漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第195話 『血の罠』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
バランとハドラーは、お互い必殺技を放つタイミングを見計らい睨み合いを続けます。
どちらか先に技を当てた方が、勝者となる戦いだからです。
そんな二人の戦いにダイも加勢しようと剣に手をやりますが、バランにお前が割って入るとかえって失敗する可能性が高くなると制止されます。
そして、タイミングを見計らったバランが先に斬りかかり、ほぼ同時にハドラーも動き出しました。
バランの一撃を、"魔炎気"を放出し防いだハドラー。
しかし今度は、バランが目に装着していた"竜の牙"をハドラーの腕に突き立て、彼の一撃を止めます。
それによって、体勢を崩したハドラーの首元を確実にバランが捕らえますが、なんと首を切断する事が出来ませんでした。
これには当のハドラーも驚きますが、ヘルズクローでやり返します。
そこへ、とっさにバランを助けに入ったダイは、腹部を突きさされ大ダメージを負ってしまいました。
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血しぶきを上げ、地面へと叩きつけられてしまったダイ!
顔面蒼白のバランは、我に返ると共にダイの傍へと急ぎます!!
ダイを抱かえたバランは、想像以上の傷の深さに驚きを隠せません
"ディーノ"という呼びかけに、自分の本当の名前を思い出すダイ
彼はバランの"ギガブレイク"の威力に、違和感を感じたようです
ダイに回復呪文をかけるバラン
その様子を見つめるハドラーは、自分の首が繋がっている事が信じられない様子です
竜騎将バランの必殺の一撃が、首一つはねられない威力だとは到底思えないからです
ハドラーは、この不可解な事実に「なぜだ!?」と怒りを露わにします
「・・・その質問には・・・ボクがお答えしよう・・・!!」
突如、地面からぬっと出てきたのはキルバーンでした
以前、彼を真っ二つに叩き切ったバランは、その姿に驚愕します
キルバーンの体内に流れる血は、超高熱で強い酸を含んでいると言います
そんな身体を斬った"真魔剛竜剣"は、彼の血がべっとりと付いてしまいました
ハドラーぐらい実力が切迫した相手であると、剣の切れ味の低下は致命的です
バランはいつの間にか、死神の罠にかけられてしまっていたのです
獲物をとると、嫌われてしまいそうだと言うキルバーンは、この場をハドラーに任せるつもりです
そして去り際に、ハドラーの傷の手当を"一つ目ピエロ"に指示しました
ここで、キルバーンからハドラーに忠告があります
真魔剛竜剣が直るまで、待っている時間などハドラーには残されていないと・・・
胸の傷を見つけたピエロは、ついでにと言いながら、その傷を塞いでしまいました
もっとも、最初からそれが狙いであったようですが・・・
その様子を見たバランは、キルバーンが黒の結晶の事を知っていると確信しました
そしてハドラーにこの場を譲ったのは、巻き添えを避けるためだという事も・・・
キルバーンが去ると、ハドラーはすぐに臨戦状態に入ります
死神のおこぼれで勝ちたくはないと考えるハドラーですが、彼にはもう時間がないのです
今、回復呪文をやめたら、息子は死んでしまうかも知れません!
たとえどんな攻撃を受けようとも、この手を放す訳にはいかない!!
バランはダイを守るために、命を投げうる覚悟です
この場で決着をつけるしかないハドラーは、躊躇なく呪文を放ちました!
ダイを守るため、防御する事すら出来ないバラン!
このままでは、極大呪文の直撃を受けてしまいますが・・・!?
次回に続く・・・
まとめ
ハドラーの首が斬れなかった理由が判明しました。
血液が魔界のマグマと同じ成分とは・・・キルバーンは本当に謎の多い敵です。
そして、ハドラーが気付かないよう、彼の胸の傷を塞いで去っていきました。
何か、戦いを面白くするために現れた、そんな気さえさせます。
その後、戦いは再開されますが、ダイを守るためバランは動く事が出来ません。
流石のバランも、ハドラーの極大呪文をノーガードで食らったら、ただでは済まないはずです。
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