漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第254話 『大死闘決着・・・!?』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
もう闘気が残されていないはずのダイですが、最後まで一人で戦うつもりです。
ハドラーだけが仲間たちの想いを背負って戦っているのではないと言う彼は、みんなの想いの強さを証明するためにも負けられないのです。
そう言って立ち上がったダイは、"ライデイン"を唱え剣に蓄えます。
そして、何故か剣を納めたダイ。どうやらロン・ベルクが作ってくれた新しい鞘は、その呪文を最高位までパワーアップ出来るようです。
仲間たちが巻き添えをくわないように"ルーラ"で離れた彼は、呪文が昇華するまでのカウントダウンを始めました。
ハドラーにとって今、ダイを妨害する事は容易ですが、彼はその数秒を己を高めるために使います。
カウントダウンが終わり、"ギガデイン"へと昇華したダイの魔法剣。"ギガブレイク"の構えをとったダイがハドラーに斬りかかります。
それを"超魔爆炎覇"で迎え撃つハドラーでしたが、なんとダイは剣を持ち替え"ギガストラッシュ"という新必殺技を放ったのでした。
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「我が全身全霊ッ!敗れたり!!」
ダイの"ギガストラッシュ"の前に敗れたハドラーの身体は、無残にも崩壊し始めました
一度アバンに敗れ、そしてその弟子であるダイにも敗れたハドラー
そんな彼は、アバンの技にバランの力を乗せた"ギガストラッシュ"に敗れた事に、納得しています
そしてなんと!?今この場で新必殺技を思い付いたと言うダイは、この技でしかハドラーに勝てない気がしたようです
悔いどころか、ダイに感謝しているというハドラー
彼にとっては、ダイに敗れ地に墜ちてからの方が、満ち足りた人生だったのです
最期にせめて、自身を倒したその腕に触れたいというハドラーに、剣を納めたダイは優しく手を差し伸べます
その時です!?
地震の様な強い揺れと共に、地中から8つのひし形の物体が現れます!
そして、それと同時に何処からともなく笛の音が・・・
「この曲はボクからの鎮魂曲だ」
そう言って現れたのは、魔王軍の死神キルバーンです
危険を察知したヒュンケル!
ダイに逃げるよう叫びますが、彼はハドラーとの戦いのダメージで動く事が出来ません!!
「出でよっ!魔界の炎ッ!!」
キルバーンの掛け声と共に、先ほどのひし形から凄まじい炎の柱が吹き出し、あっという間にダイとハドラーの周りを囲んでしまいました!
このバーンパレスには、大小さまざまな殺しの罠が仕掛けてあると言うキルバーン
この炎は、その一つである魔界最強の炎なのです
キルバーンは、ダイとハドラーが死闘によって力尽きる時を待っていたのです
早くダイを助けなければなりませんが、キルバーンはもう手遅れだと言います
八つの炎柱が中央の光点に集まる時、中の生物は灰となって燃え尽きてしまうのです!
炎に包まれるダイとハドラーを嘲笑うキルバーン
するとその時!?
「・・・そう何もかも上手かぁいかねえぜっ!!」
炎の中から聞こえる声・・・
それは両腕から呪文を放つ、ポップでした!!
次回に続く・・・
まとめ
バランのギガブレイクを、アバンのアバンストラッシュに乗せた"ギガストラッシュ"。
なんとダイは、そんな大技をついさっき思い付いたと言っていました。
そして、それをぶっつけ本番で成功させてしまうとは、前回のアバンストラッシュXに引き続き天才としか言いようがありません。
ハドラーとしても、バランとアバンという一度敗れた相手の合わせ技で止めを刺され、完全に納得をしていました。
そんな二人の最後の和解の時間を邪魔したのが、キルバーンです。
自分の手を汚さずにダイたちを焼き殺そうとは、死神らしいといえば死神らしいといえますが、そうはポップがさせません。
状況を冷静に判断し行動が出来るポップだからこそ、このピンチに助けに入る事が出来たのだと思います。
果たしてダイたちは、このピンチから脱する事が出来るのでしょうか!?
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