漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第239話 『その人の名は・・・!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ダイたちが光の魔法を使おうとしている事に気が付いたザボエラは、まだ手こずっているポップを"毒牙の鎖"で抹殺し、阻止しようと企みます。
そして、魔界のモンスターと戦う仲間たちも、かなりの苦戦を強いられていました。
一方、ポップのキツイ言い方に困惑しているマァム。かなり険悪な空気が流れています。
うつむくポップを遠くから見つめるメルルが、彼の役に立てる事はないかと模索していると、突如とてつもなく恐ろしい殺意を背後から感じました。
それは、ポップを狙うザボエラの殺気だったのです。
自分が逃げ出せば、撤退せざるを得ないと考えたポップがその場を駆け出すと、待ってましたとばかりにザボエラが"毒牙の鎖"を投げ付けました。
かすっただけで死に至るという"毒牙の鎖"。このままではポップを直撃すると思われた、その時!?
なんとメルルが身を挺してポップを守りました。
しかしながら、"毒牙の鎖"はメルルに直撃し、彼女の身体から鮮血が吹き出しました。
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ポップをかばい、"毒牙の鎖"の直撃を受けてしまったメルル
しかし、それによって"ミナカトール"の希望は断ち切られずに済みました
ザボエラに気付いたノヴァは、怒りに任せて彼に斬りつけました!
これでザボエラの第2波は防げたものの、犠牲になったメルルは瀕死の重傷を負ってしまいました
私がホイミをとマァムが名乗り出ますが、メルルはみんなに動かないよう言いました
彼女は、自分がもう助からないと分かり、ミナカトールの邪魔をしたくないのです
そして、メルルはポップが必ず五つ目の星になると宣言しました
何故!?俺みたいな最低な奴のために、メルルが犠牲にならなきゃいけないんだ!
まだ、彼女の気持ちに気付いていない鈍感なポップに、レオナは我慢の限界です
メルルが!?
そんな事は夢にも思っていなかったポップは、青天の霹靂です!
そしてまた、マァムも驚愕しています!!
やはり、勇気がないから自分からは一生言えなかったと言うメルル
彼女は、ポップにはじめて会った時から、彼の事を好きでした
いつもお調子者の様に振舞っているが、本当はとても心の強いポップは、引っ込み思案なメルルにとって憧れの人だったのです
そんな弱い自分がキライであったメルル
そんな彼女は、はじめて彼の役に立てたと喜んでいます
しかし、ポップの手を握るその手は、今にも息絶えてしまいそうな程です
すると、戦いの合間をぬってエイミが駆け付けてくれました
失血と猛毒で意識が朦朧としているメルルは、最後の力を振り絞ってポップにお願いをします
もう既に答えを分かっていると言う、メルル
そして、その人が自分でない事も・・・
彼女はその答えを聞き、きっぱりと諦めたいのです
「・・・ご・・・ごめんよ・・・メルル・・・おっ・・・おれはっ・・・」
勇気を振り絞って、自分の心を素直にさらけ出したポップ!
そのまさかの答えに、マァムは驚いています
すると・・・!?
なんとポップの手に握られた、アバンのしるしが眩い光を放ち始めました!!
ダイの心の力であると思われていた"勇気"!
実は、ポップの心の力だったのです!!
メルルのおかけで"勇気"を出す事が出来たポップは、彼女に光ったしるしを見せますが・・・
すでに、彼女は息を引き取っていました
目の前の現実が受け入れられないポップ
「死なないでくれぇーっ!!」
ポップがそう叫ぶと、彼から光の柱が発生しました!
その凄まじい魔法力は、回復系のパワーを放っています!
しかし、魔法使いのポップがなぜ!?
そう、それは彼が"賢者"へと覚醒した事を意味するのです!!
次回に続く・・・
まとめ
レオナの言う通り、ポップもマァムも鈍感すぎです。
何故、メルルが身を挺して助けてくれたか分からなかったポップもポップですが、彼女が彼の事を好きだという事に気が付いていなかったマァムにもビックリです。
そして、ポップが自分の事を好きだと言った時も、マァムは驚いていました。
まあ、その鈍感さゆえにポップ、マァム、ヒュンケル、メルル、そしてエイミの5人の関係が複雑になっているのですが・・・ポップの思いが明らかになった今、この5人の関係はどうなっていくのでしょうか?
また、勇気を振り絞る事で、ようやくしるしを光らせる事が出来たポップですが、なんとそれと同時に"賢者"に覚醒しました。
強力な攻撃呪文を扱う彼に回復呪文まで加われば、まさに鬼に金棒です。
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