漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第138話 『巨大魔城をとめろ!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ロン・ベルクは、ダイの手のひらを半日以上見つめた後に、憑りつかれたように剣を打ち始めました。
最強の剣を最強の人間が振るったらどうなるのか・・・彼にとっての最高の報酬とは、それを見られるという事でした。
そしてメルルが、パプニカに巨大な黒い影が近づいている事を察知します。
メルルの言う通り、パプニカにはベンガーナ王自慢の軍艦を破壊して軽々と持ち上げる、巨大な鬼岩城の姿がありました。
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その顔を見たクロコダインは、すぐにそれが鬼岩城である事に気付きます
やはりヒュンケルの推察通り、鬼岩城は巨大な移動要塞だったのです!
あまりの巨体に、流石のクロコダインも開いた口が塞がらない様子です・・・
しかし、あんなにも巨大な敵が攻めてきたのに、誰もその事に気付きませんでした
その理由は、何故か海の上に濃い霧が出ていたためです
霧・・・クロコダインは直感します
これはミストバーンの仕業だと・・・
クロコダインの直感通り、鬼岩城を動かしていたのは魔影参謀ミストバーンでした!!
大魔王バーンへの忠誠心が人一倍強いミストバーンは、人間たちが集まり魔王軍に立ち向かおうとしている事が許せません!
彼が力を込めると、鬼岩城は持っていた軍艦を街に向かって放り投げました!!
それを見て怒ったベンガーナ王は、軍艦がダメなら戦車だと部下のアキームに命令を下しました!!
無謀な出撃に、クロコダインは身を挺して引き止めます
相手は、魔王軍の総本山ともいえる鬼岩城・・・ましてや動かしているのはミストバーンです
戦車隊が勝てるとは到底思えません・・・
勝敗はどうであれ、君主の命令は絶対です
アキームはベンガーナ軍の面子にかけても、世界の先陣を切って戦う勇気を見せねばならぬと言います
そしてアキームは、クロコダインを押しのけ敵陣へと向かっていきました
そんなアキームに、武人の心意気を見たクロコダインは、彼に対する印象が変わります
そこへ、バダックが大きな箱を担いで現れました
それは、以前ダイとの戦いで壊れてしまった"真空の斧"でした!
それは完全に修復され、新品同様の輝きを放っています!!
核となる魔宝玉が無事だったため、パプニカの金属で生まれ変わったという"真空の斧"
これさえあれば百人力だと、クロコダインは斧を手に鬼岩城へと急ぎます!!
一方その頃、メルルの水晶でパプニカの様子を見ていたダイたち
そのとてつもなく巨大な敵に、一同下を向きうつむいてしまいました・・・
レオナを助けに行かなければ!
ダイがパプニカに戻る決断をすると・・・!?
「待て!!」
憑りつかれたように剣を打っていたロン・ベルクが、突然口を開きました
今から誕生する剣には、魂があると言うロン・ベルク
この剣がダイの魂と呼応し、ダイを主人として認めた時こそ地上最強の力を発揮します!
だからダイはここに残って、この剣が生まれる様を見届ける義務があるのです!!
ここでダイがパプニカに行ってしまえば、この剣はただの武器に成り下がってしまうというのです
この最強剣を生み出すには、ダイがここに残る必要があります
しかし、このままではパプニカが壊滅してしまいます・・・
そこで意を決したポップが、ダイはここに残るよう言います
そして剣が出来るまでの間、パプニカは俺たちが守ると!
ポップは今ダイが行って戦うより、最強の剣を手に入れる事の方が、最終的な世界平和への近道と考えたのです!!
ダイがいなくても、時間稼ぎぐらいは出来る!
数々の死闘をくぐり抜けてきた仲間たちです!!
ダイはみんなを信用し、残って剣が出来るのを待つ決断をしました!!
丁度その頃、ベンガーナの戦車隊が大砲の発射用意をしている所でした
一斉に大砲を打ち出す戦車隊!!
その光景に、ミストバーンは慌てる事もなく余裕の態度で迎えます・・・
次回に続く・・・
まとめ
鬼岩城を操っていたのは、魔影参謀ミストバーンでした。
ハドラーの超魔生物化までの時間稼ぎにきたミストバーンですが、このままパプニカを壊滅させてしまうつもりなのでしょうか?
パプニカの危機は、レオナの危機です。ダイはすぐにでもレオナを助けに行きたいのだと思います。
しかし、今は最強の剣を手に入れる事が先決です。
ポップはマトリフの教え通り、冷静な判断の元ダイに残るよう言いました。
木を見て森を見ずにならぬよう、ポップの意見は的を得ています。
そして、ベンガーナ軍の砲撃が始まりました。それに対し、余裕の態度で迎え撃つミストバーン。
果たして、鬼岩城を破壊する事は出来るのでしょうか?
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