漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第225話 『ポップの苦悩』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
目的の階まで辿り着いたレオナたち。
レオナが"ミナカトール"を唱えると、突如、彼女の身体が炎に包まれてしまいました。
しかし、自身の強い意志を示し、神の残した試練であるという炎を振り払ったレオナ。
彼女のしるしは"正義"の力である、白い光を放っています。
そして、マァムたちを自分の元に呼び寄せ、再度"ミナカトール"を唱えました。
一方、ダイの新必殺技は、ノヴァが驚愕するほどの威力でした。
そんな彼らは、光の柱を見て、レオナたちが戻ってきた事に気付きます。
そしてその光は、どうやっても"アバンのしるし"を光らせる事が出来ない、ポップの元にも届いていました。
彼は、自分だけが生まれ持っての戦いのエキスパートでない事を思い出し、絶望に打ちひしがれてしまいます。
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どうやっても、"アバンのしるし"を光らせる事が出来ないポップは、師匠であるマトリフの元を尋ねていました
しかし、彼は項垂れたまま、自分の悩みを打ち明ける事が出来ません
いくらマトリフでも、喋らない相手の相談には答えられないと言います
最後の最後で、越えられない一線が来てしまったと言うポップ
しかし彼は、仲間たちにだけは迷惑をかけたくないのです
すると突然、ポップの話を聞いていたマトリフが笑い出しました
子供がいないマトリフですが、自分の子供のような存在のポップに、子を持つ親の気持ちを感じています
"メドローア"を授けた今、戦いに関してはポップの方が上かもしれないと言う、マトリフ
彼は、"マトリフのしるし"があるとすれば、とっくに渡していると冗談を飛ばしました
しかし・・・
今のポップにとって、この一言は重くのしかかってしまいます
そして彼はマトリフに背を向け、その場を立ち去ろうとします
「・・・待ちな!」
ポップの去り際に、最後のアドバイスを告げるマトリフ
「・・・自分を信じろ!!」
マトリフは、お前が全てに恵まれた奴なら、ここまでこれなかったと言います
そんなポップだからこそ、苦闘の道も歯を食いしばってこれたのです
「・・・自身を持て!お前は強い!!」
マトリフには、ポップの悩みがおおよそ読めていました
そして、それがポップにとって、人生最大の壁である事も・・・
一方、砦ではレオナたちの帰還を祝福していました
王家の姫である、レオナも努力したんだ!
俺なんて、その10倍ぐらいやってみなきゃ!!
そうやって自分を奮い立たせたポップは、静かにその場を後にしました
そんな中レオナは、ダイに特訓の成果を尋ねます
新必殺技を編み出したダイですが、その力を十分に発揮する事が出来る剣が無い事に悩んでいるようです
すると・・・!?
砦付近に現れたという、魔族の男・・・
兵士に囲まれ、槍を突きつけられるその男とは、ロン・ベルクでした!
大魔王バーンが、"光魔の杖"を使った事を確認したロン・ベルク
やはりあの杖は、彼が作った物に間違いないようです
秘密の隠し砦であるはずなのに、どうやって居場所が分かったのか不思議に思うレオナ
「・・・こいつに聞いたのさ・・・!」
ロン・ベルクはそう言うと、背負っていた武器をおろしました
"鎧の魔槍"と共に、ロン・ベルクの元に戻ってきていた"ダイの剣"
バダックは、ダイたちが死んでしまったと勘違いしていましたが、ロン・ベルクには分かっていました・・・
この武器たちは、やがてまた来る戦いの時のために、より強い力を求めてかえってきたという事を!
次回に続く・・・
まとめ
最後の頼みの綱である、マトリフの元を訪れたポップ。
しかし、"アバンのしるし"を光らせる事が出来ないという事を、中々言い出せない彼は、マトリフの冗談で言った言葉に押し潰されてしまいました。
そんなポップを見て、どうやらマトリフは彼の悩みが読めたようです。
ポップの事を自分の子供のように思っているマトリフだからこそ、その悩みを察知できたのでしょう。
自分を信じろと、ポップの強さを信じて檄を飛ばすマトリフでした。
そして、竜闘気に耐えられる剣が無い事に悩んでいたダイの前に、ロン・ベルクが"ダイの剣"を持って現れました。
まさに、ダイが剣を呼び寄せたと言えます。
ダイにも剣が戻り、後はポップのしるしが光る事を待つだけです・・・
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