漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第117話 『それぞれの使命』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ポップのピンチを救ったマトリフ。ハドラーと死闘を繰り広げるマトリフは、ハドラーの"ベギラゴン"に、同じく"ベギラゴン"で返します。
そこにザボエラが加勢に入り、2対1となるとマトリフは押されてしまいます。
そのまま押し込まれ、炎に飲まれてしまったかに思われたマトリフでしたが、間一髪でダイが助けに入り呪文を受け止めていました。
そしてダイは、受け止めていた呪文をハドラーたちに向かって一気に跳ね返しました。
ここから本文
紋章の力を拳に集中し、受け止めた呪文を一気に跳ね返したダイ!
ハドラーたちは大爆発に飲み込まれました!!
ポップはダイの友情を感じ、感動して目を潤ませています
友情を分かち合う二人
見ているこちらが恥ずかしくなってしまいそうな二人に様子に、マトリフの表情も緩みます
すると、目を覚ました仲間たちが山小屋から出てきました
大爆発によりえぐり取られた大地を見たクロコダインは、この状況下で自分たちが眠っていた事に驚愕します・・・
一方とっさにルーラで逃げ、自分だけ難を逃れていたザボエラ
ハドラーはもう用無しと、ミストバーンに乗り換えようと画策しています
すると!?
なんとハドラーはまだ生きていました!
下半身が消滅してしまったハドラーですが、這いずりながら生き長らえていたのです!
ハドラーはザボエラに、裏切ったら殺す!と釘をさします!!
ハドラーは、ザボエラが秘密裏に進めていた研究を知っていました・・・
それは"超魔生物"の研究でした!
それを自分に使えと言うハドラー!
アバンの使徒の成長速度に勝つには、今よりもっと強い力が必要なのです!!
モシャスでマァムに化けたザボエラに、まんまと騙されたポップ
そんな事をみんなに知られたら・・・恥ずかしくて死んでしまいます
ハドラーが卑怯な手を使うとは・・・
よほど追い詰められていたと考えると、魔王軍で何か大きな動きが起こっていそうです
マトリフは、ダイが竜の騎士である事に前から気付いていたようです
なのに肝心な時にいなかったマトリフに、ポップが詰め寄ります
実はマトリフ、自分にはどうする事も出来ないと、ある物を探してくれていたのでした・・・
それは"アバンの書"でした!
この世に一冊しかないという、アバンの手書きの本・・・
マトリフは、今は亡きカール王国からこの本を持ってきてくれたのです
アバンの書をダイに手渡すと、マトリフは"空の章"を開けて見ろと言います
"空の章"とは心に関して書かれている章だそうです・・・
「えっ・・・と・・・つーき・・・える・・・」
困惑した表情で空の章を読みだしたダイ
実は彼、字が余り得意ではないようです・・・
そこには、こう書かれていました
「傷付き、迷える者たちへ・・・
敗北とは、傷付き倒れることではありません
そうした時に、自分を見失った時のことを言うのです
強くこころを持ちなさい
焦らずに、もう一度じっくりと自分の使命と力量を考え直してみなさい
自分に出来る事はいくつもない
一人一人がもてる最善の力を尽くす時、たとえ状況が絶望の淵でも
必ずや勝利への光明が見えるでしょう・・・!」
まるで、アバンがダイたちに励ましかけている様な言葉・・・
そして今、彼らがおかれている状況にピッタリの言葉です・・・
「・・・それぞれの使命と・・・力量か・・・」
突然、何かを思い立ったように力強く"アバンの書"を閉じたレオナ!
静寂の中に、その音が鳴り響きます!
そして、急遽パプニカに戻ると言い出したレオナ!
何やら、レオナにしか出来ない"何か"を思いついたようですが・・・
次回に続く・・・
まとめ
ダイは見事、ハドラーたちを退けました。
戦いの後に見せた、ダイとポップの友情を分かち合っている表情がとても素敵でした。
上半身だけになっても生き残っていたハドラーですが、彼の言う"超魔生物"とは一体どのような恐ろしい生物なのでしょうか?
そして、"アバンの書"に書かれていた「自分の使命と力量を考え直し、一人一人が最善を尽くす」は、一人では勝てない相手でもチームプレーで打ち勝つという、ダイたちにピッタリの教えだと思います。
自分にできる最善の事とは何か・・・突如、パプニカに戻ろうと言い出したレオナは、一体何をするつもりなのでしょうか?
記事一覧、サイトマップへはコチラから→