漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第２２８話 『勇者よ眠れ』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
エイミの気持ちを知ったマァムは、動揺してポップの新しい杖を手に飛び出していきました。
そして、自分のヒュンケルに対する気持ちが分からない彼女は、森の中で精神統一していたポップに相談を持ち掛けます。
しかし、ただでさえしるしを光らせる事が出来ず落ち込むポップは、マァムから恋敵のヒュンケルの相談を受け、精神的に爆発してしまいました。
ポップから怒鳴りつけられ恫喝されたマァムは、素直に謝りその場を後にします。
とんでもない事をしてしまったと後悔するポップは、自分に対する怒りから手に持っていた杖を放り投げました。
すると！？杖を投げた方で大爆発が起こるのでした。
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ポップの新しい武器は、"ブラックロッド"という、魔法力を吸収し打撃力に変える杖でした
ロン・ベルクがくれた説明書には、持ち主の意思で伸縮自在と書いてあります
先ほどの爆発は、ポップが思わず込めた魔法力による物だったのです
たったあれだけの魔法力で、あれほどの破壊力を生み出すとは・・・
これであれば、肉弾戦でもかなり戦えます
戦うしかない！ぶっつけ本番で！！
これだけ色々やってダメだったポップは、実戦の中で光らせる方法を見つけるしかないと、心に決めるのでした
一方チウは、遊撃隊のメンバーを集めて最後のミーティングを開いていました
兵士たちから、遊撃隊の魔物たちが実戦の中で、敵か味方か分かりづらいとの意見があったと言うチウ
そこで彼は、獣王遊撃隊のマークを作ってみました
隊員番号の書かれたマークを、メンバーたちに手渡していきます
隊員１０号にマークを手渡したチウ
しかし、何故か目の前にはもう一匹、マークを手渡されるのを待っています
確かに、１０匹しかメンバーはいないはずですが・・・？
"ビーストくん"を一目見ただけで、彼が"ブロキーナ老師"である事が分かったチウ
ブロキーナはとぼけていますが・・・妙な布袋の変装は、ロモス武術大会でお馴染みです
人知れず弟子たちを助ける所がカッコイイから、気にせず手足のように使ってくれと、ブロキーナはチウに耳打ちするのでした
その頃、砦ではフローラが、ヒュンケルとクロコダイン奪還の作戦会議を開いていました
処刑が行われる場所は、周囲を山に囲まれ人間たちにとってはかなり不利です
しかし、一番危険なのは地の利ではなく、５人がミナカトールを使う瞬間なのです
突如、部屋に入ってきたロン・ベルク
彼は、そんな戦力でダイたちが無防備な所を、守り切れるのかと聞いています
ロン・ベルクの態度が気に入らないノヴァは、たとえ生命に賭けてでもと食って掛かりました
しかし、生命を賭けただけで勝てるわけではないと言う、ロン・ベルク
ノヴァは、その言葉に怒りを露わにしますが・・・どうやらロン・ベルクは、彼をけなしに来たわけではなさそうです
その頃、砦の中をウロウロしているダイの姿がありました
どうやら彼は、フローラから仮眠を取るよう言われたようですが、興奮して中々寝付けないようです
炊事場で食器洗いをするメルルが、そんなダイに気が付きます
そして、事情を聴いた彼女は、ダイに"夢見の実"を手渡しました
短時間でぐっすり眠れるというこの実には、本当の心のきれいな人が一番見たい夢を見られるという、不思議な言い伝えがあるようです
"夢見の実"をひょいと口に入れ、部屋へと戻っていったダイ
平然としているダイですが、明日は想像を絶する死闘が待っています
メルルのおかげで、深い眠りについたダイは、ある女性の夢を見ていました・・・
それは、彼の母親である"ソアラ"の夢でした
花園でソアラとじゃれ合う、ダイ
そこに・・・
今度は、バランが登場します
険しい表情の彼は、ダイに最後の戦いの意志を確認しにきたかのようです
そして、二人を見つめるソアラは、悲し気にうつむいています・・・
・・・母さん・・・悲しまないで・・・！
この戦いに全てをかけると、自分で決めたダイ！
両親が見守る中、ダイは戦地へとおもむきます！！
次回に続く・・・
まとめ
新しい武器を手にとり、戦う事を決心したポップ。
また、獣王遊撃隊にはブロキーナも参加してくれました。
おまけに、用心棒としてロン・ベルクも味方に加わるなど、魔王軍との戦いに向けた準備が着々と進んでいます。
決戦場は周囲を山に囲まれた地形と、圧倒的に不利ではありますが、何とか戦いきるしかありません。
そしてダイも、戦いへの決心を母親であるソアラに示していました。
物心ついた頃には、両親と離れ離れになっていた彼が一番見たい夢が、家族の夢であったという所に感動しましたね。
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