漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第255話 『死神!!殺しの罠』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
"ギガストラッシュ"という新必殺技により、ついにハドラーを倒す事に成功したダイ。
なんと彼は、つい先ほどその技を思い付き、ぶっつけ本番でやってのけたのでした。
アバンとバランの技の合わせ技と、それを瞬時に成功させたダイに潔く負けを認めたハドラーは、最期に握手を交わそうと手を差し伸べます。
それに快く応じたダイがハドラーの手に触れようとした、その瞬間!?
強い揺れが起こり、地中から8つのひし形の仕掛けが出現しました。
そして、笛の音と共にキルバーンが現れ、彼の掛け声と共に先ほどの仕掛けから炎の柱が吹き出し、ダイたちを包み込んでしまいます。
それは"死の罠"と呼ばれる魔界の炎であり、いかなる力でも脱出は不可能だとキルバーンは言いました。
ところが、いつの間にか炎の中に割って入っていたポップが、両腕から魔法を放ち炎を食い止めているのでした。
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間一髪の所で、助けに入ったポップ!
魔王軍を信用していない彼は、冷静に状況を把握していたのです!!
ポップの行動に気付いたキルバーンですが、特に気に掛ける事なくその場を後にしました
自分の罠を邪魔されてのに、一体なぜ・・・?
すると!?突如ポップの叫び声が辺りに響き渡ります!!
炎を消すため、レオナも"ヒャダルコ"を浴びせます!
しかし、魔界の炎はビクともしません!
もはや彼女の魔法力では、焼け石に水といった所です!!
一方、キルバーンは大魔王の所へと戻っていました
彼は、僅かな間に新必殺技を生み出すダイを、ただの竜の騎士とは呼べないと言います
ダイの力に驚愕したのは、大魔王も同じです
そんなダイを罠にかけたキルバーンは、なぜ彼の死を確認せずに戻ってきたのでしょう?
それは彼に、余ほどの自信があるからです
このバーンパレスに張り巡らされた罠の中でも、あの♢の9はキルバーンにとって最高の自信作なのです
既に必勝と見て戻ってきたというキルバーン
しかし、戻ってきた理由は他にもありました
なんと彼は、ダイたちがもがき苦しむ所を、大魔王と一緒に見物するために戻ってきたのでした
死に瀕した時の人間の表情ほど、彼にとって最高な物はないのです!!
その頃、持ちこたえるだけで精一杯のポップは、もう限界です
すると!?
槍を構えるヒュンケル!その構えは"グランドクルス"です!!
自身に向かって、"グランドクルス"が放たれる事を知り焦るポップ!
しかし、少々のダメージは覚悟しろと言うヒュンケルは、構わず"グランドクルス"を放ちます!!
凄まじい衝撃波が、バーンパレスを駆け抜けていきます!
しかし!?
魔界の炎は、何事も無かったかのように燃え盛っています!!
"グランドクルス"ですら、かき消す事が出来ないとは・・・
その悪夢の様な現実を突きつけられ、一気に青ざめる彼らの顔を見たキルバーンは、とても嬉しそうです
次回に続く・・・
まとめ
ポップは、 助けに入った所までは良かったのですが、魔界の炎がここまで強力だとは予想外だったのかも知れません。
何しろ、"グランドクルス"ですらビクともしないのですから、消す方法が思い付きません。
キルバーンが勝ちを確信し、その場を去ったのも頷けます。
そして、死に瀕した人間の表情が最高だと言う彼は、まさに"死神"です。
大魔王バーンですら、残酷さだけは及ばないと言うのですから、魔界一と言っても過言ではないでしょう。
この絶対絶命のピンチを、果たして脱する事は出来るのでしょうか!?
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