漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第135話 『故郷ランカークス』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ダイたちがレオナとの再会を喜んでいると、表に続々と戦車隊が現れます。
それは、世界一の軍事国家 "ベンガーナ" の軍団でした。自国の軍事力に絶対の自信を持つベンガーナ王は、兵器があれば勇者など必要ないと、非協力的な態度を示します。
険悪なムードの中、ダイたちは剣の情報を得るために、テラン王を訪ねます。
覇者の剣を凌ぐ武器は知らないというテラン王でしたが、その場に呼ばれたメルルが占いで剣を探します。
占いから示された場所は"ランカークス"。テランの東方に位置する小さな村"ランカークス" は、なんとポップの生まれ故郷でした。
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ポップのルーラでランカークスにたどり着いた、ダイたち
墜落のような着地に、「相変わらずヘタねぇ・・・」とマァムが文句を言います
ポップが大人数であった事を言い訳にしていると・・・突然、チウがポップの頭を蹴り飛ばしました!
そんな状況の中、マァムの事をじっと見つめるメルルの姿が・・・
ポップとマァムの関係を嫉妬している様にも見えます
「ごめんね。無理やり付き合わせてしまって・・・」
マァムは、ここまで付いてきてくれたメルルにお礼を言います
ザボエラが化けていた、偽物の印象が強かったメルルは、本物のマァムの優しさに安堵しました
しかし、それと同時にポップが好きになるのも無理はないと、複雑な気持ちになります
一刻も早く武器を手に入れたいダイは、早く村へ行って情報を集めようと、みんなを急かします
しかし・・・何故かポップは、俺はここで待っていると全く乗り気ではありません
アバンの弟子になるために、家出したというポップ
どうやら父親が相当怖いようです・・・
ポップは、自分の父親がバランほど理知的ではないと言います
だから、どんな言い訳をしても殺されるかもしれない・・・
しかし、ポップの実家は武器屋です
ランカークスに手掛かりがあるのであれば、ポップの父親に聞いてみるのが最適解です
その後ランカークスにたどり着いた、ダイたち
マァムの説得により、しぶしぶ付いてきたポップでしたが、懐かしい街並みに感慨深そうです
ポップの道案内で見えてきた家の前に、一人の女性の姿が・・・
それはなんと、ポップの母親でした!!
その彼女が、武器屋の看板を取り付けようとした、その時!?
間一髪の所で、ポップが下敷きになり母親を守りました
親に会うのをあれほど嫌がっていたポップでしたが、考えるよりも先に体が反応したようです
「母さん・・・ごめん・・・ごめんよ・・・」
母親との久しぶりの再会に、涙が止まらないポップ
二人が再会を喜び抱き合っていると・・・!?勢いよく扉を開ける音します
そこに立っていたのは、不愛想な表情をした一人の男性でした
その男性は、もちろんポップの父親です
ポップとの再会に、体を震わせています
久しぶりに見た息子に、喜びのあまり涙を流しているのでしょうか・・・?
突如、ポップの体が宙に浮きました!
ポップの父親が震えていたのは、喜びからではありません!
怒りに身を震わせていたのでした!!
そのままポップは、思い切り地面に叩きつけられました!
ポップの殺されるという予想は、あながち間違ってはいなかったようです・・・
その後、ダイたちは店の中に招き入れてもらいました
ポップの父親は、ポップが勇者の仲間である事を信じられない様子です
それも無理はありません
家を飛び出した頃のポップは、今と違って根性なしのビビりでした
ダイとマァムのフォローによって、何とか信じてくれた様子です
そこで話題は、伝説の剣の話に移ります
しかし、ランカークスには伝説などなく、武器もこの店にしかなさそうです・・・
店内を隅々まで探す、ダイたち
田舎の武器屋にしては、かなりいい品揃えですが・・・
ダイの力に耐えられそうな武器は見当たりません
するとダイが、一本の剣を手に取りました
他の剣にはない、何か不思議な力を感じるというダイ
ダイの感じた不思議な力・・・
それもそのはず、実はその剣、魔族が作った剣なのでした
その魔族の名前は、"ロン・ベルク"
彼の事を"ロン"と呼ぶポップの父親は、特注で武器を作ってもらっているそうです
その名前を聞いたポップは、驚愕します
"鎧の魔剣"や"鎧の魔槍"を作ったという、魔界最高の名工"ロン・ベルク"
彼ならもしや・・・!?
次回に続く・・・
まとめ
両親と再会したポップでした。
怒りに身を震わせ、ポップをボコボコにした父親でしたが、息子の元気そうな姿に安心したという部分もあったのではないでしょうか?
それにしても、田舎の武器屋とは思えない品揃えにはビックリです。
そして、友達のように親しげに"ロン"と呼ぶ人物が、まさか魔界一の名工と呼ばれる"ロン・ベルク"だったとは驚きです。
"鎧の魔剣"や"鎧の魔槍"を作ったという"ロン・ベルク"であれば、ダイが求める伝説の武器を知っているかもしれません。
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