漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第133話 『影の参謀動く・・・!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
世界中の王様を集め、強力して魔王軍を倒すために、パプニカで"世界会議"が行われます。
レオナの言っていた、"自分にしか出来ない事"とは、この事だったのです。
そこに行けば、勇者の剣に関する情報が得られるかもしれないと、パプニカに戻る決断をするダイでした。
そして、謎に包まれていたゴースト君の正体が、マァムの師匠である"拳聖ブロキーナ"である事が明かされました。
翌朝、冒険に付いていくと決めたチウは、ブロキーナに挨拶を済ませダイたちの元へ・・・
偉そうな態度で置いてけぼりをくらったチウでしたが、ダイたちは一人はああいうのも必要だと、仲間入りを認めます。
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ここは、死の大地近くの孤島です
ザボエラとハドラーは、この島でハドラーの超魔生物化を進めていました・・・
するとそこに、突然現れたミストバーン
急な訪問者に、ザボエラもたじろきます
どうやらミストバーンは、ここにハドラーがいる事を知っているようです
ハドラーの居場所を聞かれたザボエラですが、言えばハドラーの身がどうなるか分かりません
しかし、ハドラーはミストバーンに全てを明かすつもりのようです
そしてハドラーも、ミストバーンに用があると言います
ミストバーンが奥へと進むと、そこには超魔生物化が始まったハドラーの姿がありました
「・・・みじめな姿にみえるだろう?」
ハドラーは、ミストバーンが大魔王バーンの最も信頼厚き家臣であり、自分の部下でありながら、その権力を超えた存在である事に気付いていました
そのミストバーンが訪ねてきたということは・・・
身動きの取れないハドラーは、ミストバーンが何をしても止める事が出来ません
ダイに敗北したことを、大魔王に言いたければ言っても構わんと、抵抗する気もなさそうです
しかしハドラーは、無理を承知でミストバーンに頼みがあると言います
あともう少しで、超魔生物化が完了するハドラー
ハドラーは、人間たちが大きな動きを取りつつある事に気付いていました
要は、時間稼ぎをして欲しいという事です
しかし、ザムザの敗北を知っているミストバーンは、超魔生物に変身すると呪文が使えなくなるという弱点を知っています
いくら力が上がっても、そんなものは欠乏戦士にしか過ぎない・・・
そんなミストバーンの意見に、ハドラーはその弱点を克服したと言います
変身する機能によって呪文が使えなくなるなら、この身体そのものを超魔生物と化せば済む事・・・!!
魔族の身体を捨て、怪物として一生いきていく事を選んだハドラー
それは、大魔王バーンから貰った不死身の身体を捨てるという事・・・
ハドラーは、アバンの使徒がそうまでして勝つ価値がる相手だと、今更ながらに気付いたと言います
「地位も!名誉も!生命さえもはやオレは不要!!」
ここまで追い詰められたハドラーは、たとえ身体を失おうとも、ダイたちに一矢報いなければ死んでも死にきれないのです!
「・・・いいだろう・・・」
ハドラーが今まで敗れ続けたのは、精神的な脆さやおごりがあったからだと言うミストバーン
ハドラーは、最強の肉体と才能を持ちながら、慢心と動揺の繰り返しで敗北し続けてきたのです
「・・・パプニカは・・・私にまかせておくがいい・・・」
そう言い残し、ミストバーンは姿を消しました・・・
ザボエラは、ミストバーンが信用出来るのか怪しんでいます
しかし、今はただひたすら時間が欲しいハドラーは、そんな事は言っていられません!
一方その頃、ダイたちはパプニカに到着していました
丘から街を見下ろすチウは、なかなかいい所だと気に入ったようです
するとその背後から、物凄く重厚な足音が・・・!?
クロコダインの姿に、チウの尻尾が反応します
はっきり言って、バケモノです・・・!!
再会を喜ぶ、マァムとクロコダイン
マァムの大活躍を聞いたクロコダインは、お前が加わればダイも"鬼に金棒"だと太鼓判を押します
するとクロコダインが、チウの存在に気が付きます
マァムの兄弟弟子と紹介されたチウを、じーっと見つめるクロコダイン
こんなチビにつとまるのか?と、少々不安げです
そしてクロコダインは、剣が未だ見つかっていない事を案じています
その剣に関する情報が欲しいダイたちは、世界の王様たちが集まる場所を尋ねました
世界会議が行われる場所・・・それは、天高くそびえ立つ"パプニカ大礼拝堂"です
その頃、死の大地ではミストバーンの指揮の元、魔影軍団の進行が始まっていました
ハドラーに温情をかけるとは・・・
以外にも人情家な一面を見せたミストバーンに、キルバーンも驚いています
そのミストバーンの手には、"バーンの鍵"が・・・
次回に続く・・・
まとめ
ハドラーの元を訪れたミストバーン。
彼は、ハドラーの熱意を聞き、協力する事を約束しました。
何かハドラーは、吹っ切れて一皮むけた感じがします。人間も開き直った人ほど、精神的に強いものです。
変身ではなく、自分自身の身体そのものを超魔生物と化すとは・・・もう後戻りは出来ません。
そしてミストバーンも、約束通り人間と戦うようです。
魔影軍団を出撃させるミストバーンの手には、鬼岩城を動かせる"バーンの鍵"が握られています。
彼は一体、どの様に戦うつもりなのでしょうか?
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