漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第96話 『竜騎衆最後の男』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ポップのピンチを救ったヒュンケルは、「ガルダンディ-はポップには絶対に勝てない!」と断言します。
その言葉に怒るガルダンディ-は、空中に飛びあがりポップに照準を合わせます。
するとポップは"トベルーラ"を唱え空中へと飛び、更にガルダンディ-の体を踏み台にし上空へと飛びあがりました。
その途端、片方の翼がちぎれたガルダンディ-。間髪入れずにポップが残りの魔法力全てを込めた"イオ"をぶち込みました。
ガルダンディ-は黒焦げになり、地面にめり込み絶命します。
実はヒュンケル、ポップを助ける際に"ブラッディースクライド"を放っていたのです。
それに気づいていないガルダンディ-の体は、相当なダメージを負いもろくなっていました。
そのため、ポップに踏みつけられて翼がちぎれてしまったのです。
「ただではすまさんぞ!」と、仲間をやられて怒りだすボラホーン。
「それはこっちのセリフだ!」と、ヒュンケルはボラホーンの2本の牙を根本からへし折りました。
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自慢の牙をへし折られたボラホーン!
その怒りは頂点に達しています!
「天下無双とうたわれた、海戦騎ボラホーン様の力をうけてみるがいいわ!」
そう言ってボラホーンは、ヒュンケルの顔の倍以上はあるであろう、その拳でおもいきり殴り掛かりました!!
ボラホーンの拳がヒュンケルの顔面を捉えたか!?と思われましたが・・・
なんと!?彼はその攻撃を片手で受けてめてしまいました!!
この細い身体のどこにそんな力が・・・!?
ボラホーンは驚き顔がこわばりますが、ヒュンケルは余裕の表情です
「天下無双の力とは笑わせる・・・俺の仲間には、お前の倍は腕力が強いやつがいるぞ!」
クロコダインを引き合いにだし、ボラホーンをこき下ろしたヒュンケルは、彼の腹を思い切り蹴り上げました!!
たまらず、腹を抱えて苦しむボラホーン!
力ずくではダメならばと、今度は口から"凍てつく息"を吐き冷気でヒュンケルを襲います!!
マヒャドの効果があるという"凍てつく息"
ガチガチに凍りついたところを攻撃すれば、どんな相手でも粉々になってしまう
ボラホーンは宣言通り、ヒュンケルを粉みじんにするつもりです!
吹雪の向こうにかすかに見えるヒュンケルの影
その影からは、なにか金属音の様な音が聞こえてきます・・・
その音に少し焦るボラホーンでしたが、動ける訳がないと自分に言い聞かせ、手に持っていた鎖鎌を思い切り投げつけました!!
鎖鎌を軽々と受け止めたヒュンケル!
彼は呪文が全く効かない鎧の魔剣によって、"凍てつく息"の冷気を完全に防御していたのです!!
吹雪を受け付けない、魔剣の鎧に驚く竜騎衆たち!
ヒュンケルは鎖鎌の鎖を断ち切り、ボラホーンの武器を奪います!!
鎖を断ち切られ、ボラホーンが体勢を崩しました!
その隙に、一気に距離を詰めたヒュンケル!
反撃のすきを与えないような素早い動作で、下から突き上げるようにアッパーを食らわします!!
なす術もなく宙に舞うボラホーン!
ヒュンケルは無防備状態のボラホーンに、止めの一発"ブラッディースクライド"をおみまいしました!!
"ブラッディースクライド"に体を貫かれたボラホーンは、血しぶきを上げながら地面へと真っ逆さまです!
2人の戦いの一部始終を見ていたラーハルト
彼は、「俺を他の2人と一緒にしないほうがいい」と自信をのぞかせています
そして、鎧の魔剣についても知識があるようです・・・
「俺は武具ではお前にひけをとらない・・・」
そう言うとラーハルトは、自分の槍をヒュンケルに見せました
"鎧の魔剣"と形が似ているラーハルトの槍
これはまさか!?
嫌な予感がするヒュンケル
それは"鎧の魔槍"という、おなじ"ロン・ベルク"が作った武器だそうです・・・
"鎧化"!の掛け声と共に、"鎧の魔槍"がラーハルトを包みます!
"鎧の魔剣"と同じ機能を持った、"鎧の魔槍"!
ヒュンケルの悪い予感が的中してしまいました!!
「これで互角・・・いや腕は俺の方が上だから俺が有利かな・・・?」
自分の方が明らかに実力が上・・・そう言わんばかりのラーハルトに、ヒュンケルが力一杯斬りかかります!
しかし、ラーハルトの左腕にはシールドが装着されており、簡単に防がれてしまいました!!
ヒュンケルの"ブラッディースクライド"を見たラーハルトは、今度は俺の秘技を見せてやろうといい、シールドの部分から槍を抜きました・・・
ラーハルトが槍を突くと、一瞬にして矛先がヒュンケルの顔面を襲いました!
"鎧の魔剣"の弱点である、兜の隙間を的確に狙うラーハルト!!
果たしてヒュンケルの命運やいかに・・・!?
次回に続く・・・
まとめ
自慢の牙をへし折られたボラホーンは、ヒュンケルを粉みじんにしてやると息巻いています。
天下無双の怪力を持つというボラホーンが思い切り殴り掛かりましたが、ヒュンケルは片手で簡単に受け止めてしまいました。
流石に、竜騎衆たちをザコ扱いするだけの事はあります。そして、打撃で勝ち目がないとみたボラホーンは、"凍てつく息"で凍らせてから破壊するという作戦にでます。
その作戦が必勝法だと言っていましたが、天下無双の怪力が自慢だったのではなかったんでしょうか?何か少し言っている事が矛盾しているような気がしますが・・・
そして、竜騎衆の最後の一人であるラーハルトは、ヒュンケルの"鎧の魔剣"と同じ機能を持つ"鎧の魔槍"を持つ強敵でした。
腕前は自分の方が上であると豪語するラーハルト相手に、ヒュンケルは打ち勝つ事が出来るのでしょうか?
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