漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第116話 『激突!!!極大呪文』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
突然ポップの前に現れたマァムですが、実はザボエラが"モシャス"で化けていた偽物でした。
ザボエラの神経毒を注入されてしまったポップは、動く事が出来ません。
更に、ダイたちも眠らされており、誰も助けに来てくれない状況です。
万事休すのポップに、ザボエラが止めをさそうと爪を立てました。
すると、突如ザボエラの腕が引きちぎれ宙を舞います。その上空にはマトリフの姿がありました。
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腕を切られ、のたうち回るザボエラ
マトリフは、冷静な目でその様子を見ています
魔法使いに必要な物は、氷のように冷静に戦況を見定める洞察力
ずいぶん成長したポップですが、マトリフからすればまだまだひよっこです
ハドラーはマトリフの事を思い出します
「よお・・・元気そうじゃねえか・・・三流魔王!」
ハドラーをこき下ろすマトリフ
マトリフは、アバンを殺したハドラーが許せません
そして、ロカやアバンといったいい奴が若くして死んでいって、自分やハドラーのような悪党が生き残っているといった、世の中の不条理にため息をつきます・・・
突如、鋭い眼光でハドラーを睨む付けたマトリフ!
彼は、ハドラーに引導を渡すつもりです!!
マトリフに啖呵を切られたハドラーも黙ってはいません!
ダイたちもろとも、地獄の業火で焼き払うつもりです!!
先に仕掛けたのはハドラーでした!
ハドラーのベギラマに、マトリフは即座に反応します!!
そしてなんと!?
片手でベギラマを押し返しながら、もう片方の手で"キアリー"を唱えポップを解毒します!!
同時に二つの呪文を扱うマトリフ!
人間界最強の魔導士を自負するだけの事はあります!!
しかし、ザボエラの毒も強力なようで、そう簡単には解毒できそうにありません!
解毒に時間が掛かっている間に、ハドラーが魔法力を集中します・・・
すると見る見る内に、ハドラーの手に地獄の業火が燃えさかていきます!
彼が得意とする、ギラ系の最上級呪文"ベギラゴン"です!!
極大呪文がマトリフを襲います!
しかし、全く動じないマトリフは、彼も同じくその手から燃えさかる火炎を発生させました!
なんとマトリフも"ベギラゴン"を使えたのです!!
人間であるマトリフが"ベギラゴン"を使える事に、ハドラーは驚きを隠せません!
しかも、魔法力で押されています!!
このままではマトリフに押し負けてしまうハドラーは、腕を切られのたうち回っているザボエラに応援を命じます!
腕を切られ、怒り心頭のザボエラが"ベギラマ"を放ち加勢します!
二人がかりのハドラーたち相手に、引けを取らない魔法力を見せるマトリフでしたが・・・
流石に年齢的な事もあり、徐々に押され始めます・・・
目の前で師匠がやられてしまう!
しかし、解毒が済んでいないポップは動く事が出来ません・・・
今の彼には、誰かが助けに来てくれる事を願う事しか出来ないのです!!
とうとうマトリフも限界のようです
そしてハドラーが追い打ちをかけるように、魔法力を更に高めました!
押し返す事の出来ないマトリフは、燃えさかる炎に飲み込まれてしまいました!
勝ちを確信する、ハドラーとザボエラ
しかし!?二人の目線の先には、もう一人の人影が・・・!?
その人影はなんと!?
ダイです!!
紋章の力を手に集中させたダイが、ハドラーたちの呪文を受け止めています!!
ダイは、ザボエラの魔香気を吸って眠っていたはずですが・・・
ポップが俺を呼ぶ声がした、というダイ!!
ダイは、受け止めていた呪文を一気に打ち返しました!!
次回に続く・・・
まとめ
ハドラーのベギラマを片手で相手しながら、もう片方の手でキアリー唱えるマトリフ。
現在で言うところの、"れんぞく呪文"のようなものでしょうか?更には"ベギラゴン"を使うなど流石、人間界最強の大魔導士と自負するだけの事はあります。
しかし、やはり年には勝てません。・・・という事は、若い頃ならハドラーとザボエラの二人掛かりでも、マトリフの魔法力には敵いません。驚くべき強さです。
そして絶対絶命のピンチに、ポップの声が届きダイが助けにきてくれました。
果たして、ダイはハドラーを撃退する事が出来るのでしょうか?
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