漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第74話 『揺れる鬼岩城・・・!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
魔弾銃という自分だけの武器失ったマァムは、国民を統率し回復魔法も自在に操るレオナを見て、何か思いつめた様子です。
マトリフなら魔弾銃を直せるかもしれないと、向かった先ではポップがマトリフの特訓を受けていました。
物陰で見ていたマァムでしたが、それに気づいたマトリフが後ろから胸を揉みます。
するとマァムは、父親譲りの怪力でマトリフをぶん殴ります。父親譲りの力・・・何か思いついた様子のマァムは、その晩、みんなとしばらく別れれると言い出しました。
一方、鬼岩城ではハドラーから死神と恐れられる、"キルバーン"が突如姿を現しました。
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キルバーンは、大魔王バーン直属の殺し屋・・・
その彼が一体、何の目的で現れたのでしょうか?
「誰か不始末でもしたかな・・・?」
ミストバーンが呟いた一言に、ハドラーは動揺します・・・
ミストバーンとキルバーンは、お互いを"ミスト"、"キル"と呼び合う、旧知の仲のようです
キルバーンは、ハドラーの戦績が優れないことを指摘します
さらに追い打ちをかけるように、一つ目ピエロが小馬鹿にした口調で続けます
怒るハドラーでしたが、完全に図星です・・・動揺が隠しきれません
いくら寛大なバーンでも限度があるというキルバーン
どうやら、次の失敗は許されそうにありません・・・
次がないハドラーは、自分の手でダイを始末すると息巻いています!
しかし、それを阻む者が現れます!
その男は竜騎将バランです!!
バランの姿を見たキルバーンは、彼がいるのなら安心・・・と余裕の表情です
キルバーンでさえ、一目置いているバラン
ハドラーも、バランの5日足らずでのカール王国壊滅に驚いています
しかし、ハドラーは何としても、バランとダイを会わせる訳にはいきません!
大魔王バーンへの信用回復のため、という名目で自分が行くと説得します
そこで、バランはハドラーが隠していた秘密を暴露します・・・
ダイが"竜の騎士"であるという事を!!
ついに、バランにダイが"竜の騎士"である事を気付かれてしまいました!
ハドラーは、「証拠など何処にもない」、と苦し紛れの言い訳をいい、必死でバランを止めようとします!
しかしバランも"竜の騎士"かどうかは自分の目で確かめると、引き下がるつもりはありません!!
大声を出し、今にもバランに殴りかかりそうなハドラー!
その時!?
言い争う二人の間に突如、大鎌が振り下ろされました!!
勘の良いキルバーンには、すぐにハドラーの企みに気付きます
しかし、キルバーンにとってはハドラーとバランの争いなど、どうでもよい事です・・・
彼は、さっさと用件を済ませたいと言って、ある物を取り出しました
それは、"バーンの鍵"・・・
裏切り者である、クロコダインとヒュンケルは鬼岩城の場所を知っています
そこで、大魔王バーンから鬼岩城の移動を命じられたようです・・・
キルバーンが鍵を回すと、地響きが起こりました!
これはただの地震ではありません!
なんと!鬼岩城が動き出したのでした!!
一方その頃、ダイたちはマァムを見送りに来ていました
昨晩、マァムは皆としばらくの間別れると言い出しました・・・
魔弾銃がない今、マァムには何の武器もありません
回復魔法に至っても、レオナの方が優れている・・・
そんなマァムは、自分が足手まといになると考えていたのです
ダイはマァムに気遣いフォローしますが、レオナは違いました
もっと強い攻撃能力がなければ、足手まといになりかねない・・・
遠慮なくハッキリと言うレオナに、ダイはたじろきます
ポップも、一触即発の空気感に言葉も出ません・・・
しかしマァムは怒るどころか、ハッキリ言ってくれるレオナに好意すら抱いていました!
故郷であるロモスに帰って修行するというマァム
自分だけの特技を身につけるために・・・
そして、彼女が選んだ特技とは・・・!?
それは武術!
彼女は、武術を身に着け"武闘家"になる決心をしていたのでした!!
ロモスの山奥には"武術の神様"がいる・・・
マァムは立派な武闘家になって、皆の元に戻ってくるつもりです!
そんな出来事があり、見送りに来た3人
マァムの事が大好きなポップは、相変わらず素直になれません・・・
嫌味を言いながら、一人すねています
レオナに、好きなのなら言いたいこと言っとかないと、もうしばらく会えないと言われたポップ
しかしポップは、マァムがヒュンケルを好きな事を気にして、自分が邪魔しないようにと何も言わないつもりです
もし、ポップが戦死したら、マァムはポップの気持ちを知らないままになる・・・
レオナがポップの背中を押します!
レオナの言葉を重く受け取めたポップ
これが最後の別れかもしれない・・・
今のうちに自分の気持ちを伝えなければ・・・!
ポップが走り出しました!
必死でマァムに駆け寄ります!!
次回に続く・・・
まとめ
鬼岩城に突如現れた、キルバーン。
彼の目的は、大魔王バーンの命により、裏切り者であるクロコダイン、ヒュンケルに知られている、鬼岩城の位置を動かす事でした。
ハドラーにさえ、物怖じしないキルバーンの実力は、一体どの位なのでしょうか?
また、ハドラーにとって恐れていた事が起こりました。バランがダイが竜の騎士である事に気付いたのです。
竜騎将バランと竜の騎士ダイ。二人の関係は一体、何なのでしょう?バランの怒り具合からも、ハドラーの焦り具合からもただ事では無い事が伝わってきます。
そして、皆としばらく別れると言い出したマァムは、武闘家を目指すようです。
確かに、父親譲りの怪力は、武闘家にもってこいですね。今後の活躍が期待されます。
そんなマァムが大好きなポップは、自分の気持ちをうまく伝える事が出来るのでしょうか?
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