漫画版ドラゴンクエスト ダイの大冒険の第216話 『最後の希望』ネタバレ、ストーリー振り返り感想記事です。
※漫画版ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方は注意。
前回のあらすじ
ポップたちが漂流していた間に、魔王軍は全世界に無差別爆撃を行っていました。
彼らが生きていた事に希望を抱くレオナですが、大魔王の恐ろしさを肌で感じ、更にマザードラゴンを見てしまったポップたちは諦めムードです。
そんな中、アバンを知るカール王国女王であるフローラは、アバンの使徒であればそんな弱音を吐いてはならないと言います。
アバンの昔話に感化されたポップたちは、再度戦う闘志に火が付きました。
そうしている内に、リンガイア爆撃の報告が飛び込んできます。
一方、大魔王バーンは、何事もなく物事が進んでいる事に対し、退屈さを感じていました。
しかし、キルバーンの占いでは、何度やっても不吉なカードが出るようです。
まだ不安要素があるという事に、不敵な笑みを浮かべるバーンには、何か秘策があるみたいです。
ここから本文
空中で輝きを放ちながら佇む、マザードラゴン
それは今、一人の竜の騎士が生涯を終えようとしている事を意味しています
白いもやの中、意識を取り戻したダイ
すると彼の前に、マザードラゴンが姿を現しました
マザードラゴンの伝説を知っていたダイは、ようやく自分が死んでしまった事に気が付きます
伝説通り、ダイの紋章が新しい竜の騎士に受け継がれる・・・
しかし、今回は違うようです
なんとマザードラゴンは、ダイが最後の竜の騎士であると言います
世界のバランスを崩す者を倒すために生み出された竜の騎士ですが、長い歴史の間に強大となった悪しき者の力に及ばなくなってしまいました
今、世界を接見している大魔王バーンに至っては、明らかに神の力を上回る力を持っています
マザードラゴンの話に、膝をつき項垂れるダイ
マザードラゴンは、ダイの魂と共に天に帰ろうとしますが・・・
ここで違和感を感じます
なんとダイには、二つの魂が存在すると言うのです!?
そして、その魂とは・・・バランの魂でした!
バランは自分が真の竜の騎士であり、マザードラゴンが察知したのは自身の死であったと言います
そして、ダイの生命は完全に尽きていないと・・・
ダイに今一度チャンスを与えてやって欲しいと願うバランに対し、マザードラゴンはそんな事をしても再び地獄の苦しみを与えるだけだと抵抗を示します
しかしバランは、人の子として生まれてきたダイの可能性を訴えます
ダイこそ、竜の騎士の限界を悟った神が与えてくれた、最期の希望であると!!
バランの願い出を承諾したマザードラゴン
消えゆくバランは、これからの竜の騎士の歴史はお前が作っていくのだと言います
そのためには、必ず大魔王バーンを倒せ!お前になら出来ると・・・!!
宙に浮くマザードラゴンの身体が眩く輝くと、中から光に包まれたダイが姿を現します
そして彼の身体は、竜の像の前に降りてきました
ダイが生きている事を確認したテラン王は、急いで彼をフローラの元まで送るよう指示します
ダイを目にしたレオナは、ボロボロと涙を流して喜んでいます
死んでしまったと思われていた、ダイが生きていたのです!これほど嬉しい事はありません!!
朗報を聞いたフローラは、その事実を心から喜びます
しかし・・・彼女には、とても悪い知らせが入っていました
先ほど、全世界の国々に呪法による通告があったようです
それは世界破滅を祝して、裏切者の軍団長であるヒュンケルとクロコダインの処刑を行うという内容でした!!
次回に続く・・・
まとめ
もはや大魔王バーンの力は、竜の騎士を遥かに上回っていると言うマザードラゴン。
確かにその通りかもしれませんが、バランの言う通りダイは奇跡の子です。
人の子として生まれたダイは、額以外に紋章を浮かべる事が出来るなど、今までの竜の騎士の常識では考えられない能力を持っています。
しかし、当のダイには自信がないようですが・・・今後が気になります。
そして、捉えられてしまったヒュンケルとクロコダインが、魔王軍によって処刑されてしまう事が判明しました。
そう簡単に殺されてしまう訳がない二人ですが、バーンの超魔力の前ではどうする事も出来ません。
果たして彼らは、このまま処刑されてしまうのでしょうか・・・!?
記事一覧、サイトマップへはコチラから→