし・・・
二人がピンチにも関わらず、冷静な表情のレオナにマァムは苛立ちます
しかし、レオナも平気ではないのです
こういう時だからこそ、冷静になって最善の手を考えなくてはならないのです
意を決したマァムは、悪魔の炎に連打を浴びせます
しかし、当然ながら炎はビクともしません
やはり物理的な力では、どうにもならないのです
マァムたちの会話は、炎の中のダイたちにも聞こえていました
外から助ける事が出来ないという事は、中から何とかするしかありません
しかし、ダイはまともに動く事が出来ず、ポップも限界です
もう、ポップは限界です!
グラついて膝をつきそうです!!
すると・・・!?
ポップを一喝したのは、ハドラーでした!
「・・・うぬらそれでもアバンの使徒かっ!?」
ハドラーが生命をかけてまで倒そうとしたアバンの使徒は、不屈の魂を持った希望の戦士でした!
こんな所で力尽きてしまう連中などに、アバンの使徒を名乗る資格などないのです!!
まるで、アバンの様な台詞を言うハドラー
彼は、偽物を倒すために死んだ道化になりたくないのです
そんなハドラーに、ダイも無言で頷きました
こうなったら、ダメで元々あがくしかありません!
吹っ切れたポップの胸元のしるしが、光輝き始めました!
そして、その勢いで炎を押し返すポップですが、肝心の脱出する方法はまだ思い付いていません
ふと、自身の頭上を見上げたポップ!
その瞬間、彼は脱出の方法を思い付きます!!
次回に続く・・・
まとめ
レオナは平気なのではなく、無理にでも冷静になる事で最良の手を考えていたのです。
いかなる時でも冷静沈着でいるという、指導者としての役目を果たしていました。
そして、諦めかけたアバンの使徒に喝を入れてくれたのが、ハドラーでした。
アバンやその使徒の宿敵であった彼だからこそ、こんな所で諦める事を許さなかったのでしょう。
それは、ハドラー自身のプライドに関わる事でもあるのです。
そんな過去の宿敵のおかげで、再び闘志を燃やすポップが思い付いた方法とは、一体どの様なものなのでしょうか!?
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