漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第217話 『処刑宣告の罠!!!』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ダイが目覚めると、目の前にはマザードラゴンの姿がありました。
自分が死んで、次の竜の騎士に紋章が受け継がれるはずですが・・・なんとマザードラゴンは、ダイが最後の竜の騎士であると言います。
それは、神をも超える力を持つ大魔王バーンに、竜の騎士の力では対抗する事が出来ないと判断したからです。
しかし、ここでバランが現れ、普通の竜の騎士にはない力を持ったダイこそ、神が与えた再度の希望であると言い、彼にもう一度チャンスを与えるよう願い出ました。
その願い出を了承したマザードラゴンは、ダイに自身の最後のエネルギーを与え、彼を蘇らせます。
そしてダイは、無事にレオナたちの元に戻る事が出来ました。
しかし喜びも束の間、フローラの元に魔王軍から、ヒュンケルとクロコダインの処刑を実行するという伝令が入ります。
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ロモス城では、魔族の鏡を使った通信呪文によって、ヒュンケルとクロコダインの処刑が伝えられていました
日時は明後日の正午、場所はカール王国北部の山脈地帯・・・
同じ頃、ベンガーナ王の元にも魔王軍からの伝令が・・・
しかし、うろたえる部下とは対照的に、ベンガーナ王はどっしり構えています
ダイに賭けたという彼は、最後の瞬間まで勝利を疑わない事で、代々の財産を更に大きくしてきたと言います
一方、バーンパレスに囚われの身となったヒュンケルとクロコダイン
クロコダインは、こんな無様な目に遭うのであれば、もっとヤワな身体に生まれたかったと悔しさをにじませています
どうせ大魔王は、自分たちを囮にするつもりです
仲間たちに迷惑をかけるぐらいなら、死んだ方がマシだと呟く二人ですが・・・
ふと、ヒュンケルの脳裏に、必死に訴えかけるエイミの姿が浮かびました
そんな二人の前に、ミストバーンが姿を現しました
処刑の日時が決まったという彼ですが、二人ほどの戦士を失うのは惜しいようです
そして、その実力をかっているヒュンケルに対しては、なんと!?再び配下に入るよう誘いをかけてきました
「ムダだと言ってやれ!ヒュンケル!!」
ヒュンケルがそんな誘いに乗る訳がないと、怒りを露わにするクロコダインでしたが・・・!?
「時間が欲しい・・・考えさせてくれ」
なんと彼は、あろう事か魔王軍に戻る意思を覗かせました
ヒュンケルのまさかの返答に、彼を心底尊敬できる親友だと思っていたクロコダインは、まさかこんな土壇場で裏切られるとは思っていなかったと冷静ではいられません!
しかし、どうやらヒュンケルには、何か考えがあるようです・・・
彼は、生まれてはじめて、生へのチャンスにしがみついてみたくなったと言います
一方、強大な大魔王バーンの魔力によって、抹殺される夢を見ていたダイ
冷や汗でびっしょりになった彼が目覚めると、そこは見覚えのない部屋のベッドの上でした
ダイが建物の中を散策していると、扉の向こうから仲間たちの声が聞こえてきました
どうやら彼らは、ヒュンケルとクロコダイン救出の作戦会議を開いていたようです
勇者の名の下に、もう一度全軍の結束を高めないと・・・
全てはダイにかかっていると言わんばかりの、フローラ
そして、ダイが目覚めたら、みんなの前で号令をかけてもらおうと言うレオナ
ポップも、その意見に大賛成です
「ダイさんは、みんなの希望の勇者ですもの!!」
みんな揃ってまだ自分を戦わせようとしている事実に、ダイの身体は恐怖で震えてしまっています
そして彼は、その場から逃げ出してしまいました!
森では、チウがゴメちゃんに、獣王遊撃隊のメンバーを紹介していました
小粒な隊員が多すぎる所に少し問題があるとはいえ、いつの間にか遊撃隊は、隊員が10号まで増加していたのです!
そんなやり取りをしていると、森の中を誰かが駆け抜けていきました
ゴメちゃんはそれがダイだと言いますが・・・こんな夜更けに勇者が夜逃げなどする訳がないと、チウは全く信用していません
しかし、ゴメちゃんの予想通り、森を駆け抜けていったのはダイでした!
すっかり自信を無くしてしまった彼は、立ち直る事が出来るのでしょうか・・・!?
次回に続く・・・
まとめ
囚われの身となった二人の前に現れたミストバーンは、なんとヒュンケルに魔王軍に戻ってくるよう誘いをかけてきました。
以前なら、有無を言わずに死を選んでいたはずのヒュンケルですが、生への執着を見せます。
これはおそらく、エイミの切なる訴えの結果だと思います。
しかし、ヒュンケルが簡単に寝返るはずはないので、彼がどの様にミストバーンを欺くのかが気になります。
そして、大魔王バーンの恐ろしさを肌で感じ、すっかり自信を無くしてしまったダイ。
誰にでも立ち向かう勇気という、勇者の武器を失ってしまった彼は、果たしてその武器を取り戻す事が出来るのでしょうか・・・!?
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