漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第344話 『死闘・天空へ』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ヒムの闘気をもってしても、外壁を破る事は出来ません。
しかし、魔力は完全に吸収されてしまいますが、闘気であれば傷を付ける事は可能なようです。
そこでポップは、"グランドクルス"であれば、再生能力を上回る力を発揮する事が出来ると思い付きました。
半死半生のヒュンケルでなくとも、本家本元のアバンに託したポップ。
しかし、"グランドクルス"を凄まじい威力で放てるのはヒュンケルだけであり、アバンが同じ事をすれば死んでしまうかも知れません。
立ち上がり、自分がやると言うヒュンケル。しかしアバンも、生命をかけて自分がやると言っています。
両者譲らない中、闘気を高めていたヒムが、これ以上誰も悲しませたくないと、見よう見まねで"グランドクルス"を放ちました。
彼は両腕が砕け散りながらも壁を破壊し、そのチャンスにポップのルーラで脱出する事に成功します。
彼らが脱出すると同時に、バーンパレスの心臓部は墜落し、炎に包まれました。
チウは、ヒムの名誉ある死を称して、獣王遊撃隊12番を永久欠番としましたが・・・間一髪の所で、ポップがヒムを救い出していたようです。
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地上に降り立ったポップたちを、フローラたちが出迎えます
フローラは、みんなが無事であった事に胸を撫で下ろしました
「・・・いやー本当に、よく脱出できましたよねぇ・・・!」
そんな彼女に、アバンが何事もなかったかのように話しかけます
すると・・・
アバンが生きていた事を知らないフローラは、彼を凝視した後、気を失ってしまいました
ダイがいない事に気が付いたロン・ベルク
彼がダイの居場所を聞くと、ポップは空を見上げました
「・・・まだ・・・あそこだ・・・」
また最後はあいつに頼ってしまったと、ポップは悔しさをにじませています
自分たちには手の出せない場所に、ダイ一人で行ってしまった・・・
彼は、自分の非力さが悔しくて仕方ないのです
しかし、ヒュンケルは胸を張れと言います
彼らは皆、死力を尽くして闘いました
そして、自分の持てる力以上の奇蹟を起こしたのです
その奇蹟によって全員が無事であり、だからこそダイはあそこで闘っていられる!!
ダイは最後の決着をつけるために、みんなの肩を蹴って天へと駆け上がっていったと言う、ブロキーナ
後はもう、彼を信じて待つしかありません!
ダイは、戦神の息子なのですから!!
一方その頃、ダイたちを乗せたバーンパレスは浮遊を続け、宇宙空間にまで達しようとしていました
瓦礫から這い出てきたダイの眼下には、地上が遥か彼方に広がっています
ダイの圧倒的な強さの前に、立つ事もままならないほどのダメージを負ったバーン
彼は、この身体のままでは勝てないと悟りました
せめて両腕があれば・・・
しかし、暫し考えた後、はやり今のままの身体では、完全な状態でも勝てないと認めます
すると!?
なんとバーンは、自身の第3の眼である"鬼眼"を取り出し始めました!
そして、その猛烈な波動は、魔界のヴェルザーの元にも届くほどです!!
ヴェルザーは、バーンが"鬼眼の力"を解放しようとしている事に驚愕します
まさか、ダイがそれほどの相手であったとは・・・
ダイもバーンから放たれる、凄まじいエネルギーを感じていました
彼がそのエネルギーの元へと向かうと、そこには変わり果てたバーンの姿がありました
バーンは悟ったのです
ダイに勝つには、己も魔獣と化さねばならない事を・・・
今、彼はダイの気持ちを実感できると言います
たとえ二度と戻れなくとも、"勝利"の二文字のためなら・・・!!
次回に続く・・・
まとめ
隣に立っていた人が、死んだと思っていた人であったら、気を失ってしまうのも無理はありませんよね。
アバンも感動の再会なのに、さらっと話しかける辺り、少し照れくささを感じていたのかも知れません。
地上では、みんなが無事で帰ってきた事で祝賀ムードですが、それもダイが負けてしまったらおしまいです。
彼らは、上空で闘っているダイを信じるしかありません。
そして、己を捨てたダイに続き、バーンも自分を捨てたようです。
"鬼眼の力"を解放したバーンは、もはや原型をとどめていない程に変化していました。
見るからに強そうなバーン。まさにゲームで言う所の、最終形態です。
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