漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第222話 『30時間の挑戦』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
大破邪呪文が収められているとされる、破邪の洞窟。
各階で一つずつ呪文の契約ができ、地下へ行けば行くほど群棲するモンスターが強力になっていくというその洞窟に、レオナは向かう事になります。
"カールの法衣"に着替え準備を整えたレオナとフローラに加え、感知能力を持つメルルと、ボディーガードとしてマァムが付いていく事になりました。
レオナが大魔王と戦う事に大反対のダイでしたが、彼女を信じて納得し、彼自身も残された時間で特訓に向かいます。
そして、ノヴァやチウも最終準備に向かう中、旅立ちの準備をする女性たちを鍵穴から覗き見するポップ。
部屋の中では、フローラに言われマァムが握りしめる"アバンのしるし"が赤く輝き出しました。
フローラは、赤色は"慈愛"という、マァムの心の色を示していると言いました。
どうやらアバンは、世界を救うにふさわしい魂の持ち主に、しるしを与えてきたようです。
それを聞いて自分の色が気になったポップでしたが、彼のしるしは輝きませんでした。
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"アバンのしるし"が光らない事に焦る、ポップ
しかし、いくら強く握っても、彼のしるしは光ってはくれません
苛立ちながらブンブンと腕を振るポップに、部屋の中にいたマァムはその気配を感じ取ります
「・・・誰っ!!?」
不信に思ったマァムが扉を開けますが・・・
すでにポップは、その場から姿を消していました
しるしが光らなければ、自分が足を引っ張ってしまう事になる・・・
するとポップは、アバンの最後の言葉を思い出しました
「いつか、あなたにも必ずわかる日がきます・・・だから、その時のためにこれをあずけておきましょう・・・」
ダイとポップは、まだ修行の途中でしるしを授かりました
マァムやヒュンケルのように、卒業を認めてもらった訳ではありません
しかし、ポップも自分なりに生命をかけて戦ってきました
・・・まだ時間はある!絶対に光らせ方を見つけてやる!!
不安をにじませながらも、そう決意するポップでした
一方、破邪の洞窟の入り口に立つレオナたち
丁度10時間もつという松明を持つフローラは、この松明が1本消えたら地上に戻り始めなくてはならないと言います
残りは30時間・・・往復で20時間と、戦いに向けての回復や準備だけでも10時間は必要だからです
フローラが持つ古文書は、大昔に破邪の洞窟に入った賢者が残した物です
地図にもなる古文書とメルルの能力があれば、モンスターにさえ気を付ければ短時間で行けるはずです
底の方から、とてつもない数の邪気を感じると言うメルル
そんな彼女は、動きにくいからといって大胆な恰好をするマァムに顔を赤らめます
地下一階に足を踏み入れた彼女たちを待ち構えていたのは、スライムの軍団でした!
1匹1匹は弱いとはいえ、これだけの数が相手では時間を取られてしまいます
すると!?
なんとフローラは、鞭を取り出しスライムの軍団を一蹴してしまいました!
「・・・さすが女王様・・・」
マァムも思わず呟きます
一方、ダイの様子を見に来ていたポップ
ノヴァと特訓しているダイもまた、アバンから正式に卒業を言い渡されていません
しかし・・・!?
ダイの胸元は光輝いています・・・
自分だけがしるしを光らせる事が出来ないと、追い詰められてしまったポップ!
はっ・・・早く!なんとかしなきゃ・・・!!
焦るポップは、どこかへと走り去っていきました!
次回に続く・・・
まとめ
しるしを光らせる事が出来ないポップは、確かにアバンから正式に卒業を言い渡されていません。
しかし、同じ様に卒業していなく、更にポップよりも修行期間が短かったダイのしるしは、輝いていました。
今まで誰もが、ポップの事をアバンの使徒であると認めていましたが、本当に彼は、未だアバンに認められていないのでしょうか?
だとしたら、一体どの様にしたら認めてもらえるのでしょうか?
このままでは、ポップが自暴自棄になってしまいそうです。
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