漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第240話 『涙の敵陣突入』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ポップを身を挺して守り、"毒牙の鎖"の犠牲となったメルル。
何故、自分なんかを助けたのか分からないと言うポップに、レオナはメルルが彼の事を好きだという事を明かしました。
自分の口から、はじめて会った時から好きだった事を伝えたメルルは、ポップに好きな人の名前を言って欲しいと言います。
それが自分でない事は分かっているという彼女は、それを聞いて諦めさせて欲しいのです。
そして勇気を振り絞ったポップは、、マァムの事が好きだと叫びます。
すると!?次の瞬間、ポップのしるしが光輝きました。
彼の心の力は、"勇気"だったのです。
メルルのおかげで勇気を出す事が出来たポップは、彼女にお礼を言おうとしますが、すでに息を引き取っていました。
必死に彼女を揺すり起こそうとするポップが叫ぶと、彼の身体から凄まじい回復系のパワーが発せられます。
なんとポップは、賢者へと覚醒したのでした。
ここから本文
ポップの発するエネルギーに包まれたメルルの身体からは、力強く脈打つ心臓の鼓動が聞こえます
そして更に、身体中から毒素も抜けているようです
「さあ!行こう!!」
メルルの想いに応えるためにも、ミナカトールを完成させなければなりません!
もう一度仕切り直しです!!
バンダナを巻きなおし、気合を入れたポップ!
そして、マァムの手を力強く握ると、彼の身体から緑色の光が発せられました!
これで、5色の光の柱が揃いました!
今こそ、究極の破邪呪文が輝く時です!!
その掛け声と共に、5つの光は巨大な1本の柱となり、バーンパレスに直撃します!
そして、そのエネルギーはバーンパレス全体に伝わっていきました!!
「・・・ポップ君!!今よっ!!」
その場から消えた5人・・・
どうやら成功したようです!
チウと対峙していたピクシーたちは、目の前で起こった出来事が理解できないようです
するとチウは言いました
ぼくの友人の勇者が、大魔王を倒しに行ったのだと
そして・・・
「正義は勝あぁつ!!」
新獣王を名乗るチウには、それに見合う迫力が芽生えてきたのでしょうか?
残った兵士たちは、魔物の力を半減できる魔法陣の中で円陣を組みます!
残る総力を結集し、この場を死守するのです!!
一方、バーンパレスに到着したダイたち
マァムとの間に気まずい空気が流れるポップですが、言い訳はしません
迷惑の償いは、戦いで返します!
マァムと目も合さず駆け出していったポップ
ダイはマァムに、ポップが出会った頃から彼女の事を好きだった打ち明けました
そしてレオナも、ポップが強く成長してこれたのも、半分はマァムのためでもあったと伝えます
バラバラに駆けていく仲間達を見たダイは、みんな離れない方がいいのではと言いました
空気を読めないダイに、レオナは呆れています
どうやらダイにはまだ、こういうムードは苦手なようです・・・
一方、そんな彼らを見ていた大魔王バーン
彼は、ダイたちが人間の神の太古の置き土産である、"ミナカトール"を使った事に驚いている様子です
「こりゃついに出番かな・・・!!?」
そう言って、少し面倒くさそうなキルバーンでしたが、どうやらまだお預けのようです
大魔王バーンは、覚えのある闘気にいち早く反応します
次回に続く・・・
まとめ
賢者へと覚醒したポップから放たれるエネルギーは、レオナの"ザオラル"を凌ぐほどでした。
それは"ザオリク"級と、ゲームでは100%対象者を蘇生できる呪文で例えられていて、とてもイメージがわきやすい描かれ方をしていました。
賢者になった途端、これだけ凄い回復エネルギーを発せられるとは、ポップの素質には驚きです。
また素質と言えば、チウが頭角を現してきました。
遊撃隊のメンバーを守ったり、的確な指示を出したりと、獣王としての威厳が出てきたように感じます。
そして、バーンパレスに到着したダイたちの前に、ハドラーが立ちはだかりました。
以前の戦いでは、彼らの命を助けてくれたハドラーでしたが・・・今回は、そうはいかないのではないでしょうか!?
記事一覧、サイトマップへはコチラから→