漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第274話 『銀髪鬼ヒム!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
主であるハドラーが死ねが生きている事が出来ないはずのヒムですが、何故か復活する事が出来たと言います。
そんなヒムに対し、ハドラーを侮辱しながら魔物が彼の頭部を殴りつけました。
自分の事はともかく、ハドラーを侮辱された事に激怒したヒムの頭部から、まるでハドラーの様な銀髪が出現しました。
そして、一瞬にして魔物たちを蹴散らしたヒムから放たれたのは、闘気でした。
彼の身体にハドラーの生命が宿り、奇跡の復活を遂げたのです。
ヒムがこの世に残した未練・・・それはヒュンケルを倒す事です。
彼は、自身の拳に仲間たちの思いを乗せました。
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魔王軍から光の魔法円を守り切った兵士たち
この魔法円さえあれば、上空のバーンパレスに応援を送る事が出来ます
しかし、地上での戦いでみんなボロボロです
応援に行きたくとも、そんな体力は残されていません・・・
しかし!?
生半可な実力の者が応援に行っても、かえって犠牲者が増えるだけだと息巻くチウ
そこで彼は、メンバーを選抜すると言い出しました
いつも間にかリーダー気取りのチウが最初に選んだのは、勿論クロコダインです
次にノブァですが、彼にはロン・ベルクの介護を命じました
そして、あともう一人回復が出来そうなメンバーを探します
すると!?チウの背中に、突き刺さるほど強い意思が・・・
エイミです!
彼女からはヒュンケルの近くで、彼の力になりたいと願う執念を感じます
しかし・・・
チウがふと見ると、取り残されたピクシーたちが怯えていました
そこでチウは、彼らを遊撃隊のメンバーとして迎え入れる事にします
バーンパレスから無事に帰ってこれたら、お前たちのバッジを作ってやるぞと!
バーンパレスへと飛び立つ3人を見送るエイミは、ヒュンケルの事が心配でなりません
しかし、今はメルルの治療をやめる訳にはいきません
彼女には、祈る事しか出来ないのです
一方、ヒムと死闘を繰り広げるヒュンケルは・・・
闘気を扱えるようになったヒムの動きは、ヒュンケルが全く反応できないほど素早くなっていました
そして、その破壊力も尋常ではありません!
当のヒムも、自身の吹き上げる怒りがそのまま力になるかのような感覚に、感動すら覚えているようです
魔界の魔物たちを相手に闘気を消耗していたヒュンケルにはもはや、ヒムの燃えたぎる闘気に太刀打ちできる術はありません
彼の全身から、感覚が無くなっていきます・・・
一方、バーンパレス内部でアバンの帰りを待つダイたち
ポップは覚えたての回復呪文を使い、ダイを回復させています
そんな彼をマァムは、自分の出番がどんどん無くなっていくと、尊敬の眼差しで見つめていました
「いつでもかかってきやがれ魔王軍っ!!」
ポップの叫び声が響きます
しかし敵の姿はなく、それがかえって不気味さを醸し出しています
敵の本拠地の中で、急激に敵の出現率が減るという事は・・・
それは、絶対的に信頼のおける者を守りにつかせているという事です
ポップの嫌な予感が的中します
薄れゆく意識の中、ヒュンケルに語り掛ける声が聞こえてきました
それはアバンの声でした
潜在意識の中でアバンは、ヒュンケルが教えを守っていないと言います
力の全てを出し切っての敗北であれば、なんら恥じる事はない
しかし今のヒュンケルには、まだやれる事が残っているはずだと
最後の最後まで己の力を出し尽くして戦い抜く・・・それが真の戦士です!!
不屈の闘志で立ち上がったヒュンケル!
彼を永遠のライバルと呼ぶヒムも嬉しそうです
こうして、二人の死闘が再び始まります!!
次回に続く・・・
まとめ
登場当初は単なるギャグキャラであったチウも、ここ最近は遊撃隊を命がけで守るなど目覚ましい成長が見られました。
そして今回も、居場所がなくなり困惑しているピクシーたちを遊撃隊に招き入れ安心させるという、器の大きさを見せてくれました。
戦闘力ではクロコダインの足元にも及ばない彼ですが、部下を引っ張っていく上司としては頭角を現してきたと思います。
バーンパレスでの活躍に期待しましょう。
そして、ハドラーの生命が宿ったヒムは、桁違いの素早さと破壊力でヒュンケルを追い詰めました。
オリハルコンと闘気の組み合わせは、予想以上に強力のようです。
アバンの声で立ち上がたったヒュンケルですが、果たして打つ手はあるのでしょうか?
また、ダイたちの前にミストバーンが現れました。
はじめての、ダイとの直接対決が繰り広げられるのでしょうか!?
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