漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第206話 『絶望のバトル!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
衝撃波で吹き飛ばされてしまったダイに、火の玉を飛ばすバーン。
ポップがメラゾーマを放ち食い止めようとしますが、逆に消し飛ばされてしまいます。
そして、そのまま火炎竜に飲み込まれてしまったポップは、同じメラゾーマとは思えない程の威力に驚きます。
しかし、なんとバーンは、今のはメラゾーマではなく"メラ"であったと言いました。
その言葉に驚愕するポップたち。そんな彼らを買いかぶっていたと言うバーンは、彼のメラゾーマである"カイザーフェニックス"を放ちます。
すると、魔法を無効化する鎧を着ているヒュンケルが、ダイを助ける時間を稼ぐために仲間たちの盾になりました。
しかし、すぐさま第2撃の"カイザードラゴン"を放つバーン。その炎は1撃目と合わさり、更に巨大な不死鳥となりダイたちを襲います。
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次元の違う強さを誇る、大魔王バーン
そんな中、ダイの回復は絶望的です・・・
とにかく攻めないと、このまま全滅してしまう!
みんながそう思い、攻撃態勢に入ります!
そして、先陣を切ったのはヒュンケルでした!!
"ブラッディースクライド"を放ったヒュンケル!
しかし・・・!?
なんとバーンは片手の指先だけで、様々な強敵を葬ってきた彼の必殺技を止めてしまいました!!
次に殴り掛かったのは、マァムでした!
しかし彼女もまた、もう片方の手で軽くいなされ、放り投げられてしまいます!!
しかし、彼らの攻撃は続きます!
今度はクロコダインが渾身の一撃を放ちますが・・・
やはり、返り討ちにあってしまいました!!
血を吐き倒れるクロコダインを案ずる、マァム
そんなマァムに反応したバーンが、彼女に向かって暗黒闘気を放ちます!
予備動作のないバーンの攻撃に、マァムは全く反応出来ません!
しかし!?
「あぶないッ!!」
そう叫びとっさに飛び出したヒュンケルが、身を挺してマァムを守りました!!
暗黒闘気を撃ち込まれ、その場に倒れ込むヒュンケル
バーンは間髪入れずに、マァムに照準を合わせますが・・・
「・・・待てッ!バーン!!」
既に、いつでも"メドローア"を放てる体勢のポップ!
「・・・ほう」
どうやらバーンは、一目見ただけでその威力を察したようです
効いてくれ・・・!
この"メドローア"が通じなければ、もうバーンに通じる呪文はありません
神にも祈る思いで放たれた"メドローア"!!
しかし、バーンは不敵な笑みを浮かべています・・・
そして突如、彼の周りに光の壁が出現しました!?
マホカンタにゃ気をつけろよ・・・
マトリフの言葉を思い出したポップ
そして、跳ね返りこちらに向かって飛んでくる"メドローア"
後ろには、倒れて動く事に出来ないダイとクロコダインが・・・
相殺するしかないと踏んだポップは、再度"メドローア"を放ちます!
そしてギリギリの所で、なんとか打ち消す事に成功しました!!
魔法力の桁が違う・・・
そう呟いたヒュンケルは、バーンが放つ呪文に"溜め"が無い事に気付きました
ヒュンケルの言葉を聞き、冷静に辺りを見渡すポップ
ダイとクロコダインは倒れ、ヒュンケルも大ダメージを負っています
そして、自身も魔法力が余り残されていません
正味まともに動けるのは、マァムぐらいです・・・
意を決したポップは、ヒュンケルを抱えているマァムにダイも抱えるよう言いました
その後、クロコダインの元へ飛び・・・全員で"ルーラ"を使って逃げる!
ポップが下した判断、それは一度逃げ体勢を整えるという作戦でした!!
作戦通り、ダイを抱えクロコダインの元に集まったポップたち!
そんな彼らを、じっと見つめたまま微動だにしないバーン・・・
ルーラ!!
勢いよく飛び上がった彼らでしたが・・・!?
なんと!?
見えない壁に跳ね返され、地面に叩きつけられてしまいました!!
次回に続く・・・
まとめ
ヒュンケルの"ブラッディースクライド"を、あろうことか指先だけで止めてしまった大魔王バーン。
そして、最後の望みである"メドローア"も、"マホカンタ"によって跳ね返してしまいました。
余りにもレベルが違いすぎるバーンに、ヒュンケルが言っていた「我々が1の動作をする間に、2の動作が出来る」は、ゲームでボス級の敵が1ターンに2回攻撃出来る事を上手く表現した言葉です。
そして、ルーラで逃げようとして見えない壁に阻まれたポップたちに、バーンが言った「大魔王からは逃げられない」も、ゲームでラスボスから逃げられないという絶望的な場面を表現していました。
戦っても手も足も出ず、逃げる事も出来ない彼らは、果たしてこの状況を打破する事は出来るのでしょうか・・・!?
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